「岡崎正義のかわら版」

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寄せられたコメントについてのお話・・・ペットと飼い主の関係性

2012年10月29日 11時34分21秒 | 人と動物の関係

 先日、このようなコメントが寄せられました。
「ペットと飼い主との繫がりは、スピリチュアル的にはどうなのでしょうか?」

 ということで、本日は「ペットと飼い主の関係」について触れたいと思います。


(1) ペットと飼い主の繫がりとは。

 ペットというのは、飼い主にとって『家族』同然であり、長年生活を共にする程、
愛着は相当深くなっていく対象ではないでしょうか。

 そのペットも、当然「寿命」があり、時が来れば「別れ」が訪れるのも、この世の摂理から仕方が無いことです。
近年『ペットロス』という言葉もあることから、飼い主にとっての悲しみは、他人が推し量れない「深さ」だと推測します。

 それを象徴するように、「ペット葬」や『ペット墓』サービスが存在するのがなによりの証拠です。

 さて、古代の遺跡彫刻や文献等で、古くから存在していた「人間とペットの関係」。
なぜ、平均寿命が違う生物同士が、時に癒し、いたわり、寄り添うのかを、過去の相談事例を通じて、お話したいと思います。


(2) 「歴代飼ってきたどのペットよりも、別れが辛かったのは、何か前世での関係があるのでしょうか?」

 小見出しの内容で、以前相談に乗った50代女性の事例が以下の通りでした。

 その女性は大のワンちゃん好きで、独身時代を含めて歴代3匹のペットと生活を共にしてきたそうです。
その中でも、8年前から飼い始め、1年前に亡くなったペットとの別れがとても辛く、まさに「ペットロス状態」が今でも続き、それ以来新たに飼うことが出来ないのは、そのペットと前世で強い結びつきがあったのか知りたいというご相談でした。

 私は、まずその女性の「前世」を観察し、その周辺を含めて探っていきました。
その結果、そのペットと女性との関係が、違う環境で「強かった」ということが判りました。

 相談女性の前世は「男性」で、山岳地帯に住むアジア人でした。
その当時、仕事の補助や交通手段として、一匹、いや「1頭の象」を飼っていたのが彼女で、今世で別れた「ペット」が、その象でした。

 その結びつきは、「愛玩用」という域を超えた、まさに「家族同然」、「仕事のパートナー」という強い繫がりでした。
お互いを信頼し合い、いつでも一緒に寄り添う、観ているこちらまで心が和むような間柄だったようです。

 そんな素晴らしい関係も、ある日突然「悲しい事故」によって引き裂かれます。
自宅から出かけた「2人」は、ふもとにある「街」に向かって、山道を下っていました。
その道中、山から突然「狼のような野犬」が、襲い掛かってきました。

 執拗に象の足を狙う野犬たちを、必死に追い払おうとする象。
大事な「相棒」を守ろうと、勇敢に立ち向かう前世での彼女。

 しかし、そこで悲しい事故が起こってしまいました。
びくともしない巨体に、攻撃をあきらめかけた野犬たちに、威嚇をする為に前足を振り上げて下ろそうとした象の背後から、野犬に向かってきた彼女が飛び出てきたのです。

 恐れをなして、山中に逃げ帰った野犬たち。
静まり返った山道で、その象が目にしたのは、信じられない光景でした。
みずからの前足の下で踏みつけていたのは、誰よりも大事な「相棒」だったのです。

 あたり一面に広がる血の海。
なぜこうなったかをしばらく理解できない象・・・。
鼻でゆすっても動かない「彼」を、必死に鼻で巻きつけ、自宅に運んだ象の気持ちは計り知れませんが、「映像」を見る限り、人間同様の感情が湧き上がっているのは、伝わってきました。

 その後も悲劇としか言えない状況でした。
村に戻った象を見た人々は、悲鳴を上げながら逃げ惑っていました。

 血みどろの飼い主を鼻に巻きつけ、高々と上げる象。
その象の前足は、真っ赤な血で染まっている。
その象に下された村人のイメージは「飼い主を殺した殺人象」でした・・・。

 それからの情景は残酷過ぎるので割愛しますが、結果その村の男達の手によって、命を奪われてしまいます。

 「思いを言葉で伝えられないくやしさ、もどかしさ。」
 偶発的な事故とはいえ、「自分が大事な相棒の命を奪ってしまった」という自責の念。
 「野犬さえ出てこなければ」という野犬たちへの恨みやくやしさ。

