「岡崎正義のかわら版」

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親子関係についてスピリチュアル的に考える・・・ブログ内記事ランキング上位のテーマ その2

2015年09月23日 15時17分15秒 | 親子関係について

 皆さんこんにちは。スピリチュアル占師スピンクルです。
秋分の日、いかがお過ごしですか?

 季節の節目である「秋分の日」。 スピリチュアル的には大きな意味を持っております。
春分の日、夏至、秋分の日、冬至と、1年には大きな季節の節目がありますが、日々の暮らしや様々な出来事にも密接に関連しているんですね♪

 人生においても、これを意識することによって、1年間の過ごし方を捉え、プラスに働かせることが出来ます。

 このあたりは、とても大事な事柄が含まれていますから、別の機会にしっかりと触れていきたいと思っております♪
それまでは、フワッとした感じでも良いですから、今日の秋分の日を境に、ご自身の気持ちや行動がどう動くのかだけを意識しておいて下さいね♪

 それでは!本題に入ります。(笑)

 
 今回は、私のブログ内記事でよく閲覧されているテーマ「親子関係」について、触れていきたいと思います。

 検索ワードを確認してみると、「前世でのこどもとの繋がり」、「親子になった理由」、「前世でも親子」等々、様々なワードで検索され、私のブログを訪れているようです。

 過去に触れた同テーマでの内容は、負の連鎖を断ち切ろう!とか、子供が親を選んで降りてくる♪などがありますが、先日の「不妊」同様、今私が感じている「親子関係」について、考えていきたいと思います。

 
 今、この地球がアセンションの途中だということは、先日もお伝えしましたが、実は親子関係についても無関係ではないのです。

  アセンションというのは、急にスタートした訳ではなく、以前から徐々に「準備段階」に入っていました。

 その中で、地球に降り立つ「魂」も、本格的にスタートした際に戸惑わないように、「それなりの心構え」を持って、降りてきていたのです。

 それはいつ頃からか?

 私が考えるに、2000年前後から始まったのかな?と考えています。
今の年齢で言うと、15歳前後の中高生辺りでしょうか♪

 
 その年代のお子様をお持ちの方は、何か感じませんでしょうか?(笑)

 やけに自立していませんか?
 
 ご自身がお子様の年齢だった頃の「親子関係」とは、距離感が近くありませんか? どちらかというと、「友人関係」にも近い♪
 
 その結果、以前なら「当たり前」だと思っていた、「親の言う事を聞きなさい!」が通じない。(笑)
つまり、感情で言っている言葉と、お子様を想っての言葉を敏感に察知し、発する言葉に整合性や根拠がないと、言う事を聞いてくれない。(笑)

 あとは、「心の支え」であるのは以前から変わりませんが(笑)、それを飛び越えて、本当の意味で「支えてくれる」存在ではありませんか? 
つまり、悩んだり苦しい状況の中でも、的確な言葉をくれたり、行動で助けてくれる。


 全てのその年代のお子様が当てはまるとは言い切れませんが、以前と比べたら、変化しているのは間違いありません。

 これは、先の記事で触れたように、来るべきアセンションに向けて、「時が来て、必要になれば貢献してみようかな♪」という魂が降りてきている訳です。

 
 ですから、先日の例え話に当てはめると、 

 「まあ、今はまだ工事始まっていないから、普通に通行すれば良いけど、始まって渋滞したら、スムーズに終わるように作業しても良いかな♪」という心構えを持っている訳です。(笑)

 ですから、「修行半分、貢献する気持ち半分」の魂さん達なんですね♪(笑)
よって、時に親であるはずのご自身が、お子様から「教えられる」シーンも多くなってくるわけです。

 友人関係、他者への思いやり、言動・行動その他・・・・。


 それを踏まえて、もし仮に「親子関係」でお悩みの方がいらっしゃれば、下記の点を確認してみてはいかがでしょうか?

