今や誰も信じてくれない、私のトゥルース=「最初は2回しかチケット取ってなかったんですが!」(爆)こうなったら行ける回は全部行ってやる、と妙な決意をいたしまして、前半戦は平日昼以外、ほぼ全部観た庵主です。
仕事を片付け睡眠時間を削り、休暇前なのに全てがサンシャイン劇場を中心に回っている生活が2週間……はい、誰かどう言おうと「アンタおかしいw」です。こうなると『鍵メソ』の比ではありません。 ←いや、あれはあれで見比べるという別の楽しみがあったわけですが…(^^;
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8月6日(水)もともと行く予定だった夜公演。この日は上手のとても近い席にいまして、まさに舞台上の息遣いまでもが生々しく伝わってくる距離感です。冒頭のBGMが響く中、闇から弦次郎の姿が蒼い光の中に浮かび上がった瞬間に動悸が速くなってきたのですが、続く襲撃シーン、大音量で「TRUTH」がかかった瞬間 ―――
(ぞわああああ!!!)
文字通り鳥肌が立ちました。初日に感じた「これがナマの『TRUTH』か!」という興奮にも似ていましたが、もっと胸の奥深くから突然湧き上がってきた感動でした。あれから10日余り、今や私の五感に心地よいほどしっくりと馴染んだ「2014年の弦次郎たち」が滾らせる生のエネルギー、熱気が至近距離で炸裂した!としか言いようがありません。
これこそが、今の私の『TRUTH』だ!
心の底から「2014年の再再演に立ち会えてよかったぁ~!!!」状態でウルウル。ラスト見えてきたから感傷的になっちゃってるんでしょうか。そんなこんなで序盤から既に涙目、中盤の告白シーンで1回ボロ泣きする、ラストでまた涙涙…こんなに泣くなんて、感情移入しすぎでしょう自分w それ以上にひとりひとりのキャラクターが愛おし過ぎて、ひとつひとつの言葉のやり取りに「くうっ」と胸が締め付けられてしまうのですよ。
しかも!今回のカテコでは珍しく大内さんがメインの挨拶をなさってて、これまた嬉しくて泣き笑いしていました(^^;「お手元に『アンケート』と書かれたアンケートがありまして…」とか「誰が届けたか分からないハガキがそっ…とですねえ…(皆が「郵便配達だよ!」と総ツッコミw)」とか…もちろん扮装は鏡吾のままなので「あんなにビジュアルはカッコイイのに…」と悶絶。そしてあのとてもセクシーな良い声で面白いこと言われると、ホントにおかしいw
☆
東京公演観劇は8日(金)がマイラストになります。(※大阪大楽は行きますw)こちらのブログもしばらく更新できなさそうなので、その前に考えたことや感じたことだけ急ぎ書き留めています。舞台はナマモノ、とよく書いておりますが、それを観た自分の心の動きもまたナマモノ。鮮度は大切にしたいと思っております。
≪夏ツアー参戦記録≫
7月・・・26日:T 29日:T 30日:涙 31日:T
8月・・・1日:T 2日:涙&T 3日:涙 5日:T 6日:T 7日:涙 8日:T←今ココ
各キャストの醸し出す雰囲気やお芝居がすっかり馴染んだ、と書きました。そりゃこれだけ何回も観たら…かもしれません。
でも私だって「ダメな時は何度観ようが最後までダメ!」ですから!(笑) ←これまでのいろんな舞台で数知れず遭遇。
ざっと上田藩士6名を「年長組(弦次郎・英之助・鏡吾)」「年少組(隼助・虎太郎・三郎太)」に分けていますが、やはり今回は年長組トリオを観ていての気持ちの変化や、役への染まり方の深化が、自分の中では凄く大きいです。
年長組はビジュアルが「わんこ組」!
柴(=弦次郎)ラブラドール(=英之助)ドーベルマン(=鏡吾)。 ←こらw
※ちなみに『鍵メソ』黒版でも「シェパード(=コンドウ)、柴(=桜井)、スピッツ(=香苗)」なんて思ってましたので、畑中さんが柴犬的な可愛らしさというのは自分の中での鉄板イメージのようです。(すみません!)
