さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

怪獣好きによるワンフェス2024冬レポート 前編

2024-02-21 13:20:00 | 日記
久しぶりのブログ更新、今回は2024年2月11日開催のワンダーフェスティバル2024冬のレポートとなります。
 
今回は展示見本の製作などでWF前はかなり激務の日々を過ごしていました。
なんとかこなせて、今は少しホッとしています。

その後はだいぶ落ち着くかなと思ったら色々とバタバタすることとなりましたね。。
ただ、目の前の仕事などもありますし、今はもう元気に日常を送っています。
 
さて、それでは早速レポートと行きましょう。
 
 
 
ワンフェスの朝は早いですね。
今回は無事に優先入場券、いわゆる前ダイレクトパスが当たりました。
番号は800番台でしたね。
今回から入り口が1つになって企業・一般に分かれなくなったのが最大の特徴でしょうか。
そのおかげか、列自体の進行や整理などはスムーズで比較的快適に会場へ入ることができました。
一般列の方は大変だったみたいですが。。



この時間はいつも買えるかなのドキドキと、武者震いで震えてます。
実際は寒さでプルプル震えてます。
 
そんなこんなで中に突入!
早歩きで会場を縦横無尽に駆けずり回ります。
 




買えました!
番号は800番台でしたが意外と買える物ですね。
運営が転売ヤー対策もかなり力を入れてくれたという事例もちらほら見ますし、その辺りの影響もあるかもしれません。
 
最近は怪獣ディーラーさんも数を用意して下さってる方も多く、大体目星をつけていた物が全て買えてしまうという嬉しい悲鳴になっています😂
これ買えなかったらこれ買おう〜、みたいなのがなくなっている気がします。
 
30万近く飛びましたね!
…え。。30万……え…。
 
こういうのは考えたらいけません。
思考停止が必要な時もあります()。
流石に積みキットの量がとんでもないことになってきたので、次はもう少し買う物控えます。(毎回言ってる)

そんなこんなで今回も充実したワンフェス。
50卓ほどを回り40卓ほどにご挨拶という強行スケジュールでしたが、実際かなり時間がギリギリとなりました。。
MAPにメモをしていたのに回り忘れてしまったディーラーさんも多数。。
また別の機会にご挨拶させて頂きます…!
 
それでは各ディーラーさんの卓紹介と行きましょう。

■ススキガレージ(峠野ススキ)
 
 
まずご紹介するのはススキさん。
WFに参加し出した頃から仲良くさせて頂いておりますが、その造形のレベルはどんどんと高みへと進み、超大人気ディーラーとなっております…!
前回は不参加でしたので久しぶりのワンフェス参加でした。
 
さらに今回、そのススキさんのスペースゴジラとオリジナル作品の彩色見本をご依頼頂き、僕の方で製作させて頂きました…!
 
特にスペゴジは開始前から話題になっていたので知っている方も多いのではないでしょうか。
 
 
実は諸事情で僕の方に塗るキットが到着するのが遅れ、1月後半・ワンフェスの3週間前にこの2つが到着することとなりました😂
(3週間と言っても、平日は仕事があるので実質平日の夜1時間ぐらいと土日の数日しかありません…。)
 
仕事も丁度忙しい時期で流石にちょっとキツいかな…と思ったんですが、ススキさんから「ちょっと難しいですよね…すみません💦」と言って頂き、とっさに「できらぁ!!!」と答えてしまいました(笑)
 
実際に取り掛かると原型の恰好良さも相まり、もりもりとイメージが沸いて塗装が進むではありませんか。
 
結局、スペースゴジラは洗浄~完成まで2日、龍神が平日夜にちまちま進めてましたがトータル約3日ぐらいじゃないかと思います。
 
ススキさんにも早くてクオリティも凄い、と喜んで頂けて良かったです…!
正直今から考えても少し異常だなと(笑)。
昔から、ふとスイッチが入るとずっっとそれをMAXスピードで作業し続ける面があるのですが、そのスイッチが久しぶりに入った感じでした。
今は反動でちょっと模型疲れになっています(笑)
 
ただ、今回はススキさんからCGデータ上である程度のカラー案を頂いており、それを参考に三次元の塗装に落とし込んで行くというものでしたので、かなりイメージがしやすくサクサクと進みました。


↑カラー原案








また、ススキさんのイメージに合わせることで普段の僕のカラーリングとは違う雰囲気になり、結局それが上手く行ったんじゃないかと思います。
 
逆に僕の方から、「爪の根本は青くしてみました!」「結晶はイラストよりもこっちの方が立体映えするかと!」「足元に爆炎の照り返し入れましょう!」「ボディ黒すぎますかね?」といった提案を色々させて頂きました。
 
それに対して「予想以上に合いますね!」「結晶良いですね!これで根本側からグリーンの光が溢れるイメージできるでしょうか?」「今回は台座がないので無しでお願いします。」「ボディ青み足しましょう」といった風に反応を頂き、都度ススキさんと摺り合わせていました。
 
いい意味でススキさんが僕の手綱を握りながら仕上げたことで、絶妙な塩梅になったんじゃないかと…!!
現物が到着した後で、ススキさんから「僕が造った原型とは思えないほど格好良いです!」と言って頂いた時は嬉しかったですね。
まさにやり切ったという彩色でした。
 
龍の方はきちんとしたお披露目が終わったらまたご紹介致します。
今後もこういったコラボができると嬉しいですね…!









 
今後も各イベントで原型師さんの彩色見本を塗る予定もありますので、引き続き製作代行と合わせて頑張りたいと思います。
 
原型師さんからのご依頼は割と優先的にお受けいたしますし、塗装〜写真撮影・宣伝も言ってもらえれば積極的にやりますので、自分で言うのもなんですが割とプライスレスなんじゃないかと思います…!
こういう形で、良い意味で僕のことを使って頂ければ僕も塗れて楽しいしありがたいです。
金額・スケジュールなどはDMでお気軽にお声がけください🙏
 
さて、やっぱりススキさんの話が長くなってしまいましたが、レポートを続けます。
 
■アス工房

 
スカイドン。
やはりこちらの円谷キャラクターの佇まいは別格ですね…。
写真集をまだ買ってないことを思い出しました。買わないとですー

 
■クダフロミ

 
福田さんのGMKゴジラ。
画像で見ていた時はとても失礼にも「どうなんだろう…🤔」と思っていたのですが、実物の迫力は別格でした。
太く分厚い身体に、首から流れるようなプロポーション。
獰猛な顔つきと静でありながら力強さを感じるその姿は、とても見ごたえのあるものでした。
 
やはり生で見るのとでは全然違いますね。
またどこかのイベントで狙いたいと思います!!
 





 
■エルディア復権派


さいふさんのブースです。
実写版進撃の巨人。
僕は長谷川博己のシキシマが結構好きだったので嫌いじゃない作品です。


そして驚いたのがこのベリアル・アトロシアス。
ネットで写真を見ていた頃から密かに「格好良いなあ」と思っていましたが、実物は別格でした。
さいふさんの普段オリジナルクリーチャーを出されているご友人が制作したとのことですが、ポージング・造形・彩色とアトロシアスの不気味な雰囲気とマッチしていてとても格好良かったです!






◼️すいかクラブ



ゆっちんさんから待望のレインボーモスラが!
 
素晴らしい原型に、小森プロジェクト様の素晴らしい塗装。
ゆっちんさんから小森さんがこれを数日で仕上げられたと聞き、脱帽でした。
僕はまだまだ精進しなくてはいけません。



ふわっと感のある毛並みの表現が本当に美しいです。
キットのサンプルまで触らせて頂き、複製のこだわりを聞かせて頂きました。ありがとうございました!
歴史に残る見事なレインボーモスラ。まさに眼福でした。






◼️どろみさん



お会いしてすぐ、「あのスペゴジはクリアを塗ったんですか?」と質問頂き、「いえいえ、アイボリーをそう見せてるだけです。」と言うと驚いたように色々とお話し頂き、どろみさんのブースなのに沢山スペゴジ談義をしてしまいました(笑)
 
並んでいるウルトラ怪獣達も、まるで3D造形・複製の限界に挑戦するかのような複雑なディテール!
完売も納得の大ボリュームの怪獣達でした。






◼️狂夜さん


狂夜さんはモンハンで参戦。
ものを申すようで誠に申し訳ないのですが、本当にメキメキと上達されているのをひしひしと感じます…!!
と、お伝えさせて頂いたら喜んでくれました。
アカムティガレックスを見ての本心です!
 
仲間内からも「あのアカム格好良いんだよねえ」と話題に上がるぐらい。
僕がブースに伺わせて頂いた際にも、横の男性方が「格好良いなあ」「欲しいなあ」と話していました。










塗装が丁寧でお話ししてたら裏側まで見せてくれました。
裏側までとても丁寧…!
 