 1、親が子供の面倒をみるのは当たり前だから、当然親の言う事を聞いて欲しいと思っていませんか?

 2.ご自身の行動とお子様への言葉の内容が矛盾していませんか?

 3.お子様の意見・要望に耳を傾け、場合によっては尊重していますか?

 4.お子様からの正当なご指摘に素直になれていますか?


 上記の4点をそれぞれ解説しますと、

 1、もちろん未成年の頃は、養育義務がありますから当然なんですが、だからと言って「服従」させようとする行動は、以前にも増して反発する傾向が強いです。

 2.子供だからといってごまかされません(笑) 「親だから良いのよ!」は禁句でしょうね(笑)

 3.お子様が「こうこうの理由でやりたい!」という意見・要望に、「とにかくダメなの!」と言ったら、よけいしつこく迫ってきます(笑)

 4.そんなご指摘に、「子供のくせに生意気ね!」と、声を張り上げたら、どんどん言い争いがエスカレートし、更に指摘してきます(笑)

 となります。


 その理由は一つです♪

 目の前に居るのは、「お子様」には違いありませんが、「一人の意識ある志の高い魂」であるからです。(笑)


 若干、皆さんに置き換えて例えてみます。

 あなたが就職活動をして、見事就職できたとします。
昨今は就職も厳しい状況ですから、生半可な気持ちでは就職出来ません。
あなたは意識を高く持って活動をしたのでしょう。それを認められての入社です♪

 ある日、配属希望を出したら、それが人事部で通った♪ 部署は『営業部』としましょうか。
これは、降りてくる時の魂の「テーマ」を表します。

 新たな上司のもとで、あなたは仕事に邁進しようと張り切って出社します♪
上司というのは「親」ですね♪

 出社すると、様々な社員の方が働いていました。
同僚・先輩・他部署の社員、そして上司。 その中でも、あなたは厳しい就職難を経ての入社ですから、相当意識は高い事でしょう。
即戦力になるように、事前に基本的なスキルを身につけているかもしれません。

 新しい机に座り、希望に胸を膨らませて、上司を待ちます。
するとそこへ上司が登場! 開口一番こう言います。

「新入社員だから、最初は期待なんてしていない! まあ、俺の言う事を聞いておけば大丈夫だから! まずはパソコンの操作でも覚えてろ(笑)」

 悪気はないんです。(笑) 
その上司は今までの新入社員と比較してそう言ったのでしょうが、昨今の若者は、中学生からエクセルやワード、はたまたパワーポイントを使いこなす場合もあります。
加えて、あなたは意識を高く持って入社した。(笑)
最初から完全なる戦力になるとは思っていないけれど、せめて「先輩に同行」させてくれるなりして、「戦力の一人」として扱って欲しかった。(笑)

 それから日が経つにつれて、段々と気になる事が増えていった。

 仕事の効率、机の配置、情報伝達の方法、経費の使い方等々・・・・。

 そこで、勇気を出して上司や先輩に、その事を伝えてみた。
すると、決まって返ってくる言葉。

 「お前何言ってんだ! 今までこれでやって来たからこれでいいんだ! 何を生意気に言ってるんだ! 新入社員のくせに!!」(笑)
 「何言ってんの! こういう風にやるのは常識なの! なに子供のくせに生意気言ってんの!!」(笑)

 それでも!あなたは気になります。
そして、めげずにこう誓います。 「よし! まだ理解されないけど、この会社に貢献するために、一人でも頑張るぞ!」と。

 だけど、しばらくは状況は変わりません。それどころか、トイレに行く時間やお昼休憩、はては「背伸びして良い時間」まで指定される始末(笑)
そしてお決まりの言葉。「まだお前は新入社員だから!」(笑)

 時に心は折れそうになりますが、そこは不屈の精神の持ち主(笑) 一度誓った思いを胸に奮闘します。

 まあ、それが功を奏したのか、日が経つにつれて、理解者も増え、頑固だった先輩や上司の見方も変わり、あなたの意見を尊重してくれ、重要な案件も新入社員としては異例の抜擢もされていきます。(笑)

 そのあなたの意見・行動が、会社全体の雰囲気も変え、結果お互いが尊重し合い、会社の業績も伸びていった。

 チャンチャン!!

