(2),『見かけ』を磨く! (2)
如何にして感じの良い、「おもてなしの心を形に表すか」。ここに、「感じの良い容姿・態度・作法」が求められます。
ここでは、「相手に与える影響」という視点から、お伝えしま
す。皆さんは初めてのお客を、どの様な視点で分析しますか?
◆服装・・・ここは重要な分析要素です。最初に目にするところです。
◎この人は、どのような雰囲気が好みなのか?
◎どの様な話題が好みなのか?
など、服装によって、その人の好みや生活環境などが見えてきます。
◆話し方・・・話し方は、相手を分析する材料になります。
◎気が強い人。
◎しゃべるのが苦手な人。
◎気が弱い人。
このように、話し方1つで多くのことが分かります。
◆話す内容・・・頭の中に上手く整理できているかが分かります。
◎趣味、得意なこと等が分かる。
以上のように、相手の印象を測る要素はいろいろあります。
これは、逆の立場でも同じことが言えます。つまり、お客は私たちの
「服装・話し方・話の内容」によって、無意識の内に判断しています。
したがって、その顧客が次回来店されたら、貴方が対応することになります。それを顧客は望んでいます。
逆に、「悪い印象を与えられたら」 2度と来店いただけません。従って、お客に好い印象を与えるポイントを、しっかりと把握しなければいけません。
では、どうするか? 美容師の貴方が顧客をカウンセリングする時、伝えている情報が同じでも、貴方の服装が「清潔・清楚・質素」でない場合。「顧客の拒否感情が高まる」という確定データがあります。
美容師としての「職分」に徹した「身だしなみ」が信頼を得る第一条件です。
明日に続きます。