 そんな感情が一気に湧き上がったというより他が無いような象の様子でした。

 今まさに命を奪われようとするのに、微動だにしない象。
 目には涙が一杯溢れていました。
 その象の表情に、目が血走った村人達は、誰一人気付いていませんでした。恐怖と恨みに支配されて・・・。

 その光景を、必死に状況を説明して、止めようとするすでに亡くなった飼い主。
当然のことながら、肉体から離れ魂となった「彼」に誰一人気付く者はいませんでした。

 その後、お互いに詫び、寄り添いながら仲良くあの世に登って行きました。

 確かに、前世でとても結びつきが強かった相談者と亡くなったペット。
他のペットとは、関係性が違うということを、支障のない表現でお伝えしました。
その相談者は号泣しながら、私の話に耳を傾けて下さり、「ペットロス」を起こすほどの原因が何かがわかり、
納得された様子で、改めてしっかりと歴代のペット達も含めて供養することを約束してくれました。


(3) 人間とペットとの関係性とは

 前述の相談者の例にもあるように、ペットという存在は、前世も含めてどんな関係性が築かれているのか
直接「観察」しなければ、詳しくはわかりませんが、この世で私たちが「修行」する際に、時に癒され、助けられ、心の支えにもなる『ペット」。
スピリチュアル的には、きっと意味のある関係性があるのは、間違いがないように思います。

 平均寿命の違いから、圧倒的に「看取る側」になる私たち人間は、一度「飼う」と決めた以上、最後まで責任を持って面倒を見る覚悟が必要なのではないでしょうか。

 周りの流行に流されていませんか?
 一時的な感情ではありませんか?
 最後まで寄り添う覚悟がおありですか?


 

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コメント「夫婦縁」に対する回答

2012年10月16日 17時46分27秒 | 恋愛・夫婦関係

 先程アップした、夫婦関係に関する過去の相談記事に、早速コメントが寄せられました。
「夫婦縁」というタイトルで、匿名さんからのご質問でした。

 その中で、「毎回同じ相手と夫婦をすることは多いのでしょうか?」というご質問がありました。
その後のコメント記事から察するに、ご主人への愛情が薄れ、「離婚」も視野に入れておられるようです。
その為、もし毎回同じ相手と夫婦になるなら勘弁してほしいというお気持ちなのでしょうか。

 そこで、今回は回答を交えながら、「夫婦」について触れたいと思います。


(1) そもそも夫婦とは、「相性が合わない同士の我慢比べ」

 まずは、匿名さんのご質問に対する回答です。
「毎回同じ相手と夫婦になることは多いのか?」ですが、これは可能性としては低いのではないでしょうか。

 夫婦とは、小見出しに書いたように、基本的に「相性が合わない同士」の我慢比べなのです。
自分に持っていないものを相手から学び、吸収し魂をレベルアップしていく。それが「夫婦」なのです。

 当然、言動・考え・価値観が違いますから、魂レベルでは「違和感バリバリ」なのが普通なのです。
とはいっても、ラブラブな夫婦もいるじゃないかと反論されるかもしれません。
 
 そのラブラブな夫婦は、実は2種類あるのです。
一つめは、「前世で頑張ったご褒美に、夫婦になった」カップル。
二つめが、「お互いの魂を、本当の意味で『開放」していない、学びを忘れてしまっている」カップルです。

 一つめのカップルは、それこそ周りもうらやむ程に仲の良いカップルですが、意外と夫婦関係以外で悩みを抱える傾向にあるようです。
基本的に人生は「修行」ですから、順風満帆な部分と、そうでない部分はバランス良く「配分」されているようですね。
夫婦関係は良好でも、親子関係や対人関係に問題を抱えている例が多い気がします。

 二つめのカップルは、せっかく学ぶ相手と縁して、「夫婦」になったにもかかわらず、相手から学ぶ事を忘れ、魂レベルで触れ合っていないカップルです。
人生的には「楽しい」かもしれませんね。波風が立たず、波乱も起きない毎日ですから。
 しかし、一旦別の事柄で問題が起きると、たちまち相手を罵倒し、罵り、周りもびっくりするくらいに、あっけなく「離婚」してしまいます。
その修羅場たるや「仲が良くはない」と思っていた夫婦が、「仲が良くてよかった・・。」と思えるくらいです。

 よく長年連れ添ったご夫婦に「似た者夫婦」がいらっしゃいますよね?
ずっと身近で見ていた古くからの友人・親戚ならわかると思いますが、最初から似ていたわけではありません。
あれは、正真正銘「魂の交流」をし、お互いの長所短所を吸収した結果、魂のレベルアップを図り、「似た者同士」になるのです。
お話を伺うと、今では想像もつかないくらいの「夫婦の修羅場」を何度も経験されている共通点があります。


(2) 我慢せずに「離婚」してはいけないのか?

