佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「過去から来た手紙」Ⅱ

2018-07-29 17:08:13 | 日記
その夜、わたしは久しぶりに「泣き
虫鈴愛(すずめ)」になって、朝まで泣いた。
自分と涙の区別がつかなくなるく
らい、声を出して泣いた。

手紙を読み終えたあとすぐに、ホテ
ルの部屋から彼に電話をか けた。

あのひとはすでに清里の農
場にはいなかったし、律の電話は
通じなくなってい た。

 以来きょうまで、わたしはこの手紙
の存在を、片時も忘れたことがない。


YouTube
あの日に帰りたい - 小野リサ

https://www.youtube.com/watch?v=Y8K8XMU_apQ



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嘘でもいいから・・・・

2018-07-29 16:43:35 | 日記
僕も毎日会いたいと、
言って欲しかった。

とびきり上等の嘘をついて
欲しかった。

「それで家に戻って、冷たい
シーツの中に入った途端、
なんだか泣けてきちゃって


・・・・馬鹿みたい?」

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「過去から来た手紙」

2018-07-29 13:56:21 | 日記
もしも、もう二度と会えないと
しても、たとえば僕が死ぬ前に、
誰か会いたい人がいるとしたら、
それは音羽ちゃんをおいて、ほ
かにはいません。

僕が死ぬ直前に、ひとつだけ思
い出したい記憶があるとすれば、
それは音羽ちゃんとの記憶だ
ということです。

いろいろ書いたけど、何よりも
このことを伝えたくて、この手
紙を書いたような気がします。
この手紙を目にしたら、連絡
をください。

           律

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風のかおり

2018-07-29 13:16:30 | 日記
なぜ 風は

見えないのに 感じられる
のだろう


なぜ 海は
色を変えるのだろう

なぜ たった一人の人を
愛するのだろう

なぜ 人は悲しい顔を
がまんするのだろう

なぜ

なぜ

なぜ

そして 人は なぜ
いつの頃からか

なぜ

を言わなくなるのだろう

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小さな棘

2018-07-29 11:51:47 | 日記
ほんの迷いを 旅の空の風に
散らそうとして

また、新しい思い出と迷いを
かかえてしまいそう

小さな煩悩なんて けし飛びそう
な荘厳な落日を見て

ひととき 無になりそうでも

それこそ生きてきた時間から
見ると ほんの一瞬で

すぐ夜が来て また日は昇る
大人になりきれない時期は

ささいなことでも 一日にひ
とつは 小さな刺を

かかえてしまうようで

そして 同じように こちらも
誰かに その刺を

感じさせているのかもしれない

ひとり旅は解放感とともに、
その反動の物思いも増える


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「恋の闇」

2018-07-29 10:39:17 | 日記
新月の夜に現われるのは
きみの姿をした魔物かも
しれない

それでもぼくは 抱くだろう

闇と手を組み 堕ちるだろう



YouTube
Both Sides Now - Jeanette Lindstrom and Steve Dobogrosz

https://www.youtube.com/watch?v=RRb1i0aRWwc



金 K18   ¥3190
プラチナPT950 ¥2650
【7月29日 SUN 買取値】

佐久市野沢93番地十二町
ケヤキの木の真向かい
アーケード十二町側
  ~ヤナギダ~
☎0267-62-0220
<無料宅配買取中>


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愛の象徴

2018-07-29 09:53:35 | 日記
結婚披露宴でキャンドル
サービスを行うカップルが
多い、

欧米ではキャンドル(ろうそく)
は愛の象徴で
「犠牲的献身」という意味が
こめられている。

自分自身を燃やし尽くして、
まわりの人々に光と
ぬくもりを与えるからだ。


しかし、

とばっちりで、
延焼する場合がある。

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「夢の途中」

2018-07-29 04:40:46 | 日記
恋の後始末の 良し
悪しは

過ぎた恋の形にもよるだ
ろうが 運もある

いくら心の持ち方と言って
も 耐えがたいほど グサ
リと刺のささったままで

なかなか癒えない 愛もある
はず

恋の後始末は むずかしい

やさしく見送る心境は 一種
男の専売特許かもしれず

女は なかなか突き抜けられ
ない

それでも ごく稀に 後味のい
い恋もあるものだ

めぐり合わせか 時のいた
ずらか

そういうさだめに 恋がある

すべてが 輝きに 置き換え
られるような




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