(9)、限りある時間の活用。
経営では会計によって経営状態を計測します。
その数値結果を読めば、何を改善すべきかが分ります。
つまり、改善改革は数値を知ることから始まります。
自店の仕事の中で、やっていても何もインパクトを生まないような非生産的な分野はないかを見直してみましょう。
仕事の種類や分野によっては、「省く・短縮する・直す・変える・追加する」などの切り口で、改善・改革する余地がないか?
正確に測ってみると、非常に多くの非生産的な時間を使っている場合があるものです。
非生産的な無駄な活動をしている時間は、どのくらいあるのか、まずは計測してみましょう。その非生産的な時間が分かったら、どのように生産的な時間に転換できるかを考えてみましょう。
私は非生産的なメニューの改善改革に、ことさら経営のエネルギーを傾注して参りました。その一例が理容の「顔そり」です。
これが「高い利益を挙げるサロンになった」最大の原因であったと思っています。
明日に続きます。