今度はまた東宝怪獣をやる予定だそうで、是非注目したいですね…!




◼️頭足人さん



過去に購入させて頂いた初代ゴジラと、その横に新原型の展示がズラリ。
 
この15〜20cmぐらいがたまりません。
最近は大きいサイズを買う機会が多かったので、余計にそう感じますね。。
小さいながらも素晴らしい原型達。
是非販売を期待してお待ちしております…!









◼️クラフトウオさん

 
今回は、前回の宣言通りガメラリバースのギロンが登場!
「ギロンの頭を左右に分かれるようにしたんだけど、ちゃんと展示申請通ってるんだよ(笑)」と相変わらず気さくにお話し頂きました。





本編では旧作よろしくジグラ(水棲ギャオス亜種)の死骸を食べていたギロンですが、今回は逆に食べられています。
 
このギロン頭骨も買わせて頂きました!おっきかったです!
赤いギロンもカッコいいですね…!




■人生なめなめ俱楽部さん

 
前回、井上泰幸Ver.ヘドラが売られていたことをワンフェス開始後に知った個人的に謎であったディーラー様。
今回はVer.2の存在もしっかり事前チェックして拝見することができました。
 
以前の井上泰幸展に行った際に展示されていたおどろおどろしいヘドラがまるでそのまま眼前に表れたかのような造形と塗装。
惚れ惚れとする完成度でございました。

 
◼️RYOねんど星人さん
 


今回は怪獣関係はなしで再販メインでありました。
そして、ご厚意により僕の塗ったカルノタウルスをねんどさんの卓にて展示して頂きました!
 
「丁度展示するものがなかったので助かりました。」と嬉しいお言葉。
少しでも手助けになっていれば嬉しいですね…!
 
ちなみに「参考に、次の恐竜は何がいいでしょうか?」と聞かれ、少し考えて「アクロカント!!サウルス!!が!!いいです!!」と答えました。
 
前期白亜紀の南半球最大の捕食者、カルカロドント系の巨大な頭部、たくましい前肢、何よりスピノ族を思わせる発達した背中の帆。。。
まさに、恐竜の中でも怪獣に最も近い1種ではないでしょうか。(ここまで早口)


話は脱線しますが過去のチョコラザウルスのアクロカント。格好良いんですよこのフィギュア。
たしか後にも海洋堂カプセルトイで原型が流用されていたような。。
今でも食玩恐竜フィギュアの中で燦然と煌めく傑作だと思います。




これを聞いたねんどさん、「なるほどなるほど!」と頷いてくれました。
「一案として考えてみます。」とのことだったのでいつか実現してくれると嬉しいです!!
 
まあ肉食が続いてるのでステゴとかアンキロとか、トリケラトプス以外の草食を待っている人もいるかもしれません。
 
僕が根っこから男の子脳なので、デカい!強い!怖い!牙が長い!やつが好きなんですよね。
やはりサイトBスピノとインドミナスとドミニオンギガノトが至高。。。
 





◼️しぃたさん 



今回はご本人がご不在でご挨拶できませんでしたが、展示物じっくりと拝見させて頂きました!
話題のマッチョなウルトラの父最高でしたね。ダーティーな肉弾戦前提のウルトラ一族なので、本来はこのぐらいマッチョなのかもしれません。
やはり筋肉。筋肉は全てを解決する。。
スタジオ24さんとのコラボも目が離せません!



◼️タンノハジメさん


今回の目玉の1つ、タンノさんの決定稿巨大レギオン。
デザイン段階のレギオンの、あの静のポージングで見事に立体化しています。イラストから出てきたようなその佇まいの美しさといったら。。
薄い青色などにも塗りたくなってきます。

これで金額も5万前後というのが凄いですね…!
横のモンスターXもかなり大きい原型だったはずなのですが、このレギオンと比べたら小さく見えるのが恐ろしいです。
 
今年は僕がCCPで企画したススキさんのレギオンといい、数年に1つ出るか出ないかの衝撃的なレギオンがまさかの同じタイミングになってしまいました。。
 
タンノさんとも初めてお話しさせて頂きましたが、「え!?会場にススキさんのレギオンあるんですか!見に行きたいです。」とのことで、一緒にCCPブースに見に行きました(笑)。
 
静のレギオン、動のレギオンと、同じ怪獣であるにも関わらずここまでモチーフが変わるかという見た目で、そういう視点でも面白いかもしれません。
 
僕もこのレギオン、夜景カラーに青く塗ってみたくてウズウズして来ました。


その他、同ブースにて展示の、毎度話題になっているギャンゴなども拝見させて頂きました。


 ◼️蟹蟲修造さん
 


お伺いした時は歓談中でしたので今回はそっと撮影だけ🙏
以前塗らせて頂いたデストロイアの大きいバージョンが登場。
 
ディテールなどが改修されてるそうで、その辺りもお聞きしたかったり…!
大きくなったことでよりその緻密さ、迫力が増していました。
うーん、これもまた塗りたい。。



◼️こんたさん



お伺いした時にご本人はご不在でしたが、後で第五惑星製作所ブースで熱心にお話をお聞きしている姿を拝見してほっこり致しました。
 
15〜20cmサイズの円谷怪獣達。
やはりこのサイズ感でこれだけ綺麗なバランス感で手がけられる方は貴重ですね…!
手原型も良い味わいを醸し出しています。
これからも愛のある造形とラインナップを楽しみに見させて頂きます!


◼️ホライジング



恒例となりつつある大型デフォルメキット達。
ガメラ2初めて見ました。


◼️黒鋼工房
 
今回は諸々が間に合わず幼虫のみ展示とのことでしたが、バトラ変身シーンは子供ながらに衝撃を受けた好きなシーンなので、楽しみにしております!



◼️第五惑星製作所



今回も愛のあるラインナップがずらりと並び、その展示も見やすいブースでした。
 
デストロイアクロール体を購入させて頂きました。
ジュピター大久保さんによるヌルテカな作例もとても良かったです…!
僕も何か面白い感じに作りたいなあ…と考えてます!
毎度ツボを突く魅力的なラインナップばかりなので、今後も大変期待しています!

イラストから飛び出たようなヘドラの彩色…!





聖なるおでんさんのグリッドマンシリーズ、正統派かつ手に馴染むサイズ感でファンが多いのも納得です。


◼️TsFacto


山脇さんからは初代ゴジラが登場。
戦艦プラモのウォーターラインシリーズのような切り口と、幽鬼的で幻想的なゴジラの造形が大変魅力的なキットです。


先日購入させて頂いたシンゴジラの検討用マケットモデルも、シンゴジラのスタンダードの色ではなく、山脇さんらしい厳かなゴジラの雰囲気となっておりとても見応えがありました。




 
■ホコロビト
 
Yoshi.さんのブース。
人だかりがものすごく、2枚だけ写真撮って、また後で来よう…と思ったらすっかり忙しくて再度寄ることが出来ませんでした🥲
 
デストロイア買わせて頂きました!このサイズと造形・迫力で4万円という破格の安さ。
ご本人も設定ミスしました💦というほどで、実物を見ると納得しかありません。。

是非この想いが詰まったデストロイア、格好良く塗装させて頂きたいと思います!



■Mon-Zone Works
 
今回初参加?の海外ディーラー様。
開幕前から少し話題となっていた「ゴジラ 棘鰭」。
 
小さめの手ごろなサイズの中にギュッと凝縮されたディテール。
何より、ギャレゴジを思わせる一直線に伸びる背ビレに、小顔なイケメンフェイス、胸部や腕はシンゴジを思わせるなど、歴代ゴジラの良いとこどりをしたような格好良いゴジラでした。
彩色見本の厳かな塗装も相まり、人気が出るのも納得でありました。




■二郎工房
 
二郎さんからは前回のWFの再販で「ゴジラ2016 第2形態」が販売。
 
こちらも僕の塗ったものを彩色見本として展示頂いておりました。
上半身は第3形態、下半身は第2形態と、この造型を活かした塗装を目指しました。
無事完売されたということで、聞いてる感じ割と数出したであろうに流石です。
次回作も楽しみにしております!

 
さらに、茨木彰さんも二郎工房卓にて出展。
グランドギドラのリニューアル原型が展示されていました。
まさにグランドギドラの決定版とも言える作品の復刻は嬉しい方も多いのではないでしょうか。
美しいバランスで惚れ惚れとするギドラです。


 
さらに、同じく二郎工房卓でソフビ可動改造化で有名な森山直哉氏が出展。
雑誌にも掲載されていた作品など、見事な完成品がずらりと並んでおりました。

 
CCPのマグラーを、図鑑の設定である「100mの尻尾を持つ」地底怪獣として改造。
「見せようと思って持って来たんだよ」と目の前で、丸めていた尻尾をぐりぐりと関節を活かして伸ばしてくれました。
ホントに100メートルありそう…!
流石の技術です…!!
 