あの耳がピン!尻尾がクルン!とした凛々しい感じも、なんとなく…似てませんか? ←やめなさいw
☆
≪各登場人物への感想 その1≫
★野村弦次郎
岡田さんの初代は勿論!私の中の「レジェンド」です。これは永久不変です!でも一方で最初から畑中さんが演じている弦次郎は、畑中さんだけの弦次郎であって、他の誰でもありませんでした。メイン3人の中では初日に「再演キャストのイメージが脳裏に全く浮かんでこなかった」唯一の存在でもあります。それが回を重ねるごとに磨かれて、深まって、強くなっていくのを見守るのは(厳しく過酷な物語であっても)「芝居を観る楽しさ」を改めて教えてもらったようでした。
CB歴の長い友人と一緒に観た時に、彼女も口にした感想が「畑中さんの弦次郎は、日向の匂いがするね」私と同じ!!いやはや驚きました。日向の匂いって、土や草や水の匂いだったり、時に雨や風の匂いだったり、すごく「自然」に近いニュアンスなんですが…彼の中を流れる血には故郷上田の自然や素朴な風土が全部溶け込んでいて、その最たるものが暖かな日向の匂いなんじゃないかと思います。それに、あの弦次郎を見ていると後ろ暗さがひとつもない、真っ直ぐさや誠実さ、何より「他者への愛」をすごく感じるんですよね。序盤に見せる屈託のない明るさも、さりげなく年少組を気遣う優しさも、あたたかな陽光に似ています。
劇中で繰り返される「帰ってきます」「待っていてください」の相関関係も、英之助や美緒や初音との関わりが深く描かれるほどに「言葉のもつ意味」が重くなります。そして聴力を失い、職を失い、想い人を諦めることになっても、決して他人に負の感情や暗い表情を見せない弦次郎の笑顔が、時に「笑っているのに泣いている」「笑っているのに(他人の幸せを願って)真剣に怒っている」ように見えて、胸がキリリと痛くなります。それに、逃避行の間の笑顔は内面の苦しみを押し隠して「美緒を安心させるために努めて明るく振る舞っている」どれだけ裏切られ心身ともに傷ついても、人を信じるという強さを見せてくれる弦次郎の姿。何とも切ないです。
声がまた、いいんですよね。高すぎず、低すぎず、中音域の若々しい、すごく心地よい声。それが無実を訴える血を吐くような叫びになると「もうこれ以上苦しんでほしくない!」とどうしても泣けてきてしまって。そして今回、畑中さんが演じることで「舞台全体のムードメーカー」としての弦次郎の存在感は相当大きく変わったと感じました。常々「モフりたいw」とか「可愛いv」とか言ってますが、これはホントに!リスペクトを込めて!書いております。
★柴田英之助
初日に感じたぎこちなさが3回目辺りからすっかりなくなって、そこに「いる」だけでスッとこっちの感覚を預けて安心してしまうような包容力を感じる大きなキャラに変化。大らかでちょっと不器用だけど?ふわっとあったかくて……そう!これって最初に配役を聞いた時に真っ先にイメージした三浦さんの英之助じゃないか!やっぱりそうだよね、と嬉しくなってしまいました。大内さんの英之助は、弦次郎と並ぶと「ライバル意識」や「無意識の競り合い」といった鋭い部分を時に「ギラッ」と見せていたのが印象的でした。でも、今回の英之助はそういう危なっかしい部分が出ることはなくて、むしろワイワイガヤガヤ始終騒がしい6名の中で、ブレずに独特の落ち着いた存在になっています。う~ん…何だか皆の「お父さん」みたいな。
お父さんと言えば!回想シーンでの弦次郎との稽古シーンでこんなやり取りがあります。
弦次郎「お前に勝とうと思ったら刀を二本持たないと無理だ!(後略)」
英之助「さすがお前は頭が良いな。そういうところがオレとは天と地の差だ」
弦次郎「でも力はお前の方が強いじゃないか」
英之助「しかしお前のほうが手先が器用だ」
弦次郎「でもお前の方が薪割りが上手いぞ」
英之助「しかしお前の方が裁縫は得意だ」
弦次郎「でもお前の方が釣りが上手い」
英之助「だがお前の作った煮込みは旨い!」←爆笑
(間)
弦次郎「……何だか、オレはおなごのようだな」(ちょっと憮然) ←場内再度爆笑!
英之助「いい嫁になるぞ!!」(全力で笑顔w)
これが~~~!!!このやりとりが~~~~~!!!毎回ツボなんです!
