四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

八月納涼歌舞伎@歌舞伎座 〜夏が過ぎ 風あざみ〜

2024-08-24 | 着物コーディネート

金曜日、夫と【八月納涼歌舞伎】第二部(14:30〜)を鑑賞。

昨日の都内最高気温は32℃ぐらい。
猛暑慣れした体にはこれぐらいでもいくらか涼しく感じられ、着物で出かけてきました♪

■【演目】
一、河竹黙阿弥 作
  梅雨小袖昔八丈(つゆこそでむかしはちじょう)
  髪結新三(かみゆいしんざ)

二、艶紅曙接拙(いろもみじつぎきのふつつか)
  紅翫(べにかん)

「梅雨小袖昔八丈」は大岡政談の「白子屋お熊」の事件を元に作られた作品。
勘九郎さんの髪結新三のかっこいいこと!!
念願の初役だったそうです。
職人としての髪結の手さばきにも、悪党ぶりにも、浴衣姿にも見とれます ♡

中村屋総出、中村勘三郎家の家系図を改めて見てみました。
勘九郎さんの長男:勘太郎さん、次男:長三郎さんの演技からも目が離せず、これからも楽しみです。

「艶紅葉接の拙」の紅翫役は、中村芝翫さんの長男橋之助さん。
こちらも成駒屋総出、華やかで夏らしい踊りが次々に繰り出されます。

どちらも江戸下町の夏らしい演目で、舞台や衣裳も楽しめました。
明日の25日(日)が千穐楽です。

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緞帳は、「霊峰飛鶴(れいほうひかく)」→富貴花競苑図(ふうきかきょうえんず)→春秋(しゅんじゅう)→「朝明けの潮(あさあけのうしお)」と変わり、毎回のことながら見応えがあります。

 

 

お昼を食べないで家を出たので、歌舞伎座地下売店で買った「新世界・グリル梵」のビーフヘレカツ(ハーフサイズ)を、開演前に席で食べました。
牛フィレ肉のカツサンド、すごく美味しかったです。☆☆☆☆☆
世界・グリル梵」、創業八十年の大阪老舗の洋食屋さんなのですね。 初めて食べました♪
銀座店もあるようなので、今度行ってみようと思います。

 

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何を着て行こうか?考えて、白鷹上布にアザミの夏帯をコーディネートしました。
アザミの麻帯は、2008年に当時の銀座アンティークモールで購入した帯。
古い帯ですが、今では見かけないリボン刺繍が素敵で大好きな帯です。



 

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歌舞伎座の帰り、寿司トおでんにのやに寄って軽く食べて飲んで帰ってきました!

  

ビールの後私はすだちハイ、夫は日本酒。
この辺りではすだちは、普段2個入りの小袋でしか売っていませんが
確かこの時期たまに・・八百屋さんで箱入りで安くどさっと売っていることがあります。
箱入りのすだち、しばらく気をつけて探してみようと思います♪

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