 
 ということなのですが(笑)、
 
 何を例えたいかというと、「子供」だからといって、既存の価値観や親子関係で判断すると、うまく機能しませんよ!ということなのです。(笑)

 子供に分かる訳がない!とか、子供だからこっちがリードしなきゃ!と思ったら、意外とお子様の方が、解決策を示してくれるかもしれませんよ♪(笑)


 最後にお伝えしたい事を述べて終わりにしますが、

 お子様との関わりは、「まだ未熟な存在」という認識・関わり方から、「一人の立派な魂の存在」として意識し接すれば、意外とスムーズにいくかもしれません♪

 様々な事例があって、ここに書き連ねた事が当てはまらない場合もあるでしょうが、しっかりコミュニケーションを取られて、子育てに取り組んで下さいね♪



 今日でいよいよ「シルバーウィーク」が終わりますねぇ。(笑) 明日からは通常通りの日々が待っています♪(笑)
次回はいつ更新出来るか定かではありませんが(笑)、次は同じくランキング上位のテーマ「夫婦関係」について触れようかな?と、密かに思っています(笑)

 それでは又の機会まで!

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親と子供の関係。・・・時に「親」であるあなたの修行を「支援」する子供たち

2014年02月25日 10時36分11秒 | 親子関係について

 こんにちは。スピリチュアル占師スピンクルです。
少々事情がありまして、更新が緩やかになってしまい、すみません。

 久しぶりの本日は、親と子の関係について触れたいと思います。
カテゴリー内容が、若干「夫婦関係」にも関係しますが、よろしくお願いします。

 さて、この世に生を受けて、成長し、「運命の人」と言える異性に出会い、
永遠の愛を誓い合って、結婚し、子供を授かる。

 中には、「課題」によって独身を貫いたり、お子様無しの人生を歩まれる方も
いらっしゃいますが、だいたい「家族」を設けます。

 そういう環境で、月日が経ち、「家族の歴史」を刻んでいくと、時に「最初の課題」
を忘れてしまう事があります。

 仕事であったり、友人関係だったり、場合によってはパートナーとの「学び」だったり・・。

 皆さんも人生で、一度や二度「困難」に直面した事があるかと思います。
なぜかトラブルが起きたり、険悪になったり、時に「夫婦の危機」が訪れたり・・。

 そんな「壁」を感じた時、「子供」という存在は、必死に親であるあなたを「支援」しようとするのです。
まさに「子はかすがい」を実際に行うのです。

 スピリチュアル的に、セッション等を通じて、相談者の「親子関係」を確認する機会もあるのですが、
なにかしら前世において、「一緒にいたい」「恩返しがしたい」「応援したい」との想いを持ちながら、
あなたやパートナーを選び、場合によっては「愛のキューピット」をして、この世に「子供」として、降りてくるようです。

 そのような想いを持って、生まれてきますから、時に親であるあなたが「困難」に陥った時、課題を乗り越えられない時、
年齢に関係なく、極端に言えば「赤ちゃん」の段階でも、必死に「支援」しようとするのです。

 仕事に行き詰った時、「笑顔」で癒そうとするし、人間関係がぎくしゃくした時、お子様自身の行動で、「もっと自然体で
行動したら、楽だよ!」と、教えてくれる。
 さらに、親であるあなたとパートナーとの関係性悪化になると、自分自身の命を掛けて、修復に協力しようとするのです。

 特に最後の「夫婦の危機」の時は、それはもう必死です。
過去にそういう事例のご相談があった時、当初は「関係性修復」をメインに、セッションを実施していました。
ところが、途中からそのご夫婦のお子様が「難病」になったのです。