私が「あの弦次郎、嫁に欲しいw」と思うのもお分かりいただけるかと…w
もうね、英之助はどう考えてもお父さんだから、この際弦次郎はお母さんで良いよ、みたいな。で、ちょっと悪くてマイペースな兄(鏡吾)と個性的な弟3人ってことで!w
話がズレました。でも、三浦さんの英之助は「気は優しくて力持ち♪」そのまんまです。年少組に慕われる姿も凄く「わかる!」弦次郎の才気走った部分を認めて、一方で心配しつつ「何かあったらオレも一緒に受け止めてやる!」とドーンと構えてくれている(横溝の斬り役を最後は自分で引き受けようとしていたり…)その器の大きさ。言葉よりも観て感じることの方が遥かにたくさんある役だと改めて思いました。
演じる役から受けるイメージというのは役者さんの体躯や容貌、声に大きく左右されますが、今回の英之助はこれまでとは全く違ったアプローチで私の中に入ってきて、ストン!とそのまま落ち着きました。弦次郎を嫁に欲しい!と思う私ですが、英之助は是非「お父さん」に欲しいです!(^^)
★五味隼助
6人の中では専ら弄られ役ですが「ひたすら一生懸命」で「誠心誠意」!!健気さではおそらくナンバーワン!今回の左東さん版の隼助も全く違和感を感じずに初日からググッと入り込めました。いや、隼助に関しては「もともとこの人の役だったんじゃないか?」と思うほどに、私の中ではバチッ!とイメージが爽快なほどにハマりました。
隼助って、キャラクターの相関関係では「弄られ役」なだけあって、6人の中でも年少組でもおそらく「RPG的最弱スペック」なんじゃないかと思います。身分も低く、剣もイマイチ、体力もない、鉄砲には目がないけれど腕もイマイチ?!しかも、自分の改造した銃で弦次郎を傷つけ彼の未来を奪ってしまうことになった…どこまでも自分を責め続ける姿が見ていて可哀想になってきてしまう(苦笑)彼なのに、観る度に「この人、ある意味最強だよな…」と思いました。それは「人を信じ抜く力」!信念じゃない、思い込みだ、と言われればそれまでですが、何を言われても隼助が最初から最後まで弦次郎という人間の本質を信じ抜くあの「心の強さ」は、左東さんのピュアなまでに率直なお芝居やどこか浮世離れした(笑)存在感とも相まって、毎回どこか羨ましいような、まぶしい思いで見守っていました。
鏡吾や三郎太などには散々な言われようで、挙句に弦次郎を庇って二度も鏡吾に斬られたり(痛々しすぎる!)…不器用なのに、いざという時に(弱いけど)絶対に退かない、逃げない、疑わない…左東さんのかつて演じた「立川迅助」をちょっと思い出しました。そして(RPGの)『勇者』だって最初は凄く弱くて、スライムにだってやられちゃうけど、ひょっとしたら隼助みたいな心の強さこそが『勇者』の一番大事な条件なんじゃないかな…『TRUTH』は年長組の3人みたいにハイスペックな戦士タイプが目立つけど、実はこの物語の『勇者』ポジションは彼かもしれない、とまで思ったものです。
実は初日を観終わった後に、左東さんの隼助についてはこんな物語がふっと浮かびました。戦が終わって明治の世になったら、隼助は鉄砲ではなく西洋医学を学ぶようになるかも…そしていつか自分が弦次郎の耳を治したい!なんて思ったりしてないかな…と。そんな「未来予想図」が似合うのも、勇者ならではかもしれませんね。(笑)
★池波三郎太
すみません、この方は他のキャラとは全く違った意味で「前回までの面影が一切ないッッ!!」(爆)個人的にはよく見ていた再演DVD(演じたのは畑中さん)の印象が強いので、ホントに三郎太というのは「年少組の中でもさらに弟キャラ、育ちの良さから来る世間知らずで気の強いボンボン」だと思っていたのです。あの時の畑中さんがまるで七五三参りの男の子みたいな(再爆)扮装だったのもありますが…今回は真逆のビジュアルです。
前にも書きましたが、今回の三郎太はガチで「武闘派」!彼が鏡吾に一目置いていたのも彼の強さゆえかと思うほどです。道場の席次云々ではなくて、居るだけで「こいつヤバイw」といったリーサル・ウェポン的な、いやむしろ脳味噌まで全部筋肉で出来ていそうな、危険な匂い!例えば、畑中三郎太だと鏡吾に問い詰められるシーンでの台詞「道場で居残り稽古とか、酒を飲みに行ったりとか…」=「子どもは早く帰って寝なさい!www」そして「横溝さまを斬るつもりで付け回してた」=「お前、自分の実力考えろwww」だったのですが…小多田さん版だと「飲んだ勢いで本気で斬ってきそう…(震え声」とにもかくにも、斬新過ぎる「2014年版三郎太」これはひとえに演じる小多田さんの素晴らしい身体能力と個性があってのメタモルフォーゼでしょう!
そもそも初音の弟なのでキャラ的にすごく美味しいポジションだと思うんですよ。皆も弄り甲斐があると思います。でも今回の三郎太は完全にそういった「弟」の部分が消えていて、手加減を知らない「未熟で危なっかしい」部分が、可愛い方にではなく凶暴な方に転がってしまったと言いましょうか。最初の登場~殺陣からして鮮烈でしたからね。いつも、あの冒頭の殺陣でセンター奥から思い切りの良い高い跳躍とともに弦次郎に斬りかかるシーンが大好きでした。一歩間違うと舞台に落ちてしまうのではないか、というほどに勢いよく「ダンッ!」と着地して、さっと姿勢を変えて弦次郎と対峙するスピード感も目の前で観ると本当に迫力満点。鏡吾と入れ替わりながら刀を振るうシーンだと、さらに凄みが!
