さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「プチ哲学」で読み聞かせ

2014-12-22 22:04:28 | さるみみ文庫2014
先週の金曜日は、エナリのクラスで読み聞かせをしてきた。
使ったのが去年の年末に読んだ「プチ哲学」

哲学を小学生に??と思われるかもしれないけど、
実はこれって別にむずかしい本ではなくて、「ちょっと物の見方を変えてみよう」
「発想の転換をしてみよう」的な本で、見開き1ページのマンガがあり、
それぞれの絵に対して1つのテーマという構成なので、読むのも難しくない。
とにかく、小学校高学年なら読めると思ったので、扱うことに。
最初は特に「へえ」「なるほど」と思ってもらえる程度でよくて、
そういうきっかけになりそうなものを31個のテーマの中から6つ選んで紹介したわさ。

絵ももちろん見てもらいたかったので、実物投影機をお借りして拡大してみた。
6つのテーマの中でも一番盛り上がるだろうと思っていた「中身あてクイズ」は
想像以上にみんな盛り上がっていて、その答えを読んだときは
「なるほど」という子もいれば「え?どうして?わかんない」って子もいてさまざまだった。
この「中身あてクイズ」で紹介されているクイズは、論理的に考えていけば
ちゃんと答えが出るんだけど、そういうことを考え慣れていない子には????って感じだと思う。

ちなみにこのクイズ、当然サボさんは大人だからできた。
エナリはできてなかった。
サボさんは「コナンなら解けるだろうよ」と言ってたので試しにコナンにもやってみたら
コナン自身は3分もかからず、非常に明快に答えたね。

算数や数学でもそうだけど、図形の問題が得意な子って、補助線とか引くの上手じゃない?
それを「図形が見える」とよく言うけど(まるでガンダムでニュータイプなら「見える」ってあれみたい…)
コナンってそういう子だったのよね。でもエナリは全然「見えない」。

この「中身あてクイズ」は「情報がないことが情報になる」というものなんだけど
まさにそれを簡単に気づくあたりがコナンだよな、と思う。
まあ、性格はすごく悪いんだけどね。

この中身あてクイズのほかも面白いものがいくつもあるので、ぜひ多くの人に読んでもらいたいわさ。
1日で、いや、3時間もあればどんな人でも読み終われるのでぜひ。

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