 相談者は「罰が当たったのか!」と動揺していましたが、私が確認したところ、そのご夫婦の課題が「大事な人を守り、
最後まで責任を持って人生を全うできるか」だったのです。
 その課題に対し、そのお子様は、まだ1歳にもかかわらず「課題が達成できない危機」と感じ、自らの命を賭して阻止しようと
その病気になったのです。

 その病気は、まさに「家族全員が一致団結」しなければ、乗り越えられない状況でした。
夫婦の危機でいがみ合っている場合じゃなかったのです。

 とりあえず、夫婦間の問題は置いといて、お互い協力し合うという事で、その一家は看病にまい進しました。

 結果、3年の月日が掛かりましたが、現在では嘘のように回復し、元気に成長しているようです。
そして、当時危機に直面していた「夫婦仲」ですが、こちらも嘘のように(笑)「回復」したのです。

 私が本日お伝えしたいのは、子供というのは「不思議なパワー」を秘めているということです。
特に3歳ごろまでのお子様は、それを積極的に「発揮」しようとします。

 人生の過程で、あなたが様々な困難に直面した時、場合によっては「病気」になったり、困らせたりして、
「関わり」を持たせようとします。
 それに気付かないと、その場面で学ばないと、幼い命を失ってしまうという悲しい出来事も起こってしまいます。
もっと言えば、「来た意味が無い」と思わせない事が大切なのです。

 私はご縁が出来た一部の方々に限られてしまいますが、そのような事例に触れた時、まず最優先で「お子様」を
守ろうと思います。その事実を相談者にお伝えして、今後の方向性・判断を、促していきたいと思う今日この頃です。

 とはいっても、あくまでも人生というのは、その方が「主役」です。
私も含めて他人が「干渉」すべきものではありません。

 ですから、相談者が決めた「人生の選択」を受け入れつつ、最善の方法が無いか、日々模索しながら修行に励む
スピンクルでした。

それでは又次の機会に!

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家庭環境における「負の連鎖」。・・・それを断ち切る勇気が「魂の修行」に繋がる

2013年12月07日 13時14分55秒 | 親子関係について


 こんにちは、スピリチュアル占師スピンクルです。
せわしなく世間が変化を加速しているこの時期、私もブログの更新スピードを若干上げてみました。(笑)
この調子で持続出来たら良いのですが。(笑)

 さて今回は、時々お会いする友人との「世間話」でクローズアップされた、「家庭環境」について取り上げたいと思います。

 子供の学校PTAなどでちょくちょく話し合われるテーマ、「家庭環境による子供の非行について」。
夜遅くまで近隣のスーパーやゲームセンターにたむろする、いわゆる「不良」と呼ばれている子供たち。

 その子供たちをどうにか更生したいと、お父さんたちを中心に「夜間パトロール」や「街頭指導」が月に1~2回実施されているのですが、
いつも、実施後の懇談会で持ち上がってくる内容が、「いつも同じ顔触れ」、「あそこの家庭は環境が悪い」、「親も同様に素行が悪い」等なのです。

 PTAのお父さんたちも、必死に子供たちをどうにかしたいと考えている傍らで、半分「あきらめムード」が漂っているんです。
何度指導しても、その家庭の環境に問題があるため、深夜になると家を抜け出し警察に補導され、問題が解決しない。

 もう、「いたちごっこ」状態の現状で、心のどこかでこう思っている可能性があるんです。

 ・ああいう家庭だから仕方がない。
 ・どうせ、あの子も大人になったら、親同様に子供をないがしろにするんだろう。
 ・あの親にして、この子あり。
 ・他人がどうこう言ったって、変わるわけがない。
 ・負の連鎖は続く・・。
 ・あの家庭に生まれてきた子供の「運」が悪かった・・。

 一般的に見れば、確かにそういった印象も否定できません。
ちゃんと両親が揃った家庭に生まれていれば、夜も一家団らんで過ごしていたかもしれない。
母親が夜働きに行く事もなかったかもしれない。
子供がさびしい思いをして、「仲間」を求める事もなかったかもしれない。

