【本日のお題】
このへんで白黒ハッキリつけようじゃないか。 d( ̄∀ ̄*)ニヤ
・・・冗談ですw
絶賛ハマリ中の『鍵泥棒のメソッド』…【白版】【黒版】何度観ても甲乙つけがたい面白さ。ちょうど他の舞台とスケジュールが重なっていない幸運もあり、第三週~最終週にかけて「観に行こうよー(σ≧▽≦)σ」と周囲の芝居好きな友人知人を勧誘しまくっています。このまま行くと一公演あたりの最多参戦記録(『ロックオペラ・モーツァルト』の11回!)を更新するかもしれません。そういえば、あれも赤(Rouge)&藍(Indigo)の2バージョン公演でしたっけ…2バージョンはお金使っちゃうんですよね…orz
今回はハーフプライスチケットがほとんどとは言え、想定外の投資をしてしまいました。←ちょっと冷静になったw
が!敢えて言おう。反省はしているが後悔はしていない!
だって死ぬ時は「我が人生に一片の悔いなし!」って言おうって決めてるもーん。 ←ダメだコイツ…
第1週 5/11 ●
第2週 5/13 ○ 5/15 ○ 5/17 ●○
第3週 5/20 ● 5/23 ○←今ココ
第4週 Coming soon!
☆★ ☆★
どっちも好きだけど「結局は好みの問題ですよねw」
というわけで、私のこれまでの両バージョン・メインキャスト3人に対する印象をまとめてみました!
【黒版】
コンドウ:怜悧で実直。好青年で頼れるお兄さん。とにかく隙がない。カッコイイ!
桜井:その可愛さ、モフりたい!ザ・天然。でも「ここぞの所」では男の意地をチラ見せ?がイイ!
香苗:誰からも愛されるしっかり者の妹キャラ。時々ボケてるところがたまらなく可愛い!
【白版】
コンドウ:これぞ「究極のギャップ萌え」!迷子のわんこ/ワイルドな狼、の二面性が最大の魅力v
桜井:常に行き当たりばったりでイライラ感MAXなのに、憎めない!…ある意味、最強?!
香苗:「キレイなお姉さんは好きですか?」「ハイ!」美しく、繊細な空気感が素敵な大人の女性。
特にコンドウのキャラクターはとても魅力的です…でも受ける印象はまるっきり別人!笑い方も「フッ」と「ニヤッ」くらい違いますw【黒】のコンドウは最後の車中会話シーン(「今時女で死ぬ奴がいるなんて…!」の台詞)で初めて屈託なくアハハッと笑うところが、それまでのお芝居で見せていなかった顔で、やたら爽やかでカッコ良いんですよね。
一方【白】のコンドウは、迷子のわんこ状態に母性本能を刺激されるものの、やはり真骨頂としては「覚醒後」のシニカルで「アニキ!」とでも呼びかけたくなるような野性味あふれる雰囲気に一票。
不思議なことに、映画も(初見の後に)見ましたが、香川さんの演じたコンドウのイメージには全く影響されないほど、舞台版のお二人の個性が際立っているように思います。そして、コンドウを中心とした「トリオ」として見た時、桜井や香苗のキャスティングが【白】【黒】入れ替わってたら、「何かしっくりこないなあ…」になっていたことも、間違いないと思います。
端的にわかるのが、あるシーンの舞台での立ち位置。終盤に水元公園から逃げ出した3人が空き部屋に転がり込む場面で「…俺が何とかしよう」ここが、【白】と【黒】で違いました。【白】のコンドウが下手の舞台へり近くに立って、奥にいる香苗と桜井を振り返って台詞を投げかける一方で、【黒】では引き気味の位置で立っているコンドウが左右の香苗と桜井を交互に見て言葉を発していたような。このトライアングルの立ち位置は、何故かこの主演3人の「精神的な位置関係」を象徴しているように思えたものです。(下図参照:ひょっとしたら演出変わっているかもしれませんし、記憶違いかもしれません。その場合はご容赦を!)照明効果とも相まって、一枚の象徴的な絵とも思えるシーンでした。
***【白版】****************
◇香苗 ◇桜井
┃
┃ドア
◇コンドウ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄舞台
***【黒版】****************
◆コンドウ
┃
┃ドア
◇桜井 ◇香苗
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄舞台
細かいチェックはともかく!何度見ても全力で笑える!全力でウルっとできる!全力で胸キュンする!これは本当に稀有なこと!全力のお芝居を全力で観る楽しさがあり、そして観るたびに登場人物全員への愛着度合いも上昇~! ↑↑↑ 終演後は「みんな大好きだーっ!w」と叫びたいほど元気をもらって癒されております。
以前「そんなに通うって、誰か好きな俳優さんでもいるんですか?」と同僚に聞かれ「えっ?!」と一瞬返事に困ったことがありました。「そんなこと、考えたこともなかった…!」(苦笑) ←同僚の呆れ顔が記憶に新しいw
もちろん各公演ごとにお気に入りの≪役≫は必ずあります!『ヒトミ』では、やはりヒトミちゃん(実川さん)、『あなたが~』だったら天野先生(筒井さん)に泣いて日高先生(客演の大家さん)にウットリし、今回は…ぶっちゃけ多過ぎてwもう今更書かなくても分かりますよねー、アハハハハハハハw(^_^; といった具合です。これから何作品も観ていく中で、入れ代わり立ち代わり、それぞれの俳優さんや女優さんが「違う役」で「今まで私が知らなかった個性や魅力」を見せてくれるのが、何より楽しみです。
そもそも私は「生キャラメル(←美味しそうな響きw)」に出会って僅か3カ月!初心者です!(爆)―――「誰かのファン」などとエラソウに言えるほど、ナマの舞台や個々の役者さんのお芝居を観ていません。最初のきっかけこそ過去公演のキャスト(=上川隆也さん)だったものの、DVDではなく実際に2014年の上演作品を観に劇場に足を運んでからは、リアルタイムで息づくそれぞれの作品の世界観やストーリーが大好き!になり、「この役をしている誰それの演技/声がいいなーv」「このシーンのお芝居がグッと来ちゃうv」など、「個」への愛よりも「まるごと推し」ひっくるめて全部好き!に近いものがあります。個人的な印象では、劇場に観に来られているお客さんは結構こういう「CBが好き」という劇団愛vの方が多いように思うのですが、いかがでしょうか…?
☆★ ☆★
私にとって「キャラメルボックス」はひょっとしたら、心にそんなホッコリした温かみをくれる大事な存在になりつつある…のかもしれません。
※23日(金)夜に会社の友人を誘って【白版】を観てきましたが、その感想は後ほど!