 
■studio SAL

 
こちらは以前より美しいウルトラマン胸像を出されているstudioSAL様。
僕が最近ネクサスを見たこともあり、ダークザギとノアが気になっていたので今回生で見れて眼福でありました…!
 
原型の方の経歴をお聞きするとウルトラマンの造形が素晴らしいことも納得…!
原型製作の際にこだわっている点など色々と教えて頂きました。ありがとうございました!




■造型工房キトラ
 
 
赤ジャケットを着ていつも元気なキトラ軍団。
イベント前にアップされている集合写真も恒例となりつつあり、いつも楽しく拝見しております。
 
岡さんからはグリッドマン頭部が展示されていました。
それぞれの趣味全開な皆さんの作品を見るのはとても楽しいです。
今後も応援しているグループです!



 
「G」を描いているマイナスワンゴジラ。
ダイナミックかつ面白いポージングで思わず目が止まりました。
回転展示になっていたのも沢山の角度から見られて楽しかったです。


■タナカ・STUIDさん

 
海外メーカーさんと共にご活躍されているタナカさん。
この間のGMKゴジラもそうでしたが、海外アイテムをキットだけでも国内でも販売してくれるのは嬉しいですね…!
まるで劇中から飛び出てきたかのような見事で大迫力サイズの原型達が目を引きます。







 
バストモデルシリーズも扱いやすいサイズ感でこの原型が手に入るの、とても良いシリーズです。
今後も楽しみにしております…!
 
こういうハードディテールタイプの格好良いレトロソフビ、大好きです…!!


■MM28
 
 
MMさんからは、ギャオスに続きガメラ1が登場でした。
なんと美しいバランスのガメラ1…。
 
そのスーツのようなしっとりとした彩色と相まり、まるで本当に劇中から飛ぼ出てきたかのようなG1でした。


 
以上、ワンフェス2024冬怪獣レポート前半となりました。
主に1~3ホールがメインとなりましたね。
 
次の後編では、怪獣の残りと、怪獣以外で気になったブース、そしてお仕事のブースなどをご紹介出来ればと思います。
 
それでは今回はこれにて。


2023/12/16 怪獣模型持寄会レポート

2023-12-27 12:45:00 | 日記

 

ブログでは相変わらずお久しぶりになります、さるタジラです。
 
今回は、2023/12/16に開催された「怪獣模型持ち寄り会in八王子」のレポートになります!



2023年は、吉祥寺、Carat2、怪獣ワールドフェスティバル・・・等々と、各展示会に参加させて頂きました。
 
多分過去1番あちこちに参加したと思います。
その度に多くの方とお話ができ、ご縁ができて、何より他の方のハイレベルな作品を見るうちに自分でももっとやりたい!と意欲が湧いてきたり。
 
よくお話ししすぎて話し込んでしまうぐらいの性格のため、展示会が終わって帰る頃には疲れ果てて、ぐったりしていることもありました…(笑)
それも含めて良い思い出と経験です。
来年からも引き続き展示会には出続けておりますので、ご挨拶することを楽しみにしております。
 
さて、そんな今年の展示会の締めくくりは八王子で不定期で開催されている「怪獣模型持寄会in八王子」でした。
 
八王子駅前の学習センターにて開催されており、比較的少人数であるが故に、熱意と技術に溢れた参加者同士でじっくりと話せるとても良い場です。
 
今回も大変楽しませて頂きましてので、レポートさせて頂きます!
 
 
さて、それでは毎度のごとく自宅が近いOGAさんに車で回収して頂き、八王子へと向かいます。
 
いつもありがとうございます!🙏
ペーパードライバー歴6年ぐらい…?ですみません(泣)
 


これは家を出る直前に完成&投稿していた、一番くじヘッドマグネット+ムビモンのデストロイア。
 
しっかり爆死・・・というより普通に空振りした一番くじのF賞ヘッドマグネットを、ムービーモンスターの頭部と挿げ替えた改造を施したものとなります。
 
車中でコーヒーを飲みながらOGAさんのマイナスワンゴジラとともに展示会をひっそりと先に開催しておりましたw
 
そんなOGAさんとまず向かったのは…
 
 
展示会場…ではなく、ホビーオフ八王子大和田店。

ここの店舗は規模も大きくとりわけ特撮関連に関しては有数の在庫を誇ります。
(もちろん時期によって変わります。昔はなんならもっと沢山あったぐらいです。GMKゴジラのヘッドレプリカがずっと壁に飾ってありました…。買える年齢になった頃にはなくなってました💦)
 
ガレージキット系が多めなのも個人的にポイントが高いです。
ありますよね、なぜか永遠にお宝が補充され続ける謎店舗。
 
 
このガメラ系マケットの箱を見ると、思わずイリスの雛形か⁉と二度見してしまう病気にかかっています。



ちょっとお高いけど、松村しのぶさんの飛行ガメラが売ってるのも初めて見ました。
こういう未塗装のガレージキットを店舗で見るとテンションがあがります。
 
後はラブライブのプライズコーナーで「この国木田花丸さんのストッキングの塗装良いっすねえ~」などと物色していたのは、また別の話です。ずら。
 
さて、ホビーオフを堪能した後は八王子へ。



まず八王子ラーメンを食します。
 
以前はラーメン店を何件か探しに行くこともありましたが、最近はずっとこちらのお店に来ています。
 
ザ・八王子醬油ラーメンという雰囲気の、毎度ほっこりする落ち着いた醤油の味が染み渡る、八王子ならではを味わえるお店です。
 
今回はつけ麺にしましたが、やっぱりいつも通り普通のラーメンにすれば良かったかもと思いつつ、美味しいことは美味しかったので満足!
 
この後ヨドバシカメラに行き、大戸島ゴジラのソフビを回収しました。
 






なかなか良くできてます。
現代版デザインのゴジラザウルスという雰囲気ですね。
冒頭の大戸島シーンが何だかんだで一番好きだったというか、やっぱりモンスターパニック脳が少し入っている人間なので必然的にそうなってしまいます。
 
大戸島に不時着した特攻隊兵が、そこの集落で伝わる「ゴジラ」の存在を聞き、やがて目撃することになる・・・。
そんなゴジラ誕生の前日譚的なのがちょっとホラーぐらいのテイストで映画化されたら面白いんじゃないかなぁとも思います。
 
ラストは核実験が起き、完全に「ゴジラ」となった影が吠えて終了ーみたいな。
オタクの妄想なので聞き流してください。
 
後はこれだけソフビでモールドが映える恐竜なので、リアルなガレージキットなどが出るのも楽しみですね。
特に生物アレンジの強い方がやったら滅茶苦茶恰好良くなりそう…!!
 
 
さて、前置きが長くなってしまいましたが、そんなこんなで会場に着きだんだんと参加者が集まっていき・・・
「怪獣模型持寄会in八王子」スタートとなりました!

 
これは毎回終盤に行われている、全員で並べたものを撮影する集合写真の時間。





フルスクラッチから、ジオラマセットまでハイクオリティな作品がずらりと並ぶ光景は毎度圧巻です。



さて、それでは各々の作品を見て行きたいと思います。
 
※僕がお話しするのに夢中になりすぎてしまい写真を撮り切れていないものがありましたので、一部画像をシン・takkulaさん、OGAさん、どろみさんのツイートより許可を頂き掲載させて頂いております。
お三方ともありがとうございます!
 
 
①シン・takkulaさん
 


主催のtakkulaさんの所には酒井ゆうじさんの作品がずらり。





このエメゴジ良いですよね。
雛形参考の独特のプロポーション・ポージングに、それを不自然に感じさせない造形美。
塗装も溝に砂が入ったかのような、エメゴジ独特の雰囲気が出ていてとても良かったです。



こちらも酒井さんの40cmキンゴジ?
たしかソフビキットのレジン版…というものだと聞いたような。
takkulaさんに詳しく聞こうと思っていましたが、なんやかんやで聞き忘れてしまいました(笑)
 
キンゴジ良いですよね。
全身のモールドの流れが分かりやすくて見栄えがいいというか、原型師さんにもよりますが、基本的にマッシブで力強くバランスがいいです。
最近すごい好きになって来ました。








南海ゴジラ出現。
赤い竹で無理矢理起こされた時だったはず。
だいぶ昔にオールナイトで見た記憶ですが、ゴジラが基地への最終兵器みたいな扱いで、その期待にたがわず大暴れするのが痛快でした。
岩の質感やゴジラ本体のふんわりとした汚れ具合など、とてもナチュラルな仕上がりです。



そして酒井さんのソフビ版ガメラ3。
ソフビキットだけど、ソフビに見えない様に塗ったというその仕上がりは流石でした。



腹甲も見事な塗装。
つや消しの仕上げも相まり、リアルかつ大きいものを撮った時の様な錯覚となります。
とても参考になります。
 
相変わらず沢山の大物を持ってこられていて眼福でした。
今回も主催して頂き、誠にありがとうございました!!