 温かい家庭を知らずに育った子供たちが、実際に同様の家庭を築く事も否定はできません。
親が離婚したら、子供も「離婚率」が高まる。そういう発表をした学者もいます。

 では、これをスピリチュアル的に捉えたら、どうなるか。
まさに、タイトルにあるように、生まれてきた子供たちにとっての「魂の修行」こそが、「負の連鎖」を断ち切る事なのです。

 何度となくブログで触れてきた「魂の修行」。
生まれてくる魂は、「親を選んで」降りてきます。 当然、生活環境や親の性格、状況も理解した上で、「子供」として修行を開始するわけです。

 その時、降りてくる前の「課題設定」はどうなっているのでしょうか?

 私が、過去に問題行動を起こしていたある子供の魂を、実際に「覗いた」時の事を述べていきたいと思います。


 「優柔不断で、周りに影響された前世」

 その子の前世は、今世とは全く違った「恵まれた環境」で生を受けました。
何不自由なく過ごした幼年期。家庭教師も付く位に充実した「教育環境」。今で言う「一流校」に進学したその魂。
社会に出てからも変わらず、親の働きがあったのか、「一流企業」に就職したのです。

 24~5歳頃に結婚し、子供も3人授かりました。 家庭を持った後も、実家からのバックアップもあり、その子供たちも素晴らしい環境で
育て上げたようです。 まるで今とは「正反対」の人生でした。

 しかし、その魂が臨終の間際に、「自分の人生」を振り返った時に、生涯を通じて感じていた気持ちを出してきたのです。

 「私は、愛情をたっぷりと注いでくれた両親のおかげで、不自由のない人生だった。一般からすると恵まれた環境で、時に羨ましがられた。
子供・孫にも恵まれ、経済的にも困らなかった。

 しかし・・・、振り返ってみると、人生の節目に誰かがいて、その人の「意見」に頼るあまり、自分の意見を尊重できない事が多々あった。
学校へ進学する時も、親友と同じ学校へ行きたいのに、親の意見で変えてしまった。就職した時も違う職種に興味あったのに、結局畑違いになったのも
最後は「当時の人気職種」。

 結婚してからも、妻の意見に押し切られ、子供たちとの関わりも、「威厳のある父親」を演じ続けた。
本当は、実家のような固い関係ではなく、「笑いの絶えない家庭」を作りたかったのに・・・。

 人生の終盤でもそうだった。 肩書きがあるあまり「取り巻き」からは、「それなりの風格」を求められ、それに従った。
先程でもそうだ・・。人生の終わりくらい、共に過ごした「家族」に見守られ旅立ちたかったのに、こんな部屋に隔離されて、最後を迎える・・。

 なぜ言えなかったんだろう・・。

 「私の意見はこうだ!」と。

 あまりにも周りに影響されて過ごした人生だった。 その一因には「そうしなくても何とかなる環境・状況」があったかもしれない。
なら、次の人生は「自分が主体性を持って過ごさないと、たちまち苦境に立たされるような環境」に身を置いてみよう!

 環境がどうあれ、「自分」というものを持って、その状況を乗り越えてみよう! 次のテーマが決まった・・・! 」
という感じでした。

 
 その子の『修行テーマ』は、「負の連鎖を断ち切る」

 そのような前世を過ごしたこの子は、設定した通りに親を選定し、「シングル家庭で、『負の連鎖」を持っている家庭」に降りてきました。
学びのテーマとしては、「レベル3」というところでしょうか。

 もともと流されやすい「命のクセ」を持っている魂が、あえて「流されるのが必然のような家庭」に来たのですから、それは「台風の中にバイクで出掛ける」
「禁煙した人が、「喫煙室」で過ごす。」みたいなものです。 これはきつい設定です。