そんな小多田さんの三郎太で印象に残っている表情は、弦次郎の行方を追おうとして、その行く手を阻んだ帆平師匠に刀を向ける場面です。向かいあった一瞬、三郎太の顔に「自分の勝てない相手だ」という竦みがさっとよぎるのですが、刀を向けてしまった以上、引くに引けず、そのまま突っ込んでいく→師匠にさっと躱されて逆に喉元に刃を突きつけられる…あの一連の芝居が迫真で、その次の鏡吾のアクション(帆平に向かって一旦は「不知火」を構えるものの、スッと刀を引くことができた鏡吾の方が、敵を知るという意味で上手なのだ…という対比)とも相まって、毎回心に刻まれる殺陣の表情でした。
一方で超のつく「武闘派」なのに、初音に向かって「姉上」と呼びかけるときの顔つきだけはとても優しくて、そこが唯一?三郎太がやわらかい笑顔を見せる場面でもあるので、見る側もほわっとします(^^)英之助の訃報を聞いてやってきた姉に向ける眼差しも、心配や労りに満ちていて、そんな二面性も好きですね。
★吉川虎太郎
意外かもしれませんが、虎太郎とふじの夫婦の描き方が「2014年という時代」を端的に表している、まさしく再再演を象徴するような「イマドキ感」で、私はこのカップルに毎回心癒されておりました。脚本を読んでも登場人物の年齢がハッキリ書かれているわけではありませんが、お互いに向ける言葉遣いや敬称の有無で察するに、虎太郎が6人の中の最年少だと思います。これまた2005年の筒井さんがコメディ担当としても見事にハマリ役でしたが、再再演での鍛治本さんが演じる虎太郎から受ける印象は「優しさ」!これまで「気の強い年上妻の尻に敷かれる夫」としてややステレオタイプに描かれてきた虎太郎ですが、ちょっと今回は違うよ!(笑)と『TRUTH』を知る人に触れ回りたくなるような新しい「今の時代の空気を纏った」虎太郎だなあ…とは初見の感想でした。
何が違うか?ここは敢えて毒を吐きますと…昨今巷に溢れる「優しさ」なるものがただ単に「気が弱い」「決断力がない」「深入りしたくない」「責任取りたくない」の言い換えにしか過ぎないケースが多々ある!と思っていますが(爆)鍛治本さんの虎太郎から感じる優しさはそんな安っぽいものじゃない!(笑)全く違うレベルの「心から人を思いやる優しさ」その後ろでちゃんと「自分が大切な人たちを守りたい」という「強さ」に裏打ちされています。妻ふじとのコミカルながらも気遣いや思いやりに満ちたやりとりだけでなく、時に美緒の剣の上達を褒めたり、鏡吾の心情を忖度したり、隼助の行き過ぎた自責の念をたしなめたり…と、弦次郎とは違った形での「人の心を思いやる」優しさに常に満ちている、そんなお芝居だなあと感じていました。
ふじと鏡吾の過去について語るシーンが特に好きです。「自分で自分を笑うことで必死に耐えているのでは」と鏡吾の心中を思いやるふじに「俺もそう思う」と答えて二人が頷くシーン、岡内さんの知性的な演技も相まって「この二人は野次馬が何と言おうと、一番大切なものがちゃんと共有できている素敵な夫婦だ」と心がじんわり暖かくなるような幸福感を感じていました。
男が全部決めて引っ張らなくてはいけないわけではない、女が全部ついて行く必要もない、かといって「男だから、女だから、年上だから、年下だから」という価値観からも自由な二人、そんな今時の空気を縮図にしたような場面で、「いいなあ、こんなカップル♪」と心がじんわり。
英之助が死に弦次郎が逃亡してから、「斬られたのが俺だったらお前はじっとしていられるか!」とふじを怒鳴りつける場面も、「迷い」を浮かべた表情が徐々に「確信」に変わっていくプロセスも、弦次郎に襲い掛かろうとする三郎太を止めようと必死の構えで刀を向けるしぐさも、企みが暴露されてた鏡吾に詰め寄るのではなく「真実を話してください!」と懇願する「優しさ」も、鍛治本さんの元々持ち合せている繊細さとしなやかさが存分に味わえる素敵なお芝居かと。
「男は強くなければ生きていけない。しかし、優しくなければ生きていく資格がない」――そんな言葉がとても似合う、新しい虎太郎。やっぱりダンナさんにするにはこういう男がいいんでしょうね!ふじさん!今なら気持ちがすっごくわかります!(笑)
★吉川ふじ
★池波初音
★池波美緒
★池波帆平
★山岡忠兵衛/月真
★長谷川鏡吾
残念、ここまで書きましたが時間切れです~!
今回の再再演で魅力的に蘇った他の登場人物たち、そして私の最愛キャラ・長谷川鏡吾については、後日改めて想いを巡らせたいと思います!
まもなく日本を離れるため、この後の最終週を見とどけることはできませんが、大阪公演大千秋楽までには再び『TRUTH』の世界に戻ってきます!!!