 
②morinaoさん
 







この会でおなじみ森山さんは、新作のツクダホビーのラドンと、エクスプラスメガロゴジ改造などで参戦。



ツクダのラドンは以前の吉祥寺展示会でtakkulaさん開催の抽選会で当たっていたもの。
それを完成させて展示というのは、回り回ってという温かい感じがしますね。
 


↑このラドンが、可動によりこんな飛行ポーズにも変更が可能!↓
 


さすが森山さんという可動改造です。
劇中では飛んでいる印象が個人的に強いため、このポーズはしっくりきますね。本当に画面から出てきたかのようです。



メガロゴジラも紋次郎ポーズを取らせることができます。
枝はちょうど良いものを公園で拾って来たとか(笑)
相変わらず見事な可動化、仕上げでございます!
 



③タツヤさん



毎度、往年のガレージキット・ソフビキット達を持って来てくれます。
今回はゴジラ対ウルトラマン…!
 
サイズがピッタリです。
いつかはこんな夢の対決も描いてくれる未来があったらいいですね…!


ゴジラ対ウルトラマン、ガメラ対ネロンガ。
意外にしっくりくるのが凄いところです。



端にそっといるアペンディックスのガメラ。
なかなか見ないようで、たまに中古屋さんで箱で見ることもあるキットです。
このなんとも言えないレジン色やサイズ感がたまりません。



 
④聖なるおでんさん
 


今回のおでんさん卓はグリッドマンが多めでした!
今後のイベント販売等の規約等との関係で一部展示物を掲載できておりませんが、横にもまだ置いてありました。
 
最近、僕がウルトラマンネクサスを見て、「電光超人グリッドマン」を見始めてるので個人的に熱いです。
まだあんまり話数を進められてないので、全部見終わってお気に入りの怪獣を見つけてまたお話ししたいですね!









さらに、先日のトレフェスオンラインで第五惑星製作所から発売していたバガンも。
 
このデザイン画よりも少しスマートな雰囲気の、ゴジばん版バガン格好良いですよね。



先日発売されたムビモンのバガンと、僕がリペイントしたバガンと。
バガン3色が揃い踏みです!!
 
やはりゴジばんバガン造形には茶色がよく似合いますね。
鋭利な雰囲気がとても格好良く、いつかは塗ってみたいキットです。







 
⑤toda hiroyukiさん
 






いつも素晴らしいジオラマを持って来てくださるtodaさん。
今回のメインはアトリエG1のガメラ3を使用した京都ジオラマ。
 
まるで特撮セットのようなその並びは圧巻でした。

 
思わず覗き込みたくなる京都の街並み…!!



前から覗き込むと、あの京都へと降り立ったガメラに!
映画のあの興奮が蘇る素晴らしいジオラマでした。
 
 
さらにもう1つ。




鈴鹿山中で向かい合うゴジラとメカゴジラ!!
これまた劇中を切り取ったかのような素晴らしいジオラマです。


ジオラマもそうですが、塗りも細部まで丁寧で素晴らしいです。
いつもこんな大物を丁寧に梱包して持ってくるのも凄すぎです!



 
⑥なかよしさん
 
今回初参加のなかよしさん!
四畳半工房にも所属されておりますので販売イベントで何度か話すことはありましたが、これだけガッツリお話しできる機会は初めてでしたのでとても楽しかったです。
 


持参されたのは、寒河江さんの数体しか存在しない貴重なガメラ1と、織田尚さんが製作したガメラ2。
 







相変わらずの綺麗な塗りです。
しっとりとしたその質感はまるでスーツのよう。
やはりガメラには思い入れが強く、作品を拝見してお話しをさせて頂くだけでとても勉強になります🙏







さらにデフォルメキット達の並びもなかなかに可愛らしかったですね!
元々はガメラのデフォルメキットを好んでおり、とてもきれいにかわいらしく塗られるイメージが強かったので、流石というかしっくりくる印象でした。





このツチノコのキットも気になります…!!
デストロイアの甲羅1つ1つにハイライトがあるのも良いですね。
僕もやってみたいです。





 
 
⑦ペンだこさん
 
 
ペンだこさんは、KOC茨木彰さんのモスゴジを持ってこられておりました。
 
実は眼球パーツを忘れてしまわれ、前半はご自宅へ取りに戻っておりました。
「ちょっと消化不良です(笑)」と言われておりましたので、また次はじっくりお話しできれば!





目が入ったモスゴジ素晴らしかったですね。
別パーツだからこそなせる透明感。
どの角度から見ても睨み上げてくるよう…!!



このサイズだからこそこのディテールはより一層映えますね。
ふわりと砂がかかり、今にもぷるぷると震えそうな雰囲気もとても良かったです。

昭和ゴジラの塗りは、いつもこういった展示会で皆さんのを見て勉強させて頂いております。
流石モスゴジマスター!





 
 
⑧OGAさん
 


OGAさんはこちらの前列の展示物たち。






マイナスワンゴジラが真電を握り潰しているバッドエンドバージョンの改造は非常に見応えがありました。

「パラシュートで脱出出来たんですか?」と聞くと、「パラシュートは開いてないよ(笑)」と即答。
救いはないのですかぁ…
 
ラストワン賞も充分格好良かったですが、やはり照り返し塗装などが入るとより雰囲気が増しますね!
 


デアゴスティーニの東宝怪獣コレクションの84ゴジに電車を持たせた改造。
電車は自作、体表ディテールも一部手を加えてより巨大感の伝わるスーツらしいものに。
 
昔の名鑑を思い起こさせる、味のある改造ですね!



第五惑星製作所のごきげんヘドラ。
チョコミント味の可愛いヘドラになってます。
アニメ版ヘドラだからこそ、いろんな方の遊び心のある作例が楽しいですね。



クダフロミさんのエメゴジ。
う〜ん、やっぱり良いですねえ。身体のバランス・ポージング、福田さんの造形はどれもシルエットが美しいです。
(なんで当時の僕は買わなかったんだ…)
 
OGAさんの塗装も丁寧で綺麗で参考になりました🙏
塗る人の参考にした資料次第で色が変わるのがエメゴジの面白いところですね!



takkulaさんの酒井エメゴジと合わせして撮影するOGAを撮影した写真です。

同じ怪獣を並べて撮れるのも展示会の醍醐味ですね!
 

⑨moaiさん
 
 
原型師活動をされているmoaiさんが初参加されておりました。
僕もSNS上で何度も拝見しており、生で見ることができてお話できとても楽しかったです!
 
こちらも一部作品を、今後のイベントでの販売規約等との兼ね合いにより掲載しておりません🙏

 
とてもかわいい怪獣娘、ラフレイアのような不気味な雰囲気のあるオリジナル怪獣など、素晴らしい原型に目を奪われます。

また、それぞれの塗装もとても綺麗に仕上げられており大変見ごたえがありました。
怪獣も美少女もこんなに綺麗に塗れるのすごい…!!
 


中央のオコリンボールはデュアルカラーというレジンで複製しており、まるで蛍光材料を混ぜたソフビのような発色の強い質感となっておりました。
手に持つとまるで中から光が漏れているかのような雰囲気。
こういった複製で、例えばシン・ゴジラなんかが出たら内側から光るようで面白いかなとも思いますね!
未来に期待です🙏
 
 
⑩どろみさん
 
素晴らしい造形作品を毎度造られるどろみさんが今回初参加して頂きました!
 
今回は展示物すべてが、今後のイベントでの販売規約などとの兼ね合いにより掲載できませんが、どれも素晴らしい迫力でございました。
 
代わりと言ってはなんですが、どろみさんのSNSにて投稿されている作品を掲載致します!
 







どろみさんご自身が原型されているウルトラマンガイアの敵怪獣達。
ミズノエリュウは僕も存じてましたが、個性と迫力に満ちたアレンジがとても格好良いですね!





どろみさんのギドラと、第五惑星製作所のガイガン・ジェットジャガーとの夢のコラボレーション!!
 