 匿名さんのコメントから、離婚を視野に入れながら動かれているようですが、では前述の「夫婦」の本当の意味を踏まえれば、なるべく我慢をして夫婦関係を続けることが良いことなのでしょうか。

 矛盾するようですが、場合によっては「離婚」することもアリなケースもあるのです。
その条件は、次の理由があてはまる場合によって成り立ちます。

 (1)既に学び終わっている相手同士が結婚してしまった時
 (2)周りから促され(お見合い・政略結婚等)て、相手と直接的な接点を持たないまま結婚した時

 (1)は、「運命の出会い」的な感じで結婚したカップルに多いパターンです。
運命の出会いと言えばロマンティックに聞こえますが、要するに元から「似た者同士」が結婚したのです。

「私と境遇も価値観も一緒だわ!人生まで似ている気がする。これはきっと運命よ!」

それは言い換えれば、「同じソウルメイトで、学ぶ課題も同じ。あら!あなたも同じ科目の勉強?困ったわ・・、違う科目を学びにせっかく来たのに・・・。」
という困った出会いなのです。引きつけられるのは当然です。同じ魂のグループですから。


 (2)は、お昼にアップした記事と似たようなカップルですが、多少なりともお見合いでも紹介でも直接相手に興味を持てば、それはそれで良いのですが、
えてして、若い時期に「お金があるから」とか「あのハンサムと結婚したら周りがうらやむかも」という理由で結婚したカップルに多いのがこちらです。
こういう場合は、「魂」を見ずに「周りの環境」を見て結婚したのですから、「魂の向上」は望むべくもありません。

「若い頃はあんなにカッコ良かったのに、今じゃ・・・。あー、どこかに素敵な人はいないのかしら・・・。」なんて、相手を「賞味期限」のあるモノ扱いです。


(3) 夫婦関係とは

 皆さんは既婚者ですか? 独身者ですか?
結婚生活を続けるつもりですか? 離婚するつもりですか?

夫婦関係を続けていくバロメーター、離婚を決意しても支障がない判断基準が「スピリチュアル的」にあると思いますか?
答えは、前述した通りです。

 もし結婚生活を続けていくおつもりなら、あえて相手の嫌な部分と正面から向き合って下さい。
離婚をお考えなら、それが最初から「似たもの同士」だったか、若気の至りで結婚したのかどちらかに当てはまるか考えてください。

 仮に、我慢して魂を高めるべき「本来の夫婦」なら、どんなに苦しくても全うすることをお勧めします。
なぜなら、ここで「途中リタイア」してしまうと、来世で「もっと過酷な夫婦生活」を体験してしまうのです。

人生は『テスト」と同じです。しっかり勉強して「合格」したら良いのですが、見送ってしまうと、後から本試験より難しい『追試」が待っているのです。
学校のテストと違って、「受けない」ということはあり得ません。必ず「試練」という名でやってきます。

 あなたなら「レベル1」で合格しますか? それとも「レベル10」になるまで勉強しませんか?
早めにクリアすることが、ここでの人生を楽しくするコツなのです。

 夫婦という関係は、そういう試練の「総合テスト」なのかもしれませんね。



コメント (7)
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過去の相談例・・・「夫婦関係がうまくいかない」

2012年10月16日 11時40分07秒 | 恋愛・夫婦関係

 いつの世も「恋愛関係」には様々なパターンがあります。
情熱的な愛、穏やかな愛、そして禁断の愛。どれも当事者にとっては必然であり、他人が単純に比較出来ない色々な理由・状況を持ち、育んでいると思います。

 さて、私が過去に相談を受けたNさんもそういう方のお一人でした。
様々な事情や前世での行動を通じて、私が確認しお伝えした内容が今日のお話です。


Nさんの例。「夫婦関係がうまくいきません」

 私が地域の集まりで『ランチ』をしたレストランで、何気ない話題から始まった「緊急前世相談」の時でした。

 グループの誰もが、最初に受けるのを尻込みしている中、Nさんが真っ先に名乗りを上げたのです。
「占いに興味があるので、お願いします!」 外見も華やかで活発に見えるNさんの勇気に周りも拍手を送っていました。