「絶対に帰ってきます。だから待っていてください!」
を合言葉に、暫しのお別れです。
さて、今からマイラスト@東京!!!(^-^)/ (8月8日夜)
仕事を片付け睡眠時間を削り、休暇前なのに全てがサンシャイン劇場を中心に回っている生活が2週間……はい、誰かどう言おうと「アンタおかしいw」です。こうなると『鍵メソ』の比ではありません。 ←いや、あれはあれで見比べるという別の楽しみがあったわけですが…(^^;
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8月6日(水)もともと行く予定だった夜公演。この日は上手のとても近い席にいまして、まさに舞台上の息遣いまでもが生々しく伝わってくる距離感です。冒頭のBGMが響く中、闇から弦次郎の姿が蒼い光の中に浮かび上がった瞬間に動悸が速くなってきたのですが、続く襲撃シーン、大音量で「TRUTH」がかかった瞬間 ―――
(ぞわああああ!!!)
文字通り鳥肌が立ちました。初日に感じた「これがナマの『TRUTH』か!」という興奮にも似ていましたが、もっと胸の奥深くから突然湧き上がってきた感動でした。あれから10日余り、今や私の五感に心地よいほどしっくりと馴染んだ「2014年の弦次郎たち」が滾らせる生のエネルギー、熱気が至近距離で炸裂した!としか言いようがありません。
これこそが、今の私の『TRUTH』だ!
心の底から「2014年の再再演に立ち会えてよかったぁ~!!!」状態でウルウル。ラスト見えてきたから感傷的になっちゃってるんでしょうか。そんなこんなで序盤から既に涙目、中盤の告白シーンで1回ボロ泣きする、ラストでまた涙涙…こんなに泣くなんて、感情移入しすぎでしょう自分w それ以上にひとりひとりのキャラクターが愛おし過ぎて、ひとつひとつの言葉のやり取りに「くうっ」と胸が締め付けられてしまうのですよ。
しかも!今回のカテコでは珍しく大内さんがメインの挨拶をなさってて、これまた嬉しくて泣き笑いしていました(^^;「お手元に『アンケート』と書かれたアンケートがありまして…」とか「誰が届けたか分からないハガキがそっ…とですねえ…(皆が「郵便配達だよ!」と総ツッコミw)」とか…もちろん扮装は鏡吾のままなので「あんなにビジュアルはカッコイイのに…」と悶絶。そしてあのとてもセクシーな良い声で面白いこと言われると、ホントにおかしいw
☆
東京公演観劇は8日(金)がマイラストになります。(※大阪大楽は行きますw)こちらのブログもしばらく更新できなさそうなので、その前に考えたことや感じたことだけ急ぎ書き留めています。舞台はナマモノ、とよく書いておりますが、それを観た自分の心の動きもまたナマモノ。鮮度は大切にしたいと思っております。
≪夏ツアー参戦記録≫
7月・・・26日:T 29日:T 30日:涙 31日:T
8月・・・1日:T 2日:涙&T 3日:涙 5日:T 6日:T 7日:涙 8日:T←今ココ
各キャストの醸し出す雰囲気やお芝居がすっかり馴染んだ、と書きました。そりゃこれだけ何回も観たら…かもしれません。
でも私だって「ダメな時は何度観ようが最後までダメ!」ですから!(笑) ←これまでのいろんな舞台で数知れず遭遇。
ざっと上田藩士6名を「年長組(弦次郎・英之助・鏡吾)」「年少組(隼助・虎太郎・三郎太)」に分けていますが、やはり今回は年長組トリオを観ていての気持ちの変化や、役への染まり方の深化が、自分の中では凄く大きいです。
年長組はビジュアルが「わんこ組」!
柴(=弦次郎)ラブラドール(=英之助)ドーベルマン(=鏡吾)。 ←こらw
※ちなみに『鍵メソ』黒版でも「シェパード(=コンドウ)、柴(=桜井)、スピッツ(=香苗)」なんて思ってましたので、畑中さんが柴犬的な可愛らしさというのは自分の中での鉄板イメージのようです。(すみません!)
