さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「果てしなき渇き」読破

2014-10-28 19:50:40 | さるみみ文庫2014
もう、この本読破するのに1か月もかかっちゃった…

ホント大変だった。この本。難しいとかじゃなくて、嫌悪感いっぱいでね。

あらすじは、警官をやめて離婚して警備会社で働く藤島の娘が行方不明になった。
で、藤島が娘の行方を追う中で、彼自身が知らなかった娘の姿がだんだん
明らかになっていく。娘は薬やら、殺人やら、売春組織の元締めもやってたりと
(ちなみに行方不明になってる娘は高校生)悪事の限りを尽くしてるらしい。
父である藤島はその娘の姿は本当ではないと思って、追い続けるんだけど
彼の思いを裏切るようなことが連続してしまう…的な感じ。

でもさ、娘の極悪非道ぶりもどうかと思うけど、この父親の壊れっぷりがまた
うんざりというか、読むに堪えない。
最後にはヤクザになってしまうし。
もう、娘を探す前に誰か藤島を捕まえて刑務所に入れた方が絶対いいって!と
思うくらいとにかく酷いのよね。

その酷い話を読むのが辛くてなかなか読み終われなかった。

サボさんにも「もうやめたら?」ってなんども言われたけど
なんか悔しかったから読破した。

でもとにかく酷いバイオレンス小説で、全然ミステリーって感じじゃない。
救いもないし、得るものもない。時間の無駄だったと言ってもいい。
はっきり言って今年1番の駄作だった。

このミステリーがすごい!大賞だったらしいけど、
あの賞は本当にどうしようもないな~と思わずにいられない。

早く古本屋に売って来よう。家にあるだけで運気が下がりそうだ。

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