少しづつ

アップロードする場所

逃げるな、闘えと言うけれど

2016年12月14日 01時15分47秒 | 机上の空論
 最近の芸能ニュースで某俳優の引退について
コメンテーターや有名人達の意見は
「自分が潔白ならばたたかうべきだ」との見解が多い。
それは心が強い状態ならば出来るかもしれないが、誰しも
そんなに精神が強い状態でいつもいられるわけがない。

いじめられている子に「悪い事してないんだから学校に行け」と
言えるか(それ以前に子供は親族にいじめられていることが言えないだろうが)

己が何かを乗り越えてご立派になっている人達の心中は理解出来ないが
もしかしたらそうやってどこか優越感に浸っている印象は受ける。

ましてや得体の知れない無記名の相手から思いもよらぬ攻撃、味方と
思っていた存在からの不意打ち。

我が身に置き換えれば、実はネットストーカーにつきまとわれたり
無言電話。留守電にお経の大合唱などを入れられた事が在る。

結局突き止めたらネットオークションでやり取りを幾度もしていたとか
長年の友人だったりと判明。

自分にも思い当る節があったので受け入れてただ時が過ぎるのを待つ
と言えば聞こえは良いが実際は他に集中する事である程度嫌がらせは
減っては来た。
ただ、執念深いのか粘着質なのか現在に至るまで10年以上進行形なのが実情。

自分に落ち度が無くとも周囲から疎外される心情を慮れば私は
「闘えばいいのに」とか「潔白を証明するべきだ」とはとてもじゃないが
言えない。

私の様な存在を世間は気が弱いと称するのだろうが、何処か他人を、見下す
事で自己確認をしている現世の実態を感じる。

偉そうなコメントをしたり説教じみた事を言っている輩も
もう少し人の立場に立って物事を見るべきだとこの薄気味悪い時代に思う次第

最新の画像もっと見る