 私は場を整え、静かにNさんの前世を観察していきました。


(1) 前世は男性だったNさんの人生

 前世でのNさんは、9人兄弟の長男で3番目の子どもでした。
両親や姉から可愛がられ、愛情をたっぷり注がれた、幸せな幼年期だったようです。

 転機が訪れたのが、丁度20歳前後でした。一家を支えていた父親が、伝染病に倒れ急逝してしまったのです。
すでに姉や一部の妹達が嫁いでいたとはいえ、まだ一家には5人もの幼い弟妹がおりました。

 その状況の中、Nさんは家族みんなの幸せを信じ、母親と相談して兄弟達を「養子」に出すことを決めたのです。
Nさん自身も、父親の友人であった資産家に経営者の素質を見込まれ、母親と共にそのお宅に引き取られました。

 それからのNさんは、がむしゃらに働き、引き取ってくれた恩人の為、母の為、バラバラになった兄弟達を呼び戻す為に頑張ったのです。

 その頑張りに、恩人は自身の末娘との結婚を持ち掛けました。
Nさんは20代後半、相手は17,8歳の『年の差カップル』でした。Nさんも恩人の申し出ということもあり、その結婚を了承したのです。

 そういうきっかけで結婚生活をスタートしたNさんでしたが、最初から苦しい心境だったようです。
妻となった末娘ですが、甘えて育ったせいか何事も『自分中心』な性格で、気に入らない事があるとすぐにNさんへぶつけていました。

 加えて、Nさんに浴びせる言葉が耐え難いものでした。
「父が拾ってやった」
「だから私に尽くしなさい」
「あなたは私の奴隷」
「立場をわきまえなさい」

 Nさんは、恩人の為、母親の為にじっと一人で抱え込み、過ごしていました。

 そんな生活から開放され始めるのが、Nさんが40代になった頃でした。
頑張りを認められ、恩人から事業の一部を任されていたNさんの会社が大発展したのです。
それに反比例して、実の息子達が経営していた会社が傾き、追い討ちをかける様に恩人が他界してしまいました。

 今までの「セレブ生活」を死守するかのように、実の息子達は急激にNさんに擦り寄ってきました。
優越的な立場で、Nさん親子に関心さえ示さなかった息子達の豹変に、Nさんの母親は怒り心頭だったようですが、Nさん自身は暖かく生活の支援をしていました。

 一方、Nさんの妻は危機感を覚えていました。
「養っている立場」から「養われている立場」への変換は、これまでのNさんへの態度を振返るにつけ恐怖感にも似た感情が芽生えたようです。
「このままじゃ捨てられる!」
そう考えた彼女は、一変して「貞淑な妻」に変わりました。

 しかし、その豹変がNさんにとって「我慢ならない」行為だったようです。
「俺が立場によって態度を変える人間だと思っているのか・・・。」

 Nさんの妻への感情は、きっかけがどうであれ、長年の夫婦生活で多少なりとも育んできたつもりだったのに、裏切られた気持ちでいっぱいになりました。


 その時を同じくして、Nさんはある女性に出会います。
新しく勤め始めた「お手伝いさん」の彼女は、Nさんにとって理想の女性でした。気配り・物腰どれをとってもNさん好みで、人生初めての「恋愛感情」だったかもしれません。

 明らかに他のお手伝いさんとの対応とは違う夫の行動に、妻は敏感に察知しました。
すぐに彼女をクビにし、態度も根っからの性格を隠し通すことは無理だったようで、以前の「傲慢妻」に逆戻りしてしまいました。

 たまらなかったのはNさんです。
初めて「運命の女性」に出会ったと確信していたNさんは、完全に妻への愛情が消え、色んな手段を使い、彼女を探し当てたのです。

 激怒したのは妻です。
プライドの固まりだった彼女は、自ら家を出て行ってしまいました。

 その後、Nさんは探し当てた彼女と人生を全うするのですが、臨終の際にこう思ったようです。
「お世話になった人への恩は返したと思うが、その娘だった妻への対応はあれで良かったのか」
「引き止めるべきではなかったか。」
「お手伝いだった彼女との生活も、幸せだったし感謝もしている。だが、「女性の立場」では私の人生はどう映ったのか」
「もし生まれ変われるなら、後悔しない人生を送りたい。そして必要以上に遠慮はしたくない・・・・・・・」

