人の心はたとえば槃水の如し

大阪心斎橋にある、対面鑑定と電話鑑定＆タロットスクールの
占い店「占いサロン・イリス」です。

こんにちは、翠川琉妃です。

バレンタインも終わり、次は雛祭りですね。
そう考えると一年のうち2か月が過ぎるんですね・・。
最近どんどん月日がたつのが早く感じます。
これも歳のせいでしょうか・・とほほ

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昨日みたテレビで、最近の若い子達は携帯に依存しているらしいと言ってました。
ほとんどではないですが、結構多いようです。

確かに若くなくても携帯を手放せないですよね。
ですが、特に若い子達はメールを出して返信がすぐ来ないと嫌だそうです。
イライラしたり、落ち着かなかったり暴力的になったりするようです。

なんか携帯に振り回されているみたいです。

思うのですが、携帯が普及してから
待つという行為や相手の状況を考えて我慢や忍耐をすると言う事が
出来なくなってきてるように感じます。

メールは簡単なので特にそうですね。
簡単に約束をして簡単にドタキャン。
電話で話さない分、気がるで勇気もいりませんしね。
今電話したら悪いかなと、気がねすることもなくなりました。
メールして返信をまつ。来ないとイライラ
じゃ電話すれば良いのと思うのですが、怖くて電話出来ないと。。
複雑な世の中になりましたね


お客様の相談でも
「彼と毎日会ってるけど、今日メールが来てない。今日会えるでしょうか？
その前にメールがありますか？」というのがあります。

普通は昨日会ったのだから一日ぐらいメールなくても、
ましてや今日会えるんだから、待てばよいのに、と思いますよね。
でも当人は不安で不安で仕方がないのでしょう。

この不安はとても自分本位ですね。
相手が大変状況かもしれない。
営業先で必至に仕事をしている場合もあります。
それを考えてあげればな、と思います。

即、返事がないと「嫌われた、期待が裏切られた」と勝手に
思いこんで精神的にまいってしまう恐れがありますね。

人は時として冷静に自分自身を見ることが大事です。

「人の心はたとえば槃水の如し」は
「人間の心は、たとえて言うと、浅いたらいにはった水鏡(みずかがみ)
のようなものだ」という意味です。

たらいの水は静かにしていると水面には物事を鏡のようによく映します。
ですが、たらいを動かすと波たって何も映らなくなりますね。
だから、あれこれと考えすぎると本当に大事なものが見えなくなります。
心を落ち着けると自分の本当の気持ちが分かり、相手の事も考えられるように
なると思います。

「明鏡止水」という言葉もありますが同じような意味です。
曇りのない鏡と静かな水。澄みきって静かな心の状態です。
曇る心には物事が正しく見えませんね。波たつ水もまたしかりです。

生きているとイライラしたり、くよくよしたり、落ち込んだりと
たくさんの感情に支配されます。
ですが、心を落ち着かせて道を踏み外さないように心掛けたいものです。

今日も最後まで読んでいただいてありがとうございます

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