SP♪IDDM+レイノー!!

・・・って、インスリンでおなかいっぱいなんですけど・・・

~~バッタ、バッタ~~

2010-08-04 09:10:50 | スポーツ
    ※私が毎日泳いでいたプールです。 この写真は、1969年竣工当時のものです。


高校の合格発表当日の事です。

無事、志望校に合格しました。すぐに帰宅して母に報告。「通ったよーー!」

母:「おめでとう!良かったね!・・・・・ほんで、引越ししなあかんねん・・・」


「はあーーーー?」  娘の合格発表の日に、辞令?


そこからが大変でした。想像つきますよね。

引越し先近くに、母の親友がいて(彼女は後にIDDM発症!)、色々と調べて下さいました。

公立高校の編転入制度というのがあると教えて頂きました。

それで入れたのが、写真のプールがある高校でした。父の母校でもあります。


このプールは、長水路、つまり片道50mです。幅は18mだったと思います。

男子部員は、水球がメインでしたが、最初のアップは男女全員一斉に泳ぎます。

私の学年だけで、男子十数人、女子5人。実際に泳ぐのはその3倍の人数です。

ぎゅうぎゅう。


私は、中学では帰宅部でした。水泳は得意でしたが、中学で3年間鍛えた人達には

全くついて行けない。


ある日、プールサイドから、顧問の先生が、

「おーい、SP♪、お前の専門は、今日からバッタや!」


バタフライのことです。それまではフリー(いわゆるクロール)でしたが、私は、

手がちっちゃいし、腕も長くないので、バッタの方が有利だと言われました。

フリーは、主に腕の力で泳ぎますが、バッタは、からだ全体の流れで泳ぎます。


海で父に特訓してもらいました。プールよりも体が浮くので、しっかりフォームの

練習が出来ると思ったんです。

正解でした。海で形をおぼえたら、プールでも泳ぎやすくなりました。

ただ、バタフライって、他の泳法のように、軽~く泳ぐってのが無理なんですよね。

常に全力出してないと、顔が上がらないから息つぎが出来ないんです。

でも、文句言えないので、3年間バッタバッタ泳いでました。


今から10年以上前に、あまりに腰が痛いので整形外科で診てもらったら、腰椎分離症と

診断されました。その時ドクターに言われたのが、「分離症は、人口の3%から5%ですが、

オリンピック選手では20%もいるんですよ。僕も分離症です♪」

はあ・・・。

後で調べたら、腰椎分離症は、水泳選手に特に多く、中でもバタフライ専門の選手に

一番よくみられるそうです。


ふ~ん・・・・・。