四季に暮らす

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二重太鼓の柄出し

2012-12-08 | 着付け教室
先週と今週の生徒さんの授業を通して「袋帯の柄出し」について記事をまとめておこうと思います

帯の柄付けには【全通柄】【六通柄】【お太鼓柄】があります

礼装の袋帯で、六通柄(帯の6/10に柄付けされている)の場合には
お太鼓に出す部分の「柄出し」や「柄合わせ」に気を遣うと、
よりお洒落度がアップしたり、きちんと感が出ます(b^ー゚)★

それは自装でも他装でも同じです

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先週の追加講習の生徒さんは、
年明けにある新年会でご着用予定の「江戸小紋(万筋)と袋帯」で二重太鼓のお稽古でした


素敵な唐織りの帯です(^^)/
普段、なかなか袋帯を締める機会が無いご様子で、二重太鼓を自分で締めることだけでもご不安な様子.. (^-^ 

ですが名古屋帯の自装に慣れていたら、袋帯はそんなに恐れることはないのです!(きっぱり)
途中まで手順は同じですし、お太鼓を作るプロセスに関しては「名古屋帯よりシンプルで簡単」とも言えます
ただ、礼装なので「丁寧に」「お太鼓部分の2枚をきちんと重ねる」・・という心遣いで仕上がりが変わることを肝に命じておく必要があります

それに加えて「お太鼓に出す柄」ですね(^^)v

この帯を見た時にまず「柄に使われている(大まかに)4~5色の中で、どの色を目立つ部分に持ってきたいか?」を考えます
帯枕をセットする位置でこんなに印象が変わってきますね!(^_-)☆
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(1回目)とりあえず二重太鼓の手順をおさらいしてみました

(2回目)出したい柄を考えて手順をふみました

ご本人の好みもあると思いますが、2回目の柄配置の方がお太鼓が華やかになりますね\(^o^)/

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こちらは昨日の「留袖に二重太鼓(他装)」のお稽古の写真です


「お太鼓とたれ先に流れるラインをどう繋げるか?」を試行錯誤しました(*^-^*)

nikukiunikukiu



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