あの耳がピン!尻尾がクルン!とした凛々しい感じも、なんとなく…似てませんか? ←やめなさいw
☆
≪各登場人物への感想 その1≫
★野村弦次郎
岡田さんの初代は勿論!私の中の「レジェンド」です。これは永久不変です!でも一方で最初から畑中さんが演じている弦次郎は、畑中さんだけの弦次郎であって、他の誰でもありませんでした。メイン3人の中では初日に「再演キャストのイメージが脳裏に全く浮かんでこなかった」唯一の存在でもあります。それが回を重ねるごとに磨かれて、深まって、強くなっていくのを見守るのは(厳しく過酷な物語であっても)「芝居を観る楽しさ」を改めて教えてもらったようでした。
CB歴の長い友人と一緒に観た時に、彼女も口にした感想が「畑中さんの弦次郎は、日向の匂いがするね」私と同じ!!いやはや驚きました。日向の匂いって、土や草や水の匂いだったり、時に雨や風の匂いだったり、すごく「自然」に近いニュアンスなんですが…彼の中を流れる血には故郷上田の自然や素朴な風土が全部溶け込んでいて、その最たるものが暖かな日向の匂いなんじゃないかと思います。それに、あの弦次郎を見ていると後ろ暗さがひとつもない、真っ直ぐさや誠実さ、何より「他者への愛」をすごく感じるんですよね。序盤に見せる屈託のない明るさも、さりげなく年少組を気遣う優しさも、あたたかな陽光に似ています。
劇中で繰り返される「帰ってきます」「待っていてください」の相関関係も、英之助や美緒や初音との関わりが深く描かれるほどに「言葉のもつ意味」が重くなります。そして聴力を失い、職を失い、想い人を諦めることになっても、決して他人に負の感情や暗い表情を見せない弦次郎の笑顔が、時に「笑っているのに泣いている」「笑っているのに(他人の幸せを願って)真剣に怒っている」ように見えて、胸がキリリと痛くなります。それに、逃避行の間の笑顔は内面の苦しみを押し隠して「美緒を安心させるために努めて明るく振る舞っている」どれだけ裏切られ心身ともに傷ついても、人を信じるという強さを見せてくれる弦次郎の姿。何とも切ないです。
声がまた、いいんですよね。高すぎず、低すぎず、中音域の若々しい、すごく心地よい声。それが無実を訴える血を吐くような叫びになると「もうこれ以上苦しんでほしくない!」とどうしても泣けてきてしまって。そして今回、畑中さんが演じることで「舞台全体のムードメーカー」としての弦次郎の存在感は相当大きく変わったと感じました。常々「モフりたいw」とか「可愛いv」とか言ってますが、これはホントに!リスペクトを込めて!書いております。
★柴田英之助
初日に感じたぎこちなさが3回目辺りからすっかりなくなって、そこに「いる」だけでスッとこっちの感覚を預けて安心してしまうような包容力を感じる大きなキャラに変化。大らかでちょっと不器用だけど?ふわっとあったかくて……そう!これって最初に配役を聞いた時に真っ先にイメージした三浦さんの英之助じゃないか!やっぱりそうだよね、と嬉しくなってしまいました。大内さんの英之助は、弦次郎と並ぶと「ライバル意識」や「無意識の競り合い」といった鋭い部分を時に「ギラッ」と見せていたのが印象的でした。でも、今回の英之助はそういう危なっかしい部分が出ることはなくて、むしろワイワイガヤガヤ始終騒がしい6名の中で、ブレずに独特の落ち着いた存在になっています。う~ん…何だか皆の「お父さん」みたいな。
お父さんと言えば!回想シーンでの弦次郎との稽古シーンでこんなやり取りがあります。
弦次郎「お前に勝とうと思ったら刀を二本持たないと無理だ!(後略)」
英之助「さすがお前は頭が良いな。そういうところがオレとは天と地の差だ」
弦次郎「でも力はお前の方が強いじゃないか」
英之助「しかしお前のほうが手先が器用だ」
弦次郎「でもお前の方が薪割りが上手いぞ」
英之助「しかしお前の方が裁縫は得意だ」
弦次郎「でもお前の方が釣りが上手い」
英之助「だがお前の作った煮込みは旨い!」←爆笑
(間)
弦次郎「……何だか、オレはおなごのようだな」(ちょっと憮然) ←場内再度爆笑!
英之助「いい嫁になるぞ!!」(全力で笑顔w)
これが~~~!!!このやりとりが~~~~~!!!毎回ツボなんです!