以前よりご挨拶させて頂きたかったので、お会いできてとても楽しかったです。
 
僕の作品も、友達の参考にと沢山撮っていただいてありがとうございました。
是非またイベント等にてお会いいたしましょう🙏
 
 
⑪さるタジラ
 
そして僕、さるタジラです。
 
今回は最近塗った子たちを持って行かせて頂きました。
 
 
出来たてほやほやのデストロイアは、
・途中で寄ったホビーオフにて購入したヘッドマグネット
・途中で寄ったヨドバシカメラにて購入したムビモン
と、足し算的な展示をやってみました。
改造元があると分かりやすいかなと…(笑)

 



 
二郎工房さんのシン・ゴジラ第2.5形態。
進化途中ということで上半身を第3形態、下半身を第2形態で塗っています。
この間のホビランでは瞬殺だったとか…二郎さんのセンス爆発原型大好きです!

 
田中ミュージアム工房さんの宇宙ギャオスVSギロン。
ギロンがかなり格好良い顔をしているので、台座から外してお見せしたりしていました。

 
黒龍工房さんのGMKゴジラ。
千年竜王引力光線吸収バージョンということで、生で見るとどうかな…と思いましたが、皆さん光ってるように見えると言って頂けてホッといたしました。

 
ねんど星人さんのカルノタウルス。
ダイナソーのカナタウルスカラーです。モールドがひたすらに恰好良い!

あとは展示し忘れており、後から出したYoshi.さんのイリス幼体にマー工房さんのゴジラウルティマ。



箱で別にしていたのでうっかり出し忘れてしまいました…😭彼らはまた別の展示会でしっかりスタンバイしてもらいます!!


 
最後にはtakkulaさんの蔵出しキット激安販売会もあり、海洋堂の初代ゴジラを格安にてお譲り頂きました。





頑張って恰好良い塗りに仕上げたいと思います!!
 
と、そんなこんなで楽しい会も終了となりました
今回ご参加された皆さん、ありがとうございました!
過去最多?の人数にもなりましたが、ひたすらに怪獣模型談義に花を咲かせ続けるとても楽しい会となりました。
 
主催のtakkulaさん、いつもありがとうございました。
 
そして、そんなtakkulaさん主催の「怪獣模型展示会in吉祥寺」が2024年12月開催決定!!
 


前回も2日間みっちりと吉祥寺のギャラリーにて開催されたあの熱い怪獣模型展示会が再び戻ってきます。
もちろん僕も日程の許す限り参加いたします。
 
 
最後に、僕の方からも展示会の宣伝を。
 
2024年1月20日、秋葉原(と神田の中間ぐらい)にて、怪獣模型展示会「G-carnival2」を開催いたします。



詳細は#G_carnival2をTwitterにてご覧ください。
50人を超える方にご来場頂いた第1回目から、やろうやろうと話してはいましたがコロナもありなかなかできず、もう5年近くが経ってしまいました。
 
この展示会の魅力は何と言っても「気軽さ」だと思います。
 
明確な卓設定などはないため、自由にスペースを使って展示して頂けます。
(もちろん余りにもスペースが込み合うなどの場合は運営からもお声がけさせて頂きますが…🙏💦)
 
入場料もかからず、気軽に当日に来て作品を置き、気軽に周りの怪獣模型好きと話し、気軽に帰る。
 
プロもアマの方も垣根なくお話できる、ベテランの方だけでなく模型を始めたての方や少し興味のある方にも楽しんでもらえる、そんな場所になってくれたらいいなと思います。
 
これは僕が怪獣模型の塗装を始め出した時に、「(正直、せっかく作った作品を見てもらいたい!!けどそういった機会がない…⤵︎)」と寂しさを感じていた頃の想いが根底にあります。
 
そんな想いから開催したGカニ1回目は大盛況となり、(これは僕の思いこみかもしれませんが)そこから各地での怪獣模型展示会の輪が広がっていったようにも感じています。
 
これだけ沢山のモデラーの方、原型師の方と繋がている縁を大切に、より一層頑張っていきたいと思います。
 
最後は少し脱線してしまいましたが、こんな感じの想いを持ってG-carnival2を開催させて頂きます!
是非ご参加頂けると嬉しいです。
 
 
そんな感じで今回の「怪獣模型持寄会in八王子」のレポートは終わらせて頂きます。
 
僕個人の話では、製作代行がもう1年半ぐらい分は溜まっており、原型師さんからの彩色案件ものもいくつか頂き、会社でも結構色んな役割を背負って頑張っています!
正直もっといっぱい作りたいもの・やりたいことがありますが、身体と時間が付いてきていない状況です…(笑)
 
今度のワンフェスでも会社はもとより、何件かのディーラー様のところで僕の彩色見本が並ぶ予定なので、よろしければ楽しんで頂ければと思います。
 
そして展示会も、G-carnival2、Carat3と控えています。
 
何かと忙しい1年でしたし、今後もどんどん忙しくなりそうな人生ですが、元気を出して頑張って生きたいと思います!!
三船栞子さんが最近の生きる糧です。
 
それではまた。
 
 
 
 

製作代行一時休止について

2023-10-05 20:06:00 | 日記

今回は表題の通りの内容になります。

一時、現在お受けしているキット以外の製作代行受付を休止致します。

理由は単純に、ありがたいことにご予約が貯まっているからです🙏

現状向こう1年ぐらいは製作代行のスケジュールが埋まってしまい、このまま予約を受け続けてもどんどん増えてしまい後ろ倒しになりそうだなあと…。

現時点でも予定よりも遅れ気味なので、ここら辺で一度区切りたいなというのがあります

また、ありがたいことに案件物のお話もいくつか頂いておりまして、そちらを差し込みたいというのもあります。
こっちはしばらく宣伝などはできないですが、ひそひそと頑張ります!

(もし個人原型師様でも完成見本などのご相談がありましたら、そちらは別途ご連絡頂ければと思います。)

来年の展示会ラッシュに向けて自分のキットも作りたかったり、とにかく作る時間が足りません(涙)

僕に依頼して下さる方は、基本的に時間ある時で良いですよ〜と言ってくれる方が多くてありがたいです。
そこに甘えないように頑張りたいな、というのもあります(笑)

予約受付の再開は半年後ぐらいを予定しています。
2024年の5.6.7月ぐらいですかね…。

それまでに「これいつかお願いしたいんですよね〜」という感じでキットの話や見積もりの話もらう分には全然大丈夫です!!

ただ予約に関しては明確に「再開します!」と言ってから先着順となりますので、よろしくお願いします。

引き続きご依頼頂いてる方々の分は急ぎつつ丁寧に作らせて頂きます!
(ちょっと冬の予定がギチギチなので、申し訳ないですが予定より遅くなる可能性もあります…)

塗るのが楽しみなキットも沢山あるので楽しみです!!

日常は、色々と忙しいながらやる気エネルギーだけでなんとか動き続けてもがき続けてる感じです。
頑張ります。



怪獣好きによるワンフェス2023夏レポート(後編)

2023-08-08 12:00:00 | 日記
 

さて、早速WFレポートのディーラー卓紹介を続けて行きます。

後編になります!

 
・工房RASENさん
 


今回初参加ということで、開催前から注目していたディーラーさん。
まるでプロップレプリカかのようなスペゴジ半身像に目を奪われます。
原型もそうですが、塗装においても陰影のつけ方・ハイライトの入り方などとても参考になりました。
拝見できて良かったです!



 

・YAMAKAWA造型部さん

 
今回は怪獣大戦争祭りな卓でした。
YAMAKAWAさんらしい、非常に味わい深い造形とシチュエーションのキットが並びます。
 
怪獣大戦争、内容はかなり地球最大の決戦の続きもので、チキサイの方が好きだという人が多いんですが、個人的には映画として怪獣大戦争の方が面白かった印象があります。
この頃のスーツでどしどしとぶつかり合い、暴れるゴジラもかなり好きでした。
最後に見たのが映画館でのリバイバル上映でだいぶ前なので、また見返したいですね。




・黒龍工房さん



なんといっても今回の目玉はトラウマガメラ。
圧倒的な巨体と迫力です。
写真で見ていた印象よりも、実物はさらに横に広く禍々しい印象でした。
 
泥神さんの、「彫が深い造形は、下地だけでも影が入って格好良く見える」というツイート通り、巨大感を演出する塗装となっています。
特に牙の質感は本物の象牙を見ているようでとても参考になります。
 
原型も荒々しくそれでいて繊細に作られた表皮など、大鷹さんのテイストマシマシで惚れ惚れする作品でした。









待望のデスゴジも登場ですね!
どっしりとした体型、まさにデストロイアと向かい合わせにすると絵になる造形でした。
クリア版の分割具合も、丸々ではなく必要最低限に燃えている部分のみをクリア化しており面白いです。

 
 
・マー工房さん



程よいサイズ感と唯一無二のリアルデフォルメテイストで、大人気なのも良くわかる原型です。
新作のミレゴジも、雛形イメージがうまいこと落とし込まれており、可愛くも格好良くもありとても良かったです。
 
