★言論人が声を上げた。三千里鐡道都相太理事長の統一文化賞受賞時、インタビューを担当したハンギョレ新聞のカンテホ記者も出席。世論調査結果も踏まえ、ご覧ください。namsang
'北世襲'批判<京郷>社説、何だったのか?
2010年10月18日(月)
コ・ソンジン記者kolong81@tongilnews.com
最近北朝鮮後継体制に対する民主労働党の論評に関連した<京郷新聞>の社説が反響を呼び、進歩陣営内'3代世襲批判'論争に広がる中で、言論団体らが主催して、言論関係者が大挙参加した討論会が開催された。
この討論会に参加した記者たちの見せた、最近一連の事態に対する問題認識は微妙な差を見せた。
尖鋭な対立構図を作った<京郷新聞>社説内容に対する問題から、この事態が進歩陣営に残した波紋に至るまで、'進歩言論'社説に対する各自の主張、論争は予想外に熱かった。
以下特徴的な主張を拾ってみた。(訳者注)
▲"<朝鮮日報>社説が出た次の日の10月1日付<京郷新聞>は、'民主労働党は3代世襲を認めるということなのか'という題名の社説を載せた。
社説の題名は‘北朝鮮3代世襲は認めてはいけない’という意にとられる。 民主労働党が明確に立場を明らかにしないので、'残念なこと'と評価した。
'北朝鮮は無条件かばわなければならないという考えならば、それこそ冷戦的思考の残滓'と主張した。 … 京郷新聞社説は民主労働党を従北政党と認識するような内容を含んでいると見る。"
▲メディア批評媒体の<メディア今日>は<京郷新聞>の社説に対して、"'進歩的色合い論争'に陥る危険性がある","逆マッカーシズム"と批判してきた。
一方で<京郷新聞> 10月14日付ではこう主張している。
'キム・ジョンウンを見くびるな'というイ・テグン論説委員のコラムでは'冷静でなければならない。 キム・ジョンウンの登場は北朝鮮を冷遇しても、キム・ジョンウンを無視して見くびってもならない。 キム・ジョンウンの北朝鮮は避けられない現実だ。 北朝鮮の未来、韓半島の未来をキム・ジョンウンと共に作っていくほかはない'と。一貫性に乏しいと批判も。
"<京郷>、意図してはいないだろうが、<朝鮮>の世論づくりに一助"
"進歩の基本は違いに対する尊重だ。 北朝鮮問題を批判することはあるが、誰かに返事を強要するのは適切でなく、沈黙を親北朝鮮、従北と見る視点も危険だ"とした。
▲"対北朝鮮.韓半島報道には歴史性を欠く"
北朝鮮を眺める時南北という特殊関係と歴史の流れが抜けているという指摘だ。 彼は"<京郷新聞>のその間(北朝鮮と関連した)報道には歴史性が完全に排除されている。 単純に現象だけを断片的に報道した"として"他人への配慮を全くしない一方的な主張"と批判した。
▲発題者のユー言論連帯常任政策委員は
"<京郷新聞>社説はジャーナリズムの慣習と規範を問うことには、明らかに限界がある、とした。 しかし'北世襲'という争点に対して(南北)社会を深く反映したのか、(南北)社会の価値観と先入観に挑戦することによって読者らが期待する正直さとリーダーシップを提供したかを自問する時、好意的な評価を下すことは難しい"とした。
▲進歩陣営内のいわゆる'従北'論争が、<京郷新聞>社説で表出されたが、以前から内在していたことだ
▲"窮極的に進歩が議題を設定できないから、発生した危機"
イ慶煕大教授は
"窮極的に進歩が議題を設定できないから発生した危機"とし、"'<京郷新聞>社説が<朝鮮日報>パラダイムにもてあそばれたのではなく、それ以前に進歩が何をしなければならないのかを私たちに投げかけたと考える"と指摘した。
彼は"この事件が単純に特定の新聞社と特定の政党間の問題を離れて、私たちの内部問題を照らしている"とし、"私たちにとって北朝鮮は何か. こういう問題の論議が広がってこそ、解決の糸口を見いだせるのでは、と主張した。
'北世襲'批判<京郷>社説、何だったのか?
