佐久市 ヤナギダ 趣味の店

長野県佐久市野沢93番地
ヤナギダ☎0267-62-0220

「丸くなるな、仏になるな」

2024-12-17 12:09:36 | 日記

名城大学の芳村思風さんは、
「長所だけを見つめ、それを
限りなく伸ばしていって、

決して人後に落ちない優れた
能力を獲得することができた
ら、

短所はその人の面白みに変
わる。人間には皆欠点があり
ます。不完全だからこそ人間
なのです。

欠点がなくなって丸くなるの
は、円熟といって神仏の境涯
です」と語っている。

では、長所を見つめて自分を
伸ばしていくには、どうした
らよいのでしょうか?

①現在の自分をしっかり見据え
て欠点や長所を洗い出し、本当
の自分を見つけ出す。

②「どういう人間になりたいのか」
「どういう仕事をしたいのか」
「どいう生活をしたいのか」の
三点を自分に問いかけて、

これから創っていく自分の姿を
明確にし、それに向って自分
自身で歩き続ける。

この「歩き続ける」ということ
が重要です。

③人間の才能とか、長所、
短所として何が引っ張り
出されるかは、人との出会い
によって創られえていきます。

人生や物事に対して絶えず
「問い」を持ち続けていれば、
必ず良い出会いがあるはずです。

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「砂の家」

2024-12-17 12:07:51 | 日記
一度女と寝たということで、
まるで
自分の女みたいに振る舞う
男もいる。

それは女のほうにもいえることで、
一気につんのめっていくタイプも
いる。

けれども時に、その性愛が二人を
結びつけず、男と女を遠ざける方
向に作用することもある。

たった一度のそのことが、関係の
始まりではなく、終わりの儀式に
なることもあるということである。

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「心の床の間」

2024-12-17 12:03:34 | 日記
「心の床の間にとっておきの
花を生ける」
座敷に床の間があるのとな
いのとでは、落ち着きが
ぐんと違ってきます。

