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高知県のJA(農協)での出来事や将来像についてのブログです。もちろんイベントや地域の身近な情報もお伝えします。

エコのPRは環境保全宣言から

2010-12-13 22:19:18 | 環境
きょうは、環境保全活動です。

いきなり哲学的ですが
「無人島で大木が倒れても誰も気づかない」とか…
一所懸命にいいことやっているのに世間に知られてないことって多いですよね。

JAも「こんないいエコやってます!」とはPRできてなかったという反省から、
昨年度からエコをPRしはじめることとしました。

JAの扱う農業は、人間の生命を支える産業ですが、
その他に、多様な生物との共生や水資源の涵養、洪水などの自然災害を未然に防いだり、美しい景観も保っています。

<写真:恒石晃志>

JAの事業の推進=環境保全の推進なのに、
今までそのことについて自ら主張をしてきませんでした。

そこで「環境保全宣言」をしました。
昨年の11月の※高知県JA大会のことです。
※JA大会とは、JAの代表などが一同に集い3年ごとに開かれるJAの大きな方針を定め、実行を誓う会議のことです。


今年からは、地域の色んな環境活動に取り組んで、しっかりPRをしていくこととなっていますので、みなさんも注目してください


JAグループ高知「環境保全宣言」

農業は自然と共存する産業である。農家が農業を営み、地域に生活することにより、長きにわたり我が国の国土・景観の保全、水源の涵養等の多面的な機能を果たしてきた。
その農業を基盤とする組織であるJAは、農業を持続的に発展させるとともに、将来にわたって住みやすい地域づくりに貢献するために、誰よりも先に環境保全活動に取り組むべき立場にある。
JA綱領で、「地域農業を振興し、わが国の食と緑と水を守ろう」、「環境・文化・福祉への貢献を通じて、安心して暮らせる豊かな地域社会を築こう」と、組織として環境保全への社会的役割を誠実に果たすことを宣言しているのも、この現れである。
JAグループは、これまでも農業生産活動では環境保全型農業の推進や廃ビニール・廃ポリ等の適正処理、生活活動ではマイバッグ・マイ箸運動、地域の環境美化等に積極的に取り組んできたところである。
今日、地球温暖化、森林の荒廃、自然災害の多発等の現実、地球環境に対する国民の意識のかつてないほどの高まりにかんがみ、JAグループ高知の共通意思のもとで、組織が一体となって環境に配慮した事業・活動を行っていくことを再確認し、環境保全への取り組みをさらに強化すべきであると考える。
このため、第31回高知県JA大会において、組織の意思として「環境保全宣言」をし、JA役職員が職場や家庭での具体的な取り組みを強化するとともに、組合員や地域住民が行う環境保全活動を積極的に推進・支援していくことを宣言する。

平成21年11月20日
第31回高知県JA大会



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