さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

イリスフィギュア図鑑③ ガレージキット編

2021-06-23 22:17:00 | 日記

 

どうも、ブログは久しぶりの更新となります。


今回は「イリス フィギュア図鑑③ ガレージキット編」と題して書いていきたいと思います。


さて今回の内容としてはイリスのガレージキット、いわゆる「当日版権商品」の紹介をしていきます。

この当日版権というのはなんぞや、という所ですが、簡単に言うと「その日だけ販売が認められてる」という事です。

当日だけ版権認めますよー、というものです。

そのまんまですね。

ワンフェスやトレフェス、ホビランといったイベントがこちらですね。

なのでアレンジ強めな造形とかだと、もしかしたら次の時には版権が下りないかもしれない。

そういった可能性もあるので、その日にゲットしようと、我々はいつも血眼でイベントに参加している訳です(笑)。


当日版権品は原型師さんの味がモロに出るキットとかも多いので、個人的に1番楽しいジャンルです。


早くコロナが終わって、またイベント会場で卓を駆けずり回って買い漁る日々が戻って来ることを祈るばかりです。


と、長めの前置きはこのぐらいにして、今回は自分の所持しているイリスの当日版権品を紹介していきたいと思います!


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イリス フィギュア図鑑③ガレージキット編 目次 
 
()内は発売元・原型師
 
当日版権商品
・イリス邪神降臨(田中ミュージアム工房:Keita氏)
・イリス邪神進撃(同上)
・イリスEX(アウトローファクトリー)
・イリス亜成体(クラフトウオ)
・ガメラVSイリス(栗屋)
・おみやげG3台座(イマージュ:たまお氏)
フルアクション邪神イリス(放課後リボル部:菊池ひろたか氏)
 ・イリスヘッド(造型工房キトラ:岡健之氏)
 
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当日版権商品
 
・イリス邪神降臨(田中ミュージアム工房:Keita氏)
 
まずご紹介するのはこちら。田中ミュージアム工房ことGミュージアム様のイリス邪神降臨です。
現在販売されたイリスの立体物の中でも最大級の存在であることは間違いないでしょう。
 
2009年ごろの初登場のWFでは販売前からかなり話題になり、朝イチで駆けつけたものの購入することが出来ませんでした。
それでもなんとか次のWFでダイパスで駆けつけて購入。
その頃の喜びは今でも覚えています。

WFで購入してからたしか1ヶ月か2ヶ月で完成させてしまった、というところで当時どれだけ思い入れがあったか伝わると思います。
 
キット自体は、背中に軸を打って壁にかける方式。
巨大な翼も、先端を壁止めして変形しないように補強しています。
触手を開いた翼は透明素材のため、あの薄い膜の雰囲気が実現されています。
さらに、胴体もクリア成型のため、電飾が可能。
体に電飾をし、さらにそれを組み立て壁につける、というかなり上級キットであることは間違いないでしょう。
未だに、これを筆塗りだけで完成させた自分凄いなあ…と我ながら思っていますw

自身の作例。
劇中の印象に近づけたいと思い、緑色の照明を翼に当てています。
 
 
 
翼が光を集めやすい素材で出来ているので、部屋の電気を消すと翼がぶわっと光ります!
 
 


イメージは京都降臨のこのシーン。
青色と緑色の光が混ざったような雰囲気を目指しました。





 
・イリス邪神進撃(田中ミュージアム工房:Keita氏)
 
Gミュージアム様のイリス第2弾。
飛行形態のキットをベースに触手や腕、足の先端などが新規造形となっています。
腕はF15を追い詰めている時に見せたクロスの状態と、下ろした状態の2パターンが付属。
2020wのWFにて初登場となりました。

飛行形態に続いて満を辞しての通常形態登場ということで、こちらも大人気で即完売で買えず、という事になりました。
後日のトレフェスオンラインで再販をかけて下さりなんとか購入出来ました。
再販をしてくれたことには感謝してもしきれません。
勢い余ってその次のトレフェスでも買ってしまい、3つも買ってしまいました()。
 
 
  
↑2020wWFで展示されていたGミュージアム邪神進撃。
今となっては、これがご本人様の作例を見る最後の機会だったのかもしれません。

いつ見てもこのディーラーさんの背景を使った展示の素晴らしさには驚かされます。

イベント会場でも、そこだけ異彩を放つスペースになっています。
 
 