2010年10月18日(月)
コ・ソンジン記者kolong81@tongilnews.com
最近北朝鮮後継体制に対する民主労働党の論評に関連した<京郷新聞>の社説が反響を呼び、進歩陣営内'3代世襲批判'論争に広がる中で、言論団体らが主催して、言論関係者が大挙参加した討論会が開催された。
この討論会に参加した記者たちの見せた、最近一連の事態に対する問題認識は微妙な差を見せた。
尖鋭な対立構図を作った<京郷新聞>社説内容に対する問題から、この事態が進歩陣営に残した波紋に至るまで、'進歩言論'社説に対する各自の主張、論争は予想外に熱かった。
以下特徴的な主張を拾ってみた。(訳者注)
▲"<朝鮮日報>社説が出た次の日の10月1日付<京郷新聞>は、'民主労働党は3代世襲を認めるということなのか'という題名の社説を載せた。
社説の題名は‘北朝鮮3代世襲は認めてはいけない’という意にとられる。 民主労働党が明確に立場を明らかにしないので、'残念なこと'と評価した。
'北朝鮮は無条件かばわなければならないという考えならば、それこそ冷戦的思考の残滓'と主張した。 … 京郷新聞社説は民主労働党を従北政党と認識するような内容を含んでいると見る。"
▲メディア批評媒体の<メディア今日>は<京郷新聞>の社説に対して、"'進歩的色合い論争'に陥る危険性がある","逆マッカーシズム"と批判してきた。
一方で<京郷新聞> 10月14日付ではこう主張している。
'キム・ジョンウンを見くびるな'というイ・テグン論説委員のコラムでは'冷静でなければならない。 キム・ジョンウンの登場は北朝鮮を冷遇しても、キム・ジョンウンを無視して見くびってもならない。 キム・ジョンウンの北朝鮮は避けられない現実だ。 北朝鮮の未来、韓半島の未来をキム・ジョンウンと共に作っていくほかはない'と。一貫性に乏しいと批判も。
"<京郷>、意図してはいないだろうが、<朝鮮>の世論づくりに一助"
"進歩の基本は違いに対する尊重だ。 北朝鮮問題を批判することはあるが、誰かに返事を強要するのは適切でなく、沈黙を親北朝鮮、従北と見る視点も危険だ"とした。
▲"対北朝鮮.韓半島報道には歴史性を欠く"
北朝鮮を眺める時南北という特殊関係と歴史の流れが抜けているという指摘だ。 彼は"<京郷新聞>のその間(北朝鮮と関連した)報道には歴史性が完全に排除されている。 単純に現象だけを断片的に報道した"として"他人への配慮を全くしない一方的な主張"と批判した。
▲発題者のユー言論連帯常任政策委員は
"<京郷新聞>社説はジャーナリズムの慣習と規範を問うことには、明らかに限界がある、とした。 しかし'北世襲'という争点に対して(南北)社会を深く反映したのか、(南北)社会の価値観と先入観に挑戦することによって読者らが期待する正直さとリーダーシップを提供したかを自問する時、好意的な評価を下すことは難しい"とした。
▲進歩陣営内のいわゆる'従北'論争が、<京郷新聞>社説で表出されたが、以前から内在していたことだ
▲"窮極的に進歩が議題を設定できないから、発生した危機"
イ慶煕大教授は
"窮極的に進歩が議題を設定できないから発生した危機"とし、"'<京郷新聞>社説が<朝鮮日報>パラダイムにもてあそばれたのではなく、それ以前に進歩が何をしなければならないのかを私たちに投げかけたと考える"と指摘した。
彼は"この事件が単純に特定の新聞社と特定の政党間の問題を離れて、私たちの内部問題を照らしている"とし、"私たちにとって北朝鮮は何か. こういう問題の論議が広がってこそ、解決の糸口を見いだせるのでは、と主張した。