 その子から出てくる言葉が、修行の難しさを物語っています。

 ・「だって、友達が誘いに来るから、遊んでいる。だから、友達が悪い」
 ・「だって、母親がお金をくれないから、万引きをする。だから母親が悪い」
 ・「だって、ばあちゃんがタバコを吸うから、吸いたくなる。だからばあちゃんのせい」
 ・「だって、こんなところに自転車を置くから、盗みたくなる。だから、置いた人が悪い」

 だってだってのオンパレードです。(笑) いつも悪いのは「他人」。自分の「周りの環境」がこうだから、そうなった。 前世での「流されるクセ」そのものです。
でも、ある意味仕方ないのかもしれません。 だって(笑)前世の記憶なんて、ほとんどの人が忘れるんですから。だから、その魂が悪い?(笑)

 いえ、悪くはありません。 今このような状況でも、ちゃんと「修行」はしているわけです。彼なりに。
「流される」ということが、いかに辛いか。 どこかで「抜け出さないといけない」という「魂の叫び」が常にある事を。

 その「抜け出すきっかけ」を魂が求めている事に、私はある日気付きました。というか、そのような「チャンス」を彼から発信されました。

 深夜の一時だったでしょうか。 私がセッション帰りに近くのスーパーに立ち寄りました。
すると、いつもの光景だったんですが、彼と数名の「仲間」が、入口のベンチでたむろしてました。

 でも、その日は違いました。 いつもなら、顔見知りの大人を見ると、そそくさと退散する彼らなのですが、件の彼だけが一人ベンチに座ったままでした。

 ゆっくり近づいて声を掛けてみました。
「どうした?(笑) いつもならダッシュで逃げるのに、君だけなぜ残っている?」と。

 すると、ちょうど今しがた先輩のバイクを乗せてもらったら、転んで足をくじいてしまった。だから走れない。だから、先輩のバイクが悪いとのこと。
いつもの「だって節」炸裂です。(笑)

 それを聞いた私は、ダメもとで聞いてみました。
「なら、僕が家に送って行くよ。 どうせ今日は友達と遊べないだろう。 だったら、今日はゆっくり休んで足直せ。な!」

 すると、意外にも彼は素直に受け入れたのでした。 きっと、「彼の魂」が私に「SOS」を出したんでしょうね。だから、足をくじいたのでしょう。

 車中で、私は「今度書く小説の中身」という体で、彼の自宅に到着まで、彼の前世を語って聞かせたのです。

 すると、あれだけ気を張っていた彼が、嗚咽しながら泣き始めたのです。 「まるで自分のようだ」と。
いつも、こうなってはいけない。断らなきゃいけないと思いつつ、周りのせいにして自分を納得させていると。

 セッションを受けられた方なら、ご経験があると思いますが、半数の方が「号泣」します。
それは、「魂が課題を思い出した瞬間」であり、「魂の浄化」でもあるのです。 私はそう呼んでいます。

 見た目は相変わらずの「ヤンキー」(笑)でしたが、私の目に写る彼は、「課題に取り組む決意」をした魂でした。
「自らの力で、『負の連鎖」を断ち切る!」と。

 それからの彼は、見る見るうちに変わっていきました。
仲間からは「付き合いが悪くなった」と罵倒されても動じず、母親も彼の変化に呼応するように、夜から昼へ仕事を変え、必死に家庭を支えるように
なりました。

 
 今は、職業訓練学校に通ったのち、「一流企業」の下請けの「電化製品修理会社」に就職し、必死に家庭を支えている「ヤングパパ」です。(笑)
若くして結婚する「家系の連鎖」は、断ち切らなかったようです。(笑) でも、幸せだから良いですよね?(笑)


 このように、ややもすれば周りがあきらめてしまう環境に身を置く「子供たち」。
そして、「負の連鎖」のせいにしてしまう本人及び周りの「大人たち」。
でも、一度「魂の課題」に気付けば、彼のように「乗り越える」ことが、十分可能なのです。