 

御本人の作例に続いて恐縮ですが、自分自身で製作した邪神進撃を掲載致します。
 
 
 
 
 
「イリス 京都降臨」(Gミュージアム邪神進撃使用)
 
こちらは、上記のキットに東寺周辺のベースを自作して加えた物です。
夜のシーンをイメージしている為、発光体は緑色に。
触手は熱で変形させ、うねるようにしています。
東寺の横に舞い降りたイリスのイメージで製作しました。

詳しくは、当ブログの「邪神進撃製作記」を見て頂ければと思います。
 
 
 
 
↑劇中登場の佃煮屋の看板も。
 
 
↓イメージしたのはこのシーンです。
 
 
 
 
次の作例は、このキットの腕クロスのパーツを使用した作例です。
 

「邪神進撃 腕クロスver 全塗装版」


こちらは展示会等に持っていくこと念頭に置いていたため、触手をイリス本体に巻くなどして出来る限りコンパクトにしてみした。
電飾も持ち運びや、寿命や劣化が心配なので、塗装のみで完成させました。
むしろ塗装だけで発光部分まで仕上げる事で、より味を出せたのではとも思っております。
自分が電飾よりも塗装で表現したいタイプ、ということもあるかもしれません…。

体を巻くようにうねる触手。
これだけ触手が長いキットだからこその楽しみ方です。


シルバーの部分には若干青みを足し、よりクールな怪獣であることを印象づけています。


頭部の単眼周辺には、光が吹き漏れたイメージの塗装を施しています。


 
Gミュさんが作るイリスは本当格好良く、作りがいのあるキットなのでものすごく楽しいです。
イリスシリーズは飛行と通常形態を出してひと段落という所だと思いますが、またいつかイリスを作って欲しいなあと思っています。
期待したいですね!
 




・イリスEX(アウトローファクトリー)
 
デザイン画を元にしたガメラのガレージキットを多く出しているアウトローファクトリー。
もちろんこちらのイリスもデザイン画基準の立体となっています。
頭部、腹部、腕等あらゆる形状が劇中イリスとは異なっています。
定価は5000円とお安めのキットでしたが、そのパーツ数や細かさはなかなかでした。
また再販される事があれば、買って別のカラーとかにしたいですね!
 

製作したのは2018年頃だったはず。当時はまだエアブラシを持っておらず、筆で塗っていました…。
 
↓左にあるのが同ディーラーから販売されたレギオン。
自分がガレージキットデビューした懐かしの作品でもあります。
こちらもデザイン画の立体化で非常に格好良いキットになっています。
 
 



・イリス亜成体(クラフトウオ)
 
2019年から2020年のWFにかけて販売された1500円のキット。
全1パーツで、目にビー玉が埋め込まれているのが特徴。
くりくりとした印象で、非常にかわいらしいです。
造形としては幼体の下半身と、成体の頭部を合わせたような形態。
造形師ご本人様の解釈する「亜成体」というオリジナリティあるキットです。
初参加したWFの会場で初めて存在を知ったディーラーさんでした。
こういうディーラーさんと出会えるのもWFの生開催での醍醐味という気がします!
 
 
↓原型師様による触手付きの形態。
ホームセンターで買った銅線をそのまま取り付けたのだとか。
こっちも売って欲しいぐらいですw。
 
 



自身の作例です。

頭部の光は、獣化体の発光を意識した塗りになっています。
目の青いビー玉はそのままに。
殻には独自で模様を入れています。

だいぶ前に塗った物なので、塗り直してみても良いかなあ…と思います。

 
 

↓こちらは未開封で保存している個体。

あえて塗らない物も残しておきたい!と思って未開封で保存しております。
タグ付きって未開封で保存したくなるんですよね…。
こちらは目玉が黄色なんです。
目のビー玉が何色か種類あったので、全て買っておくべきだったかなと後悔しております()。
またいつかWFで再販されていることを祈ります。
 
 
 


・ガメラVSイリスセット(栗屋)
 
こちらは2010年頃?にWFにて販売されたガメラVSイリスセットのイリスです。
イリス単体でオークションでキットを購入しました。
大きさとしてHGより少し大きいぐらいの10㎝サイズ。
しかし4方へうねる触手は長さ20㎝クラスという、最も触手の比率が大きいイリスの立体物の1つともいえそうです。
 