そうやって、Nさんの前世は終了し、あの世に戻っていきました。


(2) 現在のNさんの状況

 以上のようにお伝えしたあと、Nさんは現在の心境を話し始めました。
「実は、今の状況が、お聞きした前世での話と真逆なシチュエーションでとても驚いています!」

 現在のご主人は、Nさんの父が経営している会社の『専務』で、もともとは関連子会社の「優良株」。
その将来性を見込んだ父が進めた、現在では珍しい「お見合い結婚」だそうです。

 しかし、事あるごとに遠慮するご主人に、苛立ちが募り、つい辛く当たるそうです。
「なぜあなたは妻の私に遠慮するの?そんなに父が心配? なら父と結婚すれば? あなたはどうせ父から言われて私と結婚しただけでしょ! そんなに出世したい? 私が離婚すると言えば、あなたの立場なんてすぐに無くなるわ!」

 Nさんからの告白に、私は言葉が出ませんでした。まさに前世と全く逆の立場で「追体験」しているような内容でした。
前世での臨終の際の言葉どおり、女性の立場で同じ事を「追体験」しに降りてきたのは、間違いないようです。


(3) このケースから私が推測すること、お伝えしたこと

 このケースでは、Nさんは『追体験』をする為に今回降りてきたことが、前世での状況や今世での状況から推測できました。

であるならば、同じような「人生の節目」に、ちゃんと乗り越えられるかどうかという「課題」を、Nさん自身あの世で設定してきたはずです。
以前後悔が残った節目。もう一つの選択をした場合の人生。そして、相手の立場に立った際の人生・・・。

 Nさんの場合は、「逆の立場」で人生を過ごしていますから、推測は比較的容易で、お伝えする内容も明確でした。

「一度ご主人の立場を経験しているので、落ち着いて考えればご主人の気持ちがわかるはず」
「周りではなく、自分達の気持ちが大事だから、遠慮は無用。父は父。私たちは私たち。」とご主人に伝えるようにアドバイスしました。

後日、Nさんから連絡があり、夫婦関係が徐々に改善してきたとのことでした。
ご主人からも「出世の為ではなく、一人の女性として魅力的だったから、結婚の申し出を受けた」と言われて、今まで以上に愛情が深くなったそうです。


(4) 人生の浮き沈みは意味がある

 目の前の現象に一喜一憂する私たちですが、平均80年近くの人生の中には、山もあり谷もあります。
その一つ一つが、意味のある出来事と捉え、どうせならば楽しく人生を過ごして生きましょうね!

 このブログをご覧の皆様。あなたも何かしら「課題」を持って降りてきているのです。
その課題をほんの少し覗きたくなったら、個別にご連絡下さい。可能な限り対応させて頂きます。


 


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コメント『自殺してしまった魂を救う方法はないのですか?』への回答

2012年10月10日 18時42分46秒 | 生と死

 先日、このブログにコメントが寄せられました。
『自殺してしまった魂を救う方法はないのですか?』

以前書き込んだ、自殺する行為がいかに恐ろしい事で、
罪深く何百年も魂が救われないという記事に対してのコメントです。


では、コメントに対する回答です。
色々なご意見があるかもしれませんし、酷な言い方ですが、
答えは、『基本的にノー』です。

能力者の中には、『救う方法はある』とおっしゃる方もいるかもしれません。
でも、それは『二度と人間として転生しない魂』を作ってしまう方法なのです。

以前書き込んだように、『とてつもない確率で修行のチャンスを与えられた魂』
である私たちこの世の人間は、どんな人生であれ全うする務めがあります。

それを自ら放棄したのですから、ペナルティは当然課されるのが普通です。

そのペナルティが、自分がしてしまった重大さを認識し悔い改める為の『期間』
をどこにも動けず生きていた時以上に不自由な状態になることなのです。

気が遠くなるような時間ですが、あの世の時間感覚からしたら『1ヶ月程度』です。

その反省をさせないまま、やみくもにあの世に戻してあげる行為は、その魂が
反省する機会を奪うばかりか、『魂レベルの将来』を奪ってしまうのです。

能力者にとっては、とても辛い場面です。
必死に苦しみを訴える『相手』を前にして、手を差し伸べられない苦しみが正直あります。

不幸にも、そういう出来事に直面した『遺族』にとっては、
「早く楽にして欲しい・・。」
「成仏させて欲しい」
という気持ちが当然あるのは承知しています。

でも、そういう理由で私は、『救える』んですが『救わない』という立場を取っています。

改めて申し上げますが、この世の家族・本人共に苦しみますので、
絶対に!自殺をしてはいけません。

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