
真山仁作品。
どうしてもこの人の作品というと「ハゲタカ」が思い出されるので
「経済小説書く人ね…」って思ってあまり手に取ったことがなかったんだけど、
コラプティオで「お、これいいじゃん!」ってなってちょっと注目してみた。
サボさんは「ハゲタカ」も「グリード」も「マグマ」も読んでて
今回はすぐに図書館に予約入れてたのよね。
サボさんが先に読んで「これはよかったから絶対読んで」って言ってて、
私はもうずっと途中になってるミステリーを読もうかと思ってたんだけど、
また先送りでこっち読んじゃった。
テーマは東日本大震災後の東北の架空の町に、神戸の震災で妻と子供を亡くした
教師が臨時応援教師ということで着任する、というところから始まる。
受け持ったクラスには震災で家族を失ったり教師や子どもたち、
転校してきた東京電力社員の子どもがいたりと、震災に絡む様々立場の人が
いろいろな思いを抱えて暮らしている、その中で起きる問題を
乗り越えながら季節が進んでいく。あ、6つの短編集ね。
書き方がとても丁寧で、どの作品もとてもよかった。
「さくら」と「小さな親切、大きな…」が特に好きだったかな。
震災にまつわる様々な事象について、気になってたこと、思ってたことを
作中の「まいど先生」が語ってる部分がいくつかあって、そのたびに「そうなんだよ!」って
思いながら読んでた。
これはたくさんの人が読んでくれるといいな、と思う。
次は絶対あのミステリーを読破しなくては…!!
どうしてもこの人の作品というと「ハゲタカ」が思い出されるので
「経済小説書く人ね…」って思ってあまり手に取ったことがなかったんだけど、
コラプティオで「お、これいいじゃん!」ってなってちょっと注目してみた。
サボさんは「ハゲタカ」も「グリード」も「マグマ」も読んでて
今回はすぐに図書館に予約入れてたのよね。
サボさんが先に読んで「これはよかったから絶対読んで」って言ってて、
私はもうずっと途中になってるミステリーを読もうかと思ってたんだけど、
また先送りでこっち読んじゃった。
テーマは東日本大震災後の東北の架空の町に、神戸の震災で妻と子供を亡くした
教師が臨時応援教師ということで着任する、というところから始まる。
受け持ったクラスには震災で家族を失ったり教師や子どもたち、
転校してきた東京電力社員の子どもがいたりと、震災に絡む様々立場の人が
いろいろな思いを抱えて暮らしている、その中で起きる問題を
乗り越えながら季節が進んでいく。あ、6つの短編集ね。
書き方がとても丁寧で、どの作品もとてもよかった。
「さくら」と「小さな親切、大きな…」が特に好きだったかな。
震災にまつわる様々な事象について、気になってたこと、思ってたことを
作中の「まいど先生」が語ってる部分がいくつかあって、そのたびに「そうなんだよ!」って
思いながら読んでた。
これはたくさんの人が読んでくれるといいな、と思う。
次は絶対あのミステリーを読破しなくては…!!
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