 
自身の製作例。
厚みのあるボディに長すぎない足など、かなりスーツのバランスに忠実な造形なので、塗装も比較的オーソドックスな色合いに仕上げました。
特に数ミリサイズの胸の発光体にエアブラシでグラデーションをつけるのは、かなり苦労させられました…。
 
 
 
 
 
 
・おみやげG3台座(イマージュ:たまお氏)

デフォルメG3ガメラのキットに付属していた台座です。
ガメラの足がピッタリ置けるように配置された瓦礫とイリスの死骸が造形されています。
実際の撮影で使われたイリスの死骸も、ほぼ頭部のみしか作られていないことを考えると、劇中にはかなり近いと言えるでしょう。


自分の塗りとしては体の内側から爆発し、かなり血が撒き散らされているというイメージです。



台座の上には改造したモンアツG3が。
頭部、右腕、左腕のイリスの臓物、身体の穴などを加工しています。


足元はイリスの死骸を踏みつけているために血だらけです。









 
 
 
 
フルアクション邪神イリス(放課後リボル部:菊池ひろたか氏)
 
WF2020wで初販売された可動キット。
この方の流線的な造形がイリスとマッチしたキットです。
可動箇所はかなり多く、モンアツG3に合わせたサイズ感ということもありボリューム感溢れる造形となっています。
WFでは販売開始から数分で完売という人気具合でした。
その後のトレフェスオンラインで、なんとか入手することが出来ました。
 
↓WFでの展示。

 

次は自身の作例です。

劇中で見せたガメラのプラズマ火球を薙ぎ払う必殺技「アンチ・プラズマ・フィールド」をイメージしたポーズへと固定化変更。
各部の関節を、違和感のないように埋めて繋げました。
可動キットが元であるということを活かし、あまり見ない上を向いたポーズにしてみました。
首周りが少し瘦せている様に感じたので、肉を盛ってボリュームを足しています。
塗装は比較的オーソドックスめな塗装で仕上げています。

 
↓劇中シーンをイメージして撮影。
触手の長さ等は流石に足りませんが、雰囲気は出せたかなと。
 
 
 



 ・イリスヘッド(造型工房キトラ:岡健之)

こちらはまだ組み立て等はしていませんが、見本写真を見る限りかなり実物に近いクオリティに感じます。
中央の角の角度が高いのが個人的にツボですね!
単眼はクリア成型なので電飾前提なのかなあ…と尻込みしてなかなか作れておりません。
頭部はレジンで一発抜きされてます。綺麗な抜きでなかなか凄いです。このまま飾りたいぐらい。

近いうちには完成させたいなとは思っています。(←大体詰むやつの発言。)

せっかくならレギオンの胸像とかギャオスの頭部とかやって欲しいなあ…と思ったり。
今後も楽しみなディーラーさんです。
 









以上で「イリス フィギュア図鑑③ガレージキット編」は終了です!

まだまだ自分でも買えていない過去に出たキットとかはあるんですが、そちらはまた別の機会に。
今回は自分が所持している物のみ載せさせて頂きました。

今ではなかなか見ないキットとかもあるんですが、そういうのって塗っちゃって良いものか結構不安だったりするんですよね。

塗装で台無しにしちゃわないか、とか。

結構キット状態で保管したくなるんですよねえ。
ただそれを続けてても宝の持ち腐れですし、塗るためのキットなので、どんどん恐れず挑戦していきたいと思います!

イリスのキットで未塗装で手元に積んでるのは邪神進撃、ツクダ、キトラヘッドぐらいですかね。
この半年でかなり崩した気がします。

イリスはここ数年で爆発的に人気になってる印象で、キットが新発売された時はなかなか大変なんですよね💦

それでも色んな人が作るイリス塗りたいし、集めていきたいなあ、って感じです。

これからも色んなディーラーさんからイリスが出る事を願いつつ、今回はここら辺で締めさせて頂こうかなと思います。

次は勾玉とか、未入手のキットとか、そこら辺を書ければなと。

それでは今回はここら辺で失礼致します。


次のトレフェスオンライン、そして9月のWFが無事に開催されますように!!🙏🙏