個人的に、頭が大きすぎず小さ過ぎず、身体の流れがしっかりと感じられてとても好きなバランスです。





作例のマガイ・ブツさんの塗装も丁寧で素晴らしい塗りです!
ディーラーさん自身で製作代行を受け付けているというのも良いですね。
 
どうしても、怪獣をしっかり一定以上のレベルで組み立てと塗りが出来て、なおかつ依頼をこなしていける速度の人って、いくつかの代行業者以外だとそんなにいないんじゃないかな…というのが僕の感想です。
(身内の人達がうま過ぎてたまにバグっていますがw)
 







・すいかクラブさん



ゆっちんさんの新作はモスラ幼虫!
スクリーンから飛び出してきたかのようなリアル感・存在感に思わず目を奪われます。
 
小森プロジェクトさんによる塗装も、自分には思いつかない表現で勉強になります。
こういうしっとりとした塗りも出来るようにしないといけません。



(実は、モスラ成虫と幼虫を製作依頼で数年後に作ることになりそうです…。腕を上げておかなければ。)
 



・タナカSTUDIOさん



久しぶりのWF参加となったタナカさん。
今回はスパイラルスタジオとの合同卓とのことでした。
スペースいっぱいに展開された大型怪獣たち。
 
その1つ1つが、スクリーンから飛び出てきたかのような忠実な造形・塗装で目を奪われます。



エメゴジ2種。
海外で完成品を販売しつつ、日本でもキットを売ってくれるというのは嬉しいですね…!
 
(最近よく見られる、海外メーカーが日本だけ完成品販売が出来ないのは…まあ諸事情が…。)
 
その中で、未彩色キットだけでも入手機会があるというのは本当にいいことだと思います。







モスラの翼のバーニングゴジラも、噂に違わぬ迫力でした。











 
 
・GOWROWさん
 


今回は新作のキンゴジと共に。
GOWROWさんらしい、ゴツゴツとした表皮と昭和ゴジラの相性は抜群ですね。
以前のジャイガンティスも名作だと思います。
ディテール感、サイズ感、キャラクターのチョイスなど見ていて楽しく、好きなディーラーさんです。
 
ちなみに怪獣WFの際にお話しましたが、過去にハイパーガメラのイリス原型を担当されたのは、このGOWROWさんだったりします。
(GOWROWさんのHPで2000年代の作品を見ると載っています!)
原型画像は商品とは別次元で滅茶苦茶にディテールが彫り込まれていて恰好良いです…。
 
あのオーパーツを産み出した方の1人ということで、ますます尊敬の念が湧いています。





 
 
・惑星そらまめさん
 


みよしノルさんは、過去のメフィラスソフビと可動バランの販売。
このメフィラスのソフビ、程よいサイズ感とデフォルメ感が好みで前から気になっており、今回買いに行きました。
格好良さと可愛さが同居していてとても良いです。
 
ソフビとしても、メーカー品と思うぐらい嵌合の処理などがキレイにキチッとされていますので流石と思います。
ご自身で抜きの角度・分割・嵌合処理〜金型業者手配まで行っているようです。
すごい!








・生物部(蟹蟲修造)さん



蟹蟲さん、今回はモンハン新作などもあり卓前がひっきりなしに人が見に来るという状況でした。
流石です!



そして今回、僕が以前購入して完成させた「デストロイア完全体」を、蟹蟲さんが展示してくれました!
 
登場シーンをイメージした爆炎塗装と、背面の川北後光塗装ですが、御本人から「こんな凄い塗り自分じゃ出来ないです!」と言ってもらえてホント嬉しかったです。
(内心、生で見ると大したことないですね、と言われるんじゃないかとビクビクしてましたw冗談です。)



通常カラーとも印象がガラリと変わり、さらに黒背景なので並べた時の見栄えも良かったです。
このキット、このサイズ感でしかも台座付きというのが良いですね!
 
デストロイア、割と早い時間に無事完売したとのことで、完成見本を置かせて頂いて少しでも貢献できたのなら良かったです…🙏
 
今回からいくつか話が来るようになりましたが、ディーラーさんの所に自分の塗った物が置いて頂けるというのは単純に嬉しいですね!
今後とも頑張ります。
 
 
・EZHOBIさん
 


台湾の完成品メーカー。
今回のWFで発表されましたが、シンゴジラ第4形態のようにエクスプラスさんが国内で代理販売していくよう?ですね。
前々から知ってはいましたが、現物を見るのは今回が初めてでした。
 
ウルティマはプロポーションも良く非常に格好良かったです。
なにやら怪獣の大型商品の波が止まる所を知りませんね…。









 
 
・Yoshi.さん
 


数年前から見てはおりましたが、本格的に興味を抱いたのはHMAイリス発売の時。
そしてあのイリスをリペイントして以来、この方の出す唯一無二の表現が大好きになりました。
 
前回はイリス幼体、そして今回はテグセドラを買わせて頂きました。
名前の由来はたしか手癖ドラゴンでしたっけ…?
 
頭部がなんとなくイリスに似ていて可愛いんですよね。
せっかくなのでイリスカラーに塗りたいな、とか考えていますッ!!





噂のプトゥンマン。
どことなく、というレベル以上にガッツリと造形作家ご本人の面影を感じます。
さらに、スズキしんやさんの塗りも凄いですね…。
こういう形状が尖っていないものの方が塗るのが大変な印象ですが、しかし見事な塗りで、思わず見惚れておりました。
 
 
そんなYoshi.さんですが、今回ご一緒に会社の方でお仕事させて頂いた商品が発表となりましたので、そちらもご紹介させて頂きます。
 
・CCPブース
 


「CCP×Yoshi. Project」
今回、僕の方からお誘いさせて頂き、Yoshi.さんのエヴァシリーズをCCPの方で完成品化させて頂くこととなりました!
 
開発中商品のため詳しいことは話せませんが、初号機のデコマスは僕が担当させて頂いております。
引き続き頑張りますので、こちらも何卒宜しくお願い致します。







 
 
「幻の究極造形 CCP×KOC茨木彰 スペースゴジラ」
原型展示されたこちらも、企画担当させて頂いております。
 






 
 
また、パネル展示された
 
「幻の究極造形 CCP×ススキガレージ 巨大レギオン」
「1/6特撮シリーズ CCP×みよしノル バキシム」
 
も企画を担当させて頂いております。
 
それぞれ、ポージングからディテールの細部まで原型師方と構想を練りながら進行させて頂いております。
宜しくお願い致します。



 
そして最後に企業ブースを…。
 
今回は一般卓を回るのに忙しすぎて、企業ブースの方は特撮関係をざっと見た以外ほとんど回れませんでした…。
(ついでに写真も撮り忘れてしまいました。)
 
エクスプラスさんのブースがとんでもなかった(デフォリアルトラウマガメラかわいい格好良かった!)のと、
特撮のDNAブースのガメラ2スーツはしっかり見ています。
(写真忘れました…)
あとスーパースター!!のデコマス見たかった…。
 
そんな企業ブースに、マイナスワンゴジラ立像が。
この時初めて見ましたが、本当に大迫力でした。
 






 
正面から見た時のふっっとい肩幅とドッシリ感が好き。

 
その他、WFで気になったものを!
 
 
以前に少しご縁があったAHILLさん。
今回、スズキしんやさんの作例見本と共に大注目されていました。
造形も塗装も、深みがあり非常に格好良かったです!!





















 
 
そして最後に、会社の撤収作業を手伝う前に蟹蟲さんのブースへ作例を回収しに行きました。
 
ブースの傍らで談笑しながら梱包させて頂いた一瞬でしたが、少しでも原型師さんと同じ空間にいれたような気がしてすごく楽しかったです。
(実際はもっっっと大変だと思いますが💦)
 
自分はメーカーの卓にいることはあっても、多分一般卓で出ることはないんだろうなぁ、という想いもあるので凄く幸せだったのです。
(そもそもWFは買い物メインでしたいのと、原型スキル皆無なので…w)
 
というわけで今回は重ねて、蟹蟲さん楽しい機会をありがとうございました!!

 


イベント後はやっぱりお酒です🍺🍺
(去り際にお声がけ頂き気付いたのですが、横が知り合いの恐竜学研究者の方々の卓で驚きました!!!)
 