 一人一人、「魂の課題」は違いますが、それぞれの魂が「明確に思いだし」、「それに立ち向かう決意」をしたら、人生は充実したものに変化するのです。

 あなたも前世を通じて、「魂の課題」に気付いてみませんか?(笑)

 それでは、またの機会に!
スピンクルでした。

 

 
 
 

 

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さまざまな親子関係。 前世での関係性 その2

2012年07月29日 16時42分02秒 | 親子関係について

 今回は、「親子なのに、相容れない」という話題です。

(2) 「子どもが2人いますが、上の子に対して、愛情が湧かない。」

 相談者から、このような内容で相談を受けました。
相談者は、実の子なのに愛情の湧き方が下の子と上の子では、
違うということに悩んでおられました。

 その後、上のお子さんと下のお子さんを「観察」してみると、
前世での関係性の違いから、そういう感情になることがわかりました。

まず、相談者自身の前世から触れたいと思います。

 相談者は、かつて何人もの奉公人を抱える卸問屋の「箱入り娘」でした。
ご両親も、手塩にかけて一人娘の相談者を育てていたようです。

 10歳前後ですが、すでに「婚約者」もいて、ゆくゆくはそのお婿さんに
お店を継いでもらおうと、ご両親は思っていたようです。

 当の相談者は、そんなことも露知らず、お店の奉公人でもある
同じ年代の「お兄さん」に、毎日遊んでもらっていたようです。

 そんな相談者も年頃になり、そろそろ「結婚」の準備を進めようと
ご両親が伝えたところ、なんと相談者はいつも一緒に遊んでくれた
「お兄さん」と結婚したいと伝えたようです。

 もちろん「お嬢様と奉公人」という身分違いの結婚なんて、認められるわけがありません。
ご両親は、即座に否定しました。

 でも、今まで思い通りに育ってきた相談者には納得がいきません。
ついに、相談者はご両親にこう告げたのです。

「では、祝言の夜に自害いたします。それでも良いなら縁談を進めて下さい。」

 お母様は泣いて思い直すよう説得していたのですが、お父様は、そんなに
想いが強いなら、娘の幸せのために奉公人との結婚を認めた方が良いのではと
思い始めたのです。

 しかし、現代と違い、当時の名家同士の結婚は、今以上に「家柄」を周りから
重視されます。

 まして商売人となれば、世間の目はいやでも注目されることになります。
そういう状況でのお父様の決断は、「苦渋の決断」と言えるでしょう。

 その旦那様から、「娘と結婚してやってくれ」と伝えられた奉公人も悩んだことでしょう。

 確かに、奉公人である男性も、恋愛感情が無いわけでもなかったようですが、
「身分違い」であり、そのような感情は無意味であるとあきらめていたようです。

 幸せに暮らしていたある日、田舎から、夫となった元奉公人のお母さんが上京してきます。
普通なら、「逆玉の輿」ですから大喜びのはずですが、「ひがみ根性」が強かったようです。

 「どうせ、自分の方が息子よりえらいと思っているんだろう。」とか、
 「もっと身分相応な嫁を貰った方が、息子は幸せだった」だの、言いたい放題でした。

当の息子本人も、もともと親思いの好青年でしたから、母親と、妻である相談者との
間で、板ばさみになっていました。

そんな関係が、終生変わることなく、それぞれ人生を終えることとなりました。


 そして、時代が変わり、現在の関係性で言うと、
相談者の上のお子さんが、「お姑さん」でした。

お姑さんはというと、どんなに嫌味を言っても優しくお世話をしてくれる
「嫁」に、結局感謝の言葉も伝えることが出来ずに亡くなった為、
今世では、感謝の気持ちも込めて「お世話しよう」と想い、娘として
生まれてきたようです。しかし、まだ生まれて十数年の為、素直に
気持ちを伝えられないようです。