空間的な余裕だけでなく、
そこに花や書画あれば、
私たちの心を和やかにし
てくれます。

同様に、私たちの心にも
床の間を設け、余裕を持つこ
とが大切だと言います。

心の床の間とは、わずかな時間
でもいいから自分の日頃の心を
振り返り、考える時間を持つこ
とだと思います。

毎日十分から三十分持つだけで
も、うんと違ってくるはずです。

そして、心の床の間に生ける花
や掛ける書画として、読書や話
を聞いたりして感動した短い言
葉を、自分の心の緑(よすが)
として記憶しておくことです。

自分を支え、リードする言葉を
見つけて、日々の生活をするな
ら、自然に自分の人生が楽しく
生き生きとしてくるはずです。

臨済禅師は、「随所に主となれば、
立処皆真なり」と教えています。

いつ、どこでも、自分がやる気に
なって事に当たるなら、あなたも
あなたのいる所も、ともに充実す
るという意味です。
それが、楽しく生きるコツです。


YouTube
「かわいい」10分間腹が痛いほど爆笑する犬, 猫,動物のおもしろハプニング

https://www.youtube.com/watch?v=sk5GTStBtII

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「一人きりの“にぎやかな食卓”」

2024-12-17 12:01:59 | 日記
「小事に忠実な人は、大事にも
忠実である。そして、小事に
不誠実な人は、大事にも不忠
実である」という。

学生時代、おこづかい欲しさに
目黒の曾祖母の家に遊び
にいくと、その日に来るお客
さまの話を聞いていなさいと
よく言われました。ある時

電通の元副社長の船田早苗さ
んは、ご主人が忙しくて、ほ
とんど一人で食卓に向かう生
活を続けてきたといいます。

「でもね、この十年間、私
は自分一人の食事を、いい加減
にしなかったのよ。

お菜を三品も四品も作って、そ
のお菜の作り方も、船田に食べ
させるのと同じように、決して

手抜きをせずに心をこめて作っ
てね。もちろん食器も選んで。

そしてね。和食のときには和
食にあった音楽をかけ、洋食
のときには洋食にあった音楽
をかけるの。

淋しいからって、そさくさ
と食事をしたりしないように、
気をつけたの」と言っています。

札幌のミッションスクールの
初代校長、河合道先も、「一人
の食事を疎かにしてはならない」
といつも生徒に言い聞かせ、

自分の食事をささやかながらも
フルコールにしていたと聞きま
す。

一人のときの食事くらいとか、
こんな些細なことは適当にして
おけばという姿勢では、

いざというときの大事をなす
ことはできません。小事にも
忠にしてはじめて可能なこと
です。
 

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「微笑みを創り出す“道場”」

2024-12-17 11:59:55 | 日記
過去は帰ってこない、
未来はわからない。

過去を悔やむことなく、
「今日が最初の日だ」と考えて
希望を持って取り組む。

明日があると思わずに、
「自分の最後」と考えて全力を
投入する。

そして、ちょっぴり人生に臆病
であれば、すべてのことに真剣
に取り組めるはずです。

そうすれば、人生をもっと楽観
的に、意欲的に生きられるはず
です。

たった一度の人生なのに、過去
にとらわれたり、取り越し苦労
ばかりして暗闇の人生を歩いて
もつまらない。

「人生は微笑みを作り出す道場だ」
と言います。
もっとしなやかに楽しく生きたい
ものです。

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『うつむけば 答えのように出る涙 泣いて流れる何もないのに』 Ⅰ

2024-12-17 11:58:03 | 日記
雪というのは、外からながめ
ているぶんには、きれいだと
思う。でも、ひとりで立ち
向かうのはつらい。

白さもつらい。

寒かった。手がかじかんで、
自転車のハンドルにそのま
ま凍りつきそうだった。

耳が切れるように痛い、冬
の寒さも考えず、手袋もせず、
毛糸の帽子もかぶらず、飛び
出した自分があさはかに思え
た。

夜中の電話が迷惑なのは承知
だが、それ以上に熱く突き
上げる思いで、いっぱいだっ
た。

断られるのも、わかっていた。

夜中の訪問をOKするとは思え
なかった。それでも、話の途中
で電話を切られるとは思っても
みなかった。

・・・それだけの私だったの
     だろうか・・・・

さまざまな想いが交錯する。雪
に変った空模様に、しばらくは
酔っていた自分がいたけれど、

ずっと立ち向かっているのは悲しく
つらい。自転車がどこを走っている
のかさえ、わからなくなった。

私には、うちひしがれたクリスマス
になった。

しかし、今夜、おさえ切れぬ想いで
彼のそばまで行き、電話をしたのだ
った。

雪は時として、残酷だ。白くすべて
を覆って、今までの経過や、自分の
想いまで、閉じこめてしまうようで
・・・・。

白い雪が、顔にたたきつけるように
降る。自宅がやっと近くに見えて、
自転車を降りた。街灯に照らされ
て、舞う雪はきれいだった。

寒さを忘れてしばらくながめてい
ると、涙がこみ上げそうになった。

・・もう、会えない。だぶん・・・

彼は、白い雪のベールにはばまれ
て、遠くへ行ってしまった。

ほんの小さな記憶だけれど、かけ
がえのない思い出が、粉々になっ
て舞っていくようだった。
そして、白く、白く、包みこんで
しまう。

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「雪明かり」

2024-12-17 11:58:03 | 日記
冬はもっぱらコタツに避難
そんなきみが 雪の日だけは
外へ出かける

不可解を追いかけて ぼくは
気付いた

一面の真白な世界は ローデン
ブルクの街並

さえない街の風貌も くだらない
雑音も覆い隠して

すべてを一から始めることが
できるんだ

『寒い冬にもらった光りの
贈り物』
いつにない寒さで夜中に目を
覚ますと、いつもよりずっと
物静か。

ふだんならときどき気になる
車の音も、今夜ばかりは聞こ
えてこない。

あたり一帯がしーんとした夜。
そして、その静けさをもたら
したものは、降り積もる雪で
した。

そんな雪が降った夜に目を覚
ますと、カーテン越しに外の
明るさに気がつきます。

冬の遅い夜明けまでまだ間は
あるのに、なぜか窓の外は

うっすらと明るい。そう、そ
の明るさをもたらすのも、
真っ白い雪なのです。

夜半の雪が放つほんのりとし
た明るさ。

それが「雪明かり」です。
月の光り星の光り、そんなわず
かな光り積もった雪に反射して
うっすらと窓の外を照らします。

雪の降る寒い寒い夜中、偶然に
も目覚めた人だけが楽しむこと
ができる、かずかな光りの景色
ですよね。

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