そんなこんなで、今回も楽しく、実のあるWFを過ごさせて頂きました。
実は途中で荷物を発送した際に地図を商品と一緒に自宅へお届けするという凡ミスをやらかしており、当日ご挨拶に伺えない方が多々おりました…。
また次回是非ご挨拶させてください!!
(すぐに思い出せるのでも、福田さん、こんたさん、バリ北さん、さいふさん、等々…。)
 
半年に一度のWFで顔を合わせるという方も多く、皆様の元気そうな顔を見れて、僕ももっと頑張ろうと思えるエネルギーを頂けました。
 
今年はウルトラマンブレーザーが盛り上がり、全人類待望のガメラリバースが配信され、そしてゴジラ-1.0が待っています。
テンション上がりっぱなしな1年になりそうです!
ウォオ
 
僕自身もありがたいことに会社でも製作代行の方でも、忙しすぎなぐらい色々とやらせて頂いております。
多分というか実際に何度も自分の未熟さで壁に当たっていますが、それでも数年前から比べると、少しづつでも違った景色を見ることが出来ている気がします。
 
メーカーでも、個人的にも、まだまだやりたいこと・実現したいことが沢山あります。
その中で、他の怪獣ファンの方にも喜んでもらえるようなナニカを届けることができたら、それが一番嬉しいです。
 
引き続きよろしくお願い致します。
 
 
 

怪獣好きによるワンフェス2023夏レポート(前編)

2023-08-03 08:47:00 | 日記
 

久しぶりのブログ更新となります。

 
先日開催された「2023WF夏」のレポートとなります。
今回は写真も卓紹介も多いので前後半に分割させて頂きます…!
まずは前半です。
 
今回は以下の内容で構成していきます。
 
①WF開始前のちょっとした話。
②怪獣ディーラーさん紹介(前半)
 
それでは、①のWF開始前のちょっとした話。です。
 


さあ今年もやってきましたワンフェス。
僕は毎度の如くチケットを買いお客さんの方で入らせてもらっています。
 


そして今回も無事にダイレクトパスに当選でした。
番号は285。
過去に180番台が2回、280番台も2回ぐらいなのでなんかこの辺りに落ち着くことが多い気がします。
普通に良い番号なのでありがたいです。
 
前回はダイパスに外れて一般参加でした。
「ダイパスって外れることがあるんですねw(煽り)」
の台詞がもう言えなくなってしまっている立場でしたが、当たって良かったです。。
 
ただ、今回からダイパスの集合が朝7時になったんですよね。
今までは8時でした。(それでも早いなという印象でした…。)
 
朝4時に起きて、始発で間に合う駅まで行き、なんとか辿り着きました。
ぶっちゃけ辛いです(笑)

少し遠方になるともう前日宿泊しかないですよね…。
僕もほぼ東京の大都会埼玉県民なのですが、ギリギリでした…。
 
そんなこんなで、身内と駅に集まりつつダイパスの集合場所へ。
 


暑いです!!!
もう見慣れた駐車場で待機です。
昨年?は室内で待機の時もありましたが、結局外から入るルートになってしまいました。

よくコンクリートの上で干からびているミミズを見ますが、彼らの苦しみがこの時なら分かります。

そんな感じで、汗をダラダラと流しながら待っていると、1時間ぐらいして列が動き出しました。
 
 
9時ごろにはいつもの会場裏に到着。
この移動間で熱中対策の塩飴の配布などもありました🙏
この場所で1時間ほど停止するため、トイレ休憩などが出来ました。
これも素直にありがたかったですが、一時はトイレに70人ほどの列が出来るぐらい混んだようです…。
3時間待機はそりゃそうなりますよね💦
 
さて、そんなこんなでやがて列が進み開場となりました。

例の如く卓から飛び出すダミーディーラー達が駆け回る会場へと入って行きます。
(ここらの問題提起は色々な方が投稿しているので割愛します。)
 
そして、今回も欲しかった物が全て買えました!!
ダイパスの番号が良かったと言えばそうなのですが、以前に比べると明らかに怪獣ガレージキットに走る転売ヤーが減った印象です。

やっぱり美少女やソフビ系に走った方が良いという結論になったのでしょうか、、、。
 
そんなこんなで、最初の30分ほどは汗水流して会場を駆けずり回りました。





買ったものはこちらになります!

・ねんど星人さん カルノタウルス
・田中ミュージアム工房 モンスターX
・四畳半工房 GMKゴジラ
・二郎工房 シンゴジラ第2形態
・てんつく工芸 メガロゴジキット
・惑星そらまめ メフィラスソフビ
・第五惑星製作所 ごきげんヘドラ
・Yoshi. テグセドラ
・クラフトウオ かわいいガメラ達
 
以上になります!
いやぁ今回も沢山買いました。

WF開始前は「いや〜今回はそんなに欲しいのないかもな〜」と言ってますが、
1・2週間ぐらい前に情報がどんどん出ると、「あれも欲しい!!これも欲しい!!」になるんですよね。
これを毎年やってます(笑)。

依頼品もありつつ、結局前回のWFで買った分もほとんど作れてないですが、いつか全部きちっと塗りたいですね!
 

それでは、お待たせしました。
②それぞれの怪獣ディーラー卓紹介(前編)を書かせて頂きます。
 
 
田中ミュージアム工房(Gミュージアム)
 
 
前回は不参加でしたので、久しぶりのkeitaさん。
何と言っても新作のモンスターXが格好良すぎます。
これを買いにWFへ行ったと言っても過言ではありません。
 
最初の印象は「デカッ⁉」という印象。
ブログでも大きいということは話されておりましたが、正直想像の1.5倍ほど大きかったです。

また、大きさだけでなくより鋭利かつ禍々しいテイストとなった体表がたまりません。
そして深みのある暗めの彩色が重厚感と荘厳感をより高めており、ブログの画面で見ていた時の何倍も圧倒される迫力でした。



 
格好良すぎて塗るのが楽しみです。







 
そして、ガメラシリーズ。
生物的な、そしてこの方が作り出すフォルムやアレンジがたまりません。
特に僕がガレージキットを買い始める前に販売されていたギャオスの再販は本当に嬉しかったですね・・・!














新作の「昭和ガメラ名場面シリーズ」。
こちらも購入して家で塗る準備をしています!
 
宇宙ギャオスとギロンの闘いは昭和でも屈指で好きなのでとても塗るのが楽しみです。
 
このシリーズも次は何が出るのかワクワクですね。
バルゴンを湖に引きずり込むガメラとか、バイラスに串刺しにされるガメラとか、意外とジャイガーの生物的アレンジも見てみたい気がします。
楽しみにしています。
 
Keitaさんとも久しぶりに話せて楽しかったです!
沢山こだわりを持って作られていて、お話をしているとこの人のファンで良かったと思うばかり。
最近はトラウマガメラ以来Gミュさんのキットを作れてないので、また作りたいです!
頑張ります。



 
 
ねんど星人さん
 
 
今回はカルノタウルスを買いに行かせて頂きました。
前回までのティラノもスピノも最高に格好良かったのですが買っておらず、今回のカルノタウルスでは発表された瞬間にビビッと来て迷わず買いに行きました。
 
自分でも何でだろう?と思っていましたが、ねんどさん御本人と身内から話に出たのが「台座がついた」こと。
これにより、片足と尻尾を浮かせることでポージングの自由度が増え前よりもさらに流れのある・躍動感ある原型になっているのだと思います。
(もちろん、今までのも滅茶苦茶恰好良いので、僕の好みだと思いますが…)

 
また、塗装も最高でした。
ウミイグアナ風味ということでしたが、流石御本人の塗りで原型のテイストにガッチリと合っておりとても風格を感じます。

僕が塗る時は果たしてどうするか…。
「ダイナソー」のカナタウルスの印象が小さい頃から強いので、あのテイストにしようかなとも考えております。
楽しみです。



 
 
二郎工房さん

 
二郎さんの新作は、「第2形態から第3形態への進化途中のシン・ゴジラ」

第3形態の少しドッシリとしたした下半身と、第2形態を思わせる各パーツの合わせ具合が素晴らしいです。
センスが爆発しすぎです。

どう塗るかも楽しみですね。
今のところ考えてるのは、上半身は第2形態、下半身は第3形態などで体色でグラデーションをつけて塗るなど。
進化の途中というのを塗装でも表現したいですね!







酒井ゆうじ造型工房

酒井さんは、ソフビ化が決まった覚醒シンゴジの再販と、一番くじにも使われた20cmデスゴジの販売。
覚醒シンゴジは迷わず購入しました。

20cmデスゴジも、ソフビはやっぱり目の分割で顔の印象がだいぶ違うのでやっぱりレジンが欲しくなりますね。


どろみさん



出現イメージのキングギドラが展示されていました。
妖怪をメインに作られており、実際にGMKもそうでしたが伝記物と怪獣の相性は抜群ですね…!



てんつく工芸


最近鮫順さんが始められているソフビシリーズ。
その第2弾となるメガロゴジラ、鮫順さんらしい味わい全開で思わず購入しました。
程よいサイズ感と金額でこの造形を楽しめるというのはとてもありがたいです。
リアルに塗るぞー!!