そして、下のお子さんが、「元奉公人の夫」でした。
何かにつけ、気を使う性格らしいのですが、まだ前世での「遠慮がち」が
抜けていないのでしょう。

 なので、上のお子さんとの関係性は「元嫁姑」ですから、潜在意識的に
「相容れない」気持ちがあるのではないかと、私は感じました。

下のお子さんとは、「元夫婦」ですから、愛情が深いのは無理もありません。
同じお子さんでも愛情の湧き方に差が出るのは、そういう理由でした。

すると、「母親なのに、愛情が偏るのはおかしいのではないかと心配でした。
理由がわかって、すごく安心しました。」とホッとしたようでした。


さまざまな関係性が、前世からの繋がりだとわかれば、納得することはいっぱいあります。
皆さんの中にも、「無意識」に感じる「違和感」はありませんか?
それは、もしかしたら前世での関係性が影響しているのかもしれません。

次回は、「前世での経験と、仕事の適性との関係」です。


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さまざまな親子関係。 前世での関係性

2012年07月27日 11時21分11秒 | 親子関係について

 前回までは、「不妊」について触れましたが、
今回は、「親子関係」について少し触れたいと思います。

 この世に生まれ来る時に、「子どもが親を選ぶ」と、
以前申し上げました。

 では、その時「選ぶ動機・きっかけ」はあるのでしょうか?
答えは、「YES」です。

 魂自身の「学び」の為、適切な「親」を選ぶのは基本として、
「前世での関係性」も選択基準に入るケースがあります。

以前、相談に乗った親子のケースで、説明いたします。


事例1. 「息子が私(母親)にべったりです。マザコンでは?」

 相談者の知人女性は、まんざらでもない様子ではありましたが、
中学生になった息子さんが、今でも買い物に付き合ってくれたり、
さまざまな事を報告してくれるのは嬉しいけれど、仲の良いママ友
から「マザコンにならない?」と指摘され、不安になっているようでした。

 日を改めて、息子さんを「観察」してみると、その理由が判明致しました。

母親である相談者と、その息子さんは、前世で「ご夫婦」だったようです。
相談者が「夫」、息子さんが「妻」の関係でした。

 「元夫婦」が、今世でなぜ「親子」になった理由を、更に「観察」してみました。

すると、意外な事実が判明致しました。
元妻の息子さんは、結婚したにも関わらず、夫である「母親」の世話をしないどころか、
自由奔放に遊び回っていたようです。

そうしている内に、自分自身が「不治の病」になってしまい、寝たきりになってしまいました。
そんな自分に対して、当時夫だった「母親」が、文句一つ言わず、寝る間も惜しんで、
献身的に看病してくれた姿に、相当後悔していました。

わがままで、ちゃんと向き合っていなかった自分に対して、「無償の愛」で看病を続ける夫。
反省したけど時すでに遅く、日々弱っていく体力と気力。

失意と後悔の中で、魂が抜ける瞬間の最後の思いが、以下の言葉でした。

「今度生まれ変わったら、何もしてあげられなかった夫に、いっぱい恩返しがしたい・・・。」

そういう想いを抱きながら、あの世に戻り、「命の休養と洗濯」を済ませた「元妻」は、
今世で「息子」として、知人女性の下へ降りてきたようです。

「観察結果」を一通り知人女性に説明した私は、こう付け加えました。

「息子さんは、恩返しのためにあなたのそばにやって来ました。ですから、他の男の子以上に
 あなたのことを守り、支えてくれますよ。安心して下さい。」

するとその知人女性は、涙を浮かべながら告白してくれました。

「実は・・、息子以上の感情が時々出てくるので、自分がおかしいのではないかと悩み、
 心療内科に行こうかと思っていました。今の話で納得しました。よかった・・。」

そのあと、前世での関係性を理解した知人女性は、逆に思い切り息子さんに甘えるように
しているようです。当の息子さんも、前世で出来なかった分も含めて、「献身的」にお母さんを
支えているということです。

夫婦といえど「赤の他人」という関係から、血のつながった「より深い関係」へと、転換した事例でした。

次回は、「親子なのに、相容れない」事例を紹介します。





 

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