私が「あの弦次郎、嫁に欲しいw」と思うのもお分かりいただけるかと…w
もうね、英之助はどう考えてもお父さんだから、この際弦次郎はお母さんで良いよ、みたいな。で、ちょっと悪くてマイペースな兄(鏡吾)と個性的な弟3人ってことで!w
話がズレました。でも、三浦さんの英之助は「気は優しくて力持ち♪」そのまんまです。年少組に慕われる姿も凄く「わかる!」弦次郎の才気走った部分を認めて、一方で心配しつつ「何かあったらオレも一緒に受け止めてやる!」とドーンと構えてくれている(横溝の斬り役を最後は自分で引き受けようとしていたり…)その器の大きさ。言葉よりも観て感じることの方が遥かにたくさんある役だと改めて思いました。
演じる役から受けるイメージというのは役者さんの体躯や容貌、声に大きく左右されますが、今回の英之助はこれまでとは全く違ったアプローチで私の中に入ってきて、ストン!とそのまま落ち着きました。弦次郎を嫁に欲しい!と思う私ですが、英之助は是非「お父さん」に欲しいです!(^^)
★五味隼助
6人の中では専ら弄られ役ですが「ひたすら一生懸命」で「誠心誠意」!!健気さではおそらくナンバーワン!今回の左東さん版の隼助も全く違和感を感じずに初日からググッと入り込めました。いや、隼助に関しては「もともとこの人の役だったんじゃないか?」と思うほどに、私の中ではバチッ!とイメージが爽快なほどにハマりました。
隼助って、キャラクターの相関関係では「弄られ役」なだけあって、6人の中でも年少組でもおそらく「RPG的最弱スペック」なんじゃないかと思います。身分も低く、剣もイマイチ、体力もない、鉄砲には目がないけれど腕もイマイチ?!しかも、自分の改造した銃で弦次郎を傷つけ彼の未来を奪ってしまうことになった…どこまでも自分を責め続ける姿が見ていて可哀想になってきてしまう(苦笑)彼なのに、観る度に「この人、ある意味最強だよな…」と思いました。それは「人を信じ抜く力」!信念じゃない、思い込みだ、と言われればそれまでですが、何を言われても隼助が最初から最後まで弦次郎という人間の本質を信じ抜くあの「心の強さ」は、左東さんのピュアなまでに率直なお芝居やどこか浮世離れした(笑)存在感とも相まって、毎回どこか羨ましいような、まぶしい思いで見守っていました。
鏡吾や三郎太などには散々な言われようで、挙句に弦次郎を庇って二度も鏡吾に斬られたり(痛々しすぎる!)…不器用なのに、いざという時に(弱いけど)絶対に退かない、逃げない、疑わない…左東さんのかつて演じた「立川迅助」をちょっと思い出しました。そして(RPGの)『勇者』だって最初は凄く弱くて、スライムにだってやられちゃうけど、ひょっとしたら隼助みたいな心の強さこそが『勇者』の一番大事な条件なんじゃないかな…『TRUTH』は年長組の3人みたいにハイスペックな戦士タイプが目立つけど、実はこの物語の『勇者』ポジションは彼かもしれない、とまで思ったものです。
実は初日を観終わった後に、左東さんの隼助についてはこんな物語がふっと浮かびました。戦が終わって明治の世になったら、隼助は鉄砲ではなく西洋医学を学ぶようになるかも…そしていつか自分が弦次郎の耳を治したい!なんて思ったりしてないかな…と。そんな「未来予想図」が似合うのも、勇者ならではかもしれませんね。(笑)
★池波三郎太
すみません、この方は他のキャラとは全く違った意味で「前回までの面影が一切ないッッ!!」(爆)個人的にはよく見ていた再演DVD(演じたのは畑中さん)の印象が強いので、ホントに三郎太というのは「年少組の中でもさらに弟キャラ、育ちの良さから来る世間知らずで気の強いボンボン」だと思っていたのです。あの時の畑中さんがまるで七五三参りの男の子みたいな(再爆)扮装だったのもありますが…今回は真逆のビジュアルです。
前にも書きましたが、今回の三郎太はガチで「武闘派」!彼が鏡吾に一目置いていたのも彼の強さゆえかと思うほどです。道場の席次云々ではなくて、居るだけで「こいつヤバイw」といったリーサル・ウェポン的な、いやむしろ脳味噌まで全部筋肉で出来ていそうな、危険な匂い!例えば、畑中三郎太だと鏡吾に問い詰められるシーンでの台詞「道場で居残り稽古とか、酒を飲みに行ったりとか…」=「子どもは早く帰って寝なさい!www」そして「横溝さまを斬るつもりで付け回してた」=「お前、自分の実力考えろwww」だったのですが…小多田さん版だと「飲んだ勢いで本気で斬ってきそう…(震え声」とにもかくにも、斬新過ぎる「2014年版三郎太」これはひとえに演じる小多田さんの素晴らしい身体能力と個性があってのメタモルフォーゼでしょう!
そもそも初音の弟なのでキャラ的にすごく美味しいポジションだと思うんですよ。皆も弄り甲斐があると思います。でも今回の三郎太は完全にそういった「弟」の部分が消えていて、手加減を知らない「未熟で危なっかしい」部分が、可愛い方にではなく凶暴な方に転がってしまったと言いましょうか。最初の登場~殺陣からして鮮烈でしたからね。いつも、あの冒頭の殺陣でセンター奥から思い切りの良い高い跳躍とともに弦次郎に斬りかかるシーンが大好きでした。一歩間違うと舞台に落ちてしまうのではないか、というほどに勢いよく「ダンッ!」と着地して、さっと姿勢を変えて弦次郎と対峙するスピード感も目の前で観ると本当に迫力満点。鏡吾と入れ替わりながら刀を振るうシーンだと、さらに凄みが!