初代ゴジラも激似で雰囲気がもの凄かったです。





背後にあるピクトリアルスケッチゴジラも再販予定とのこと。
買い逃していて嬉しいと言う方も非常に多いのではないでしょうか…!



L.M.U.さん



らぶりーまじっくさんのシンマンとネロンガ頭部。
絶滅屋の佐藤さんが塗られたということで、しげしげと眺めさせて頂きました。
やっぱり怪獣が好きな人間なので、ネロンガに思わず目が行ってしまいます。
シンネロンガの流線的なフォルムと、原型師さんのテイストがマッチしていてとても良い作品でした。












四畳半工房さん


今回はGMKゴジラを購入させて頂きました!
この20cmサイズ展開はお財布的にもコレクション的にも助かりますので、個人的にはずっと続けて欲しいなあと思っていたり。
また、ようへいさんの本編スーツをリスペクトしつつ、御本人のテイストを入れる造形はとても格好良く即完売も納得です。



なかよしさんの塗装もオーソドックスかつ自然な仕上がりで良いですね!
僕はどう塗ろうか…と思いますが、このシリーズは突き抜けた塗りをして行きたいと考えてますので、ミレゴジのように遊ぶと思います。
実はちょっと考えてるので、年内には実現できるかなと…!


次で釈ゴジということで、バリエーション違いを除けばほぼミレニアム期はコンプリートになりますね。
その後の展開も楽しみにしています。
ようへいさんテイストでデスゴジとか初ゴジとか見てみたいし、滅茶苦茶欲しい人多そうですね…!!
楽しみにしています。


イマージュさん


新作はモスゴジの開拓地出現ver.。
相変わらずたまおさんテイスト全開で、"プルプル"と聞こえて来そうなかわいさがありますね!









林家しん平監督の新作。
思いっ切りゴ◯ラ対ガ◯ラ 感がある造形で格好良いです。
ガメラ4、レイゴー、ライガ、対王牙と見ている自分的には最新作はどうなっているか見てみたい気もします。



タンノハジメさん



フォロワーのひらぽこさんから、ドラゴンの頭のガレージキットなどクリーチャー系造形でとても格好良い、と前から聞いていた原型師さん。
今回は最高に格好良いモンスターXが販売されました。
結構知り合いの方が買いに行っていた印象です。



骨部分のテイストもそうですが、全体的にデザイン画のような雰囲気を感じられる印象で、とても格好良かったです。
翼のないモンスターXのキットというのは数少ない気がしますが、その中でも屈指の作品ではないでしょうか。
スーツの雰囲気を保ちつつ、より怪獣感マシマシの格好良さでした。






造型工房キトラさん



まずビックリしたのが、岡さんのこの50cmエレキングを3D原型で作っているということ。
このテクスチャ感といい手原型の雰囲気を全面に感じられるのですが、、、

3Dだと場合によってはのっぺりとした質感になり、怪獣だと多分にある"手の味わい深さ"が感じられなくなってしまうこともありますが、それを感じさせません。

岡さん自身、そこを意識して製作されたということで、御本人の熱意の高さを改めて感じさせて頂きました。
また円谷プロのガレージキットは一般版権を取得してですので、恐らく監修も何段階も上のレベルをクリアしていると思います。
その点でも、本当に凄い原型だと感じさせて頂きました。











20cmガメラ3も、前の大サイズに比べて全身フォルムや炎の腕を形状変更しているとのこと。
以前の怪獣WFで購入してますので作るのが楽しみです。



それから、キトラメンバーの1人tocさん。

デビュー作となったキンゴジとアンギラスが完売とのことで、おめでとうございます!
素人目に見てもとても上手く、アンギラスなんてよくこれを最初に…!と思う素晴らしいクオリティです。
今後の展開も楽しみにしております。







他キトラメンバーさんの作品。
このコッブも良かったですね!
円谷怪獣を塗りたい気持ちも強いのですがなかなか大きいサイズには手が出しづらく、このサイズ感ですと思わず欲しくなります。





第五惑星製作所


おでんさん、ジュピター大久保さん、沢村いき雄ファンさんがいらっしゃいました。



今回はごきげんヘドラを買わせて頂きました。
作例も3つありましたが、御三方それぞれの作例なのでしょうか…?(聞き忘れてしまいました💦)
自分も映画のアニメ内のグリーンイメージで塗ろうかなとも思っていますが、劇中イメージもかわいいですね…。悩みます。

さらに飛びガイガンも良かったです。
あの対ガイガンでも対メガロでも後ろから熱線で撃ち落とされていたギニョールの雰囲気を感じます。
(泳ぎチタノも是非!!)


おでんさんの84サイボットも相変わらず屈指の出来です。
実は今回、こちらのバガンの作例を塗らせて頂く予定だったのですが、版権が降りずに流れてしまいました…。

黒赤のデザインイラスト風のバッキバキのやつ塗るぞ!と心構えをしていただけに残念です💦

もしまた機会がありましたら是非塗らせて頂きたいですね!












ZO MODELSさん


今回は特に新作発表、しかもガメラ系が多かった印象です。
どの作品もそうですが、各原型師さんの個性を出しつつ、全体的な雰囲気はZOさんの一定のテイストに揃えているイメージです。
毎回格好良い原型が多くワクワクします。



新作のガメラ2。
ガメラ3と同じく、スーツのテイストを保ちつつ生物感を増した造形が最高です。
思わず塗りたくなるディテールです。









そして、今回は展示すると危ないため、大事を見て収納されていたイリス。
声をかけると見せて頂けるとのことで、ありがたく拝見させて頂きました!



米山さんのイリスということで、全体的には劇中の印象なのですが、筋のディテールの随所に個性が見受けられます。
最終の商品仕様がどうなるのか、楽しみにしています!




浅井造形さん



今回は昭和ギャオスで参戦です。
まるで本編から出て来たような造形と、上品な塗装の相性が抜群です。
やはり劇中に"似せる"という点では別格だと感じます。








TsFactoさん



今回は再販の骨ゴジラと、初代ゴジラが並んで展示されておりました。
山脇さんの個展を見に行く機会がたまにあるのですが、骨×ゴジラは本当に山脇さんと相性抜群だと感じます。
積んでしまっているカイザーギドラ×FWゴジラ、ゴジラ×ジラなど早く作りたいです!





恐吉工房さん




今までご不在でお会いできてませんでしたが、今回ようやくご挨拶できました!
やはりアレンジガメラ3は格好良かったです。
甲羅はどれも独立しているかのように見えましたが、胴体を丸っとワンパーツ出力しているとのことで驚きました。
これぐらい尻尾のぶっといガメラ、大好きです。









マイプも凄い良かったですね…!
ゴジラやガメラは御本人の趣味全開ですが、これだけ似ているマイプというのも珍しく、鱗の造形までしっかりと作り込まれており、個人的一押しでした。




いよべいさん


今回から大学の卓ではなく個人卓で参加とのこと。
相変わらず禍々しくライトアップされた卓が格好良いです。好みです。

ご挨拶したら、「是非照らすんで撮ってください!」と言ってブラックライトを当ててくれました。


本当に格好良い…。
蛍光塗料活かしですが、溝に合わせて光るので凄く自然かつ、造形と相まって好みドンピシャでした。





今後もドンドンと新作出されるでしょうし、楽しみにしています。




クラフトウオさん


今回のガメラの大型展示は…おや、この甲羅は…このお腹は…。
どこかの新作アニメが楽しみになる見た目です! 




展示のジグラは、今回はカジキ風にアレンジしたとのことでした。
というか、前回僕がジグラの骨を見て「サメではなくカジキのよう」とブログに書いたのを見て、「それならカジキにしてやる!(笑)」と作って来てくれたとのことです。

わざわざありがとうございます…。
こっちの方が強そうで好きです(笑)。








ガメラ1作目のZプランガメラ。
厳密にはカプセルに閉じ込められて宇宙に行ったものの、そこから脱出しているガメラです。
毎度のことながら、想像力とそれを実現するかわいいデフォルメ造形が最高です。



バルゴンが傘をさしているのは水に濡れると溶けるからです(笑)。
かわいい。



まるでどこかの50周年PVで見たような展示…!!
このガメラは販売、謎の敵怪獣もオリジナルの蜘蛛怪獣として販売されています。





今回もウオさんのところはこれぞWFと言う感じの楽しさあふれるブースでした。
「いい加減うちのも塗ってよ〜」と言われてしまいましたので、そろそろ何か1つ塗ろうと思います(笑)。
さて、どれからにしようかな。



 
以上、WFレポート前半終了となりました。

後半の方でも、怪獣卓紹介の続きと、僕がお仕事で関わらせて頂いた展示物を少し紹介出来ればと考えております!

それではまた後半で。