そんな小多田さんの三郎太で印象に残っている表情は、弦次郎の行方を追おうとして、その行く手を阻んだ帆平師匠に刀を向ける場面です。向かいあった一瞬、三郎太の顔に「自分の勝てない相手だ」という竦みがさっとよぎるのですが、刀を向けてしまった以上、引くに引けず、そのまま突っ込んでいく→師匠にさっと躱されて逆に喉元に刃を突きつけられる…あの一連の芝居が迫真で、その次の鏡吾のアクション(帆平に向かって一旦は「不知火」を構えるものの、スッと刀を引くことができた鏡吾の方が、敵を知るという意味で上手なのだ…という対比)とも相まって、毎回心に刻まれる殺陣の表情でした。
一方で超のつく「武闘派」なのに、初音に向かって「姉上」と呼びかけるときの顔つきだけはとても優しくて、そこが唯一?三郎太がやわらかい笑顔を見せる場面でもあるので、見る側もほわっとします(^^)英之助の訃報を聞いてやってきた姉に向ける眼差しも、心配や労りに満ちていて、そんな二面性も好きですね。
★吉川虎太郎
意外かもしれませんが、虎太郎とふじの夫婦の描き方が「2014年という時代」を端的に表している、まさしく再再演を象徴するような「イマドキ感」で、私はこのカップルに毎回心癒されておりました。脚本を読んでも登場人物の年齢がハッキリ書かれているわけではありませんが、お互いに向ける言葉遣いや敬称の有無で察するに、虎太郎が6人の中の最年少だと思います。これまた2005年の筒井さんがコメディ担当としても見事にハマリ役でしたが、再再演での鍛治本さんが演じる虎太郎から受ける印象は「優しさ」!これまで「気の強い年上妻の尻に敷かれる夫」としてややステレオタイプに描かれてきた虎太郎ですが、ちょっと今回は違うよ!(笑)と『TRUTH』を知る人に触れ回りたくなるような新しい「今の時代の空気を纏った」虎太郎だなあ…とは初見の感想でした。
何が違うか?ここは敢えて毒を吐きますと…昨今巷に溢れる「優しさ」なるものがただ単に「気が弱い」「決断力がない」「深入りしたくない」「責任取りたくない」の言い換えにしか過ぎないケースが多々ある!と思っていますが(爆)鍛治本さんの虎太郎から感じる優しさはそんな安っぽいものじゃない!(笑)全く違うレベルの「心から人を思いやる優しさ」その後ろでちゃんと「自分が大切な人たちを守りたい」という「強さ」に裏打ちされています。妻ふじとのコミカルながらも気遣いや思いやりに満ちたやりとりだけでなく、時に美緒の剣の上達を褒めたり、鏡吾の心情を忖度したり、隼助の行き過ぎた自責の念をたしなめたり…と、弦次郎とは違った形での「人の心を思いやる」優しさに常に満ちている、そんなお芝居だなあと感じていました。
ふじと鏡吾の過去について語るシーンが特に好きです。「自分で自分を笑うことで必死に耐えているのでは」と鏡吾の心中を思いやるふじに「俺もそう思う」と答えて二人が頷くシーン、岡内さんの知性的な演技も相まって「この二人は野次馬が何と言おうと、一番大切なものがちゃんと共有できている素敵な夫婦だ」と心がじんわり暖かくなるような幸福感を感じていました。
男が全部決めて引っ張らなくてはいけないわけではない、女が全部ついて行く必要もない、かといって「男だから、女だから、年上だから、年下だから」という価値観からも自由な二人、そんな今時の空気を縮図にしたような場面で、「いいなあ、こんなカップル♪」と心がじんわり。
英之助が死に弦次郎が逃亡してから、「斬られたのが俺だったらお前はじっとしていられるか!」とふじを怒鳴りつける場面も、「迷い」を浮かべた表情が徐々に「確信」に変わっていくプロセスも、弦次郎に襲い掛かろうとする三郎太を止めようと必死の構えで刀を向けるしぐさも、企みが暴露されてた鏡吾に詰め寄るのではなく「真実を話してください!」と懇願する「優しさ」も、鍛治本さんの元々持ち合せている繊細さとしなやかさが存分に味わえる素敵なお芝居かと。
「男は強くなければ生きていけない。しかし、優しくなければ生きていく資格がない」――そんな言葉がとても似合う、新しい虎太郎。やっぱりダンナさんにするにはこういう男がいいんでしょうね!ふじさん!今なら気持ちがすっごくわかります!(笑)
★吉川ふじ
★池波初音
★池波美緒
★池波帆平
★山岡忠兵衛/月真
★長谷川鏡吾
残念、ここまで書きましたが時間切れです~!
今回の再再演で魅力的に蘇った他の登場人物たち、そして私の最愛キャラ・長谷川鏡吾については、後日改めて想いを巡らせたいと思います!
まもなく日本を離れるため、この後の最終週を見とどけることはできませんが、大阪公演大千秋楽までには再び『TRUTH』の世界に戻ってきます!!!
「絶対に帰ってきます。だから待っていてください!」
を合言葉に、暫しのお別れです。
さて、今からマイラスト@東京!!!(^-^)/ (8月8日夜)