さるタジラのブログ

怪獣の写真とかを上げていく予定…。

ガレキ製作記 T`sFacto編

2020-07-31 22:19:00 | 日記

今回は、直近で完成させた2作品、T'sFacto様の「デストロイア完全体VSゴジラジュニア」「ゴジラVSビオランテ」を製作過程から紹介したいと思います。

 

まずはデストロイア完全体VSゴジラジュニアから。

再販される直前には、ヤフオクで25万円で落札されていたとんでもないキット。

自分のようなここ数年でガレキに手を出した人間が買えているはずもなく、ずっと指をくわえて眺めていました。

再販して頂けて、本当にありがたかったです…



キットのパッケージ。



作例写真



真っ白な成型色。持つとズッシリと腕にきます。
 
 
 
それでは、いつも通り洗浄して、ミッチャクロンを吹き、塗装となります。
 


まずは組み立てと軸打ちです。とんでもない重量を微妙なバランスで支えるキットなので、慎重にやらないといけません。



↑ビルと台座の接着面には、3箇所軸を打ちました。



↑ボディ部分も2本打ち。



↑足とビルの接合部は、後で脱着したいので接着せず。
2本でも完全に安定はせず、最終的には3本の軸を打つことになりました。
さすがにガッチリ固定できました。






という訳で、軸打ちとパテ埋めが終了です。上は仮組みしたもの。
 
この時点でボリュームがヤバすぎて若干引いてましたし、気後れ気味でした…w
 
首から上や羽は、塗装してからにしたいので後回しに。
 
という訳で、ミッチャクロンを吹いて塗装開始です!



自分はデストロイアを塗る時は赤から立ち上げるようにしています。
 
黒の上から赤だとやっぱり発色が悪いので…
 
くすんだ感じの塗装とかもありますが、僕は発色が良く出てる塗装が好きなので、色を鮮やかに出せるように心がけています。



大体パーツが出来上がってきました。
 
今回、デストロイアの羽にはアレンジを入れ、皮膜が外側に行くにつれて白くなるようにしました。
やっぱり赤と黒だけの怪獣なので、アクセントとして黄色ともう1色欲しいなと思って。
 
爪の塗装も妥協は出来ません。
実際のスーツは割と真っ白な爪がそのまんまついている感じなんですが、それでは模型として落とし込んだ時に、ただただ雑なだけの爪の塗装に見えてしまうなあと…
 
なので爪や牙を塗る時は、必ず根元から色が変化していくようにしています。
 


ゴジラジュニアも塗りあがり、ほとんど組めば完成という状況に近づきました。
 
ジュニアの体色はゴジラの同族というイメージで、少し黒めにしてみました。
もちろん、ジュニアらしく緑色寄りの黒にしています。
 


デストロイアを台座へ。
 
デストロイアの角も、本来のスーツはもう少し灰色のようなくすんだ色をしているんですが、光っているという前提の色にしています。

また、胸の部分も、スーツはもっと白いんですが、個人的にあれも浮いて見えるのが好きじゃないので、黄色と赤色のグラデーションにしてあります。
 
全体としては、爆炎から出てきた後なので、茶色く汚れているイメージです。







組み上がりました。
 
ゴジラジュニアの眼前に、尻尾をうねらせながら舞い降りる巨大なデストロイア。
 
本編では見れなかったシーンを、山脇さんが見事に立体化してくれました。
本当格好良すぎます。
 
自分の塗装はよく色鮮やかと言って頂くことが多いんですが、色鮮やかというのは安っぽく見えやすいということでもあります。
 
いかに発色を良くしながら、リアルな雰囲気を作れるか。
そこでいつも悩まされております。
まあ大抵は汚しを入れるんですけど。
 
 
 
という訳で、デストロイア完全体VSゴジラジュニア、完成です。
 
長さ50cm、高さ50cmに及ぶ、我が家で最大級・最重量のキットとなりました。
 
以下、完成写真となります。

 



いやあ、何度見返しても凄い迫力のキットですね…!

デストロイアの羽の白が、しっかりアクセントになってくれました。

解説にも書きましたが、結構自分のアレンジ入れてるので、劇中まんまというよりは、「俺のデストロイア!」という感じです(笑)

しっかしほんとデカいですね!

ゴジラジュニアが立ち向かえる気がしないぐらいのラスボス感です。

なんたってVSシリーズ最後の敵ですからね、このぐらいでなくちゃ! 

 正直、組み立て塗装全てにおいて、普段の何倍も大変なキットでしたが、その甲斐あって格好良く仕上げることが出来ました。



そして、後日。





机の上にいた巨大なキットは…



なんとかデトルフに収納することが出来ました。




デストロイアを台座から外し、尻尾の先端も外してなんとか入れられました。

もともと展示会とかに持って行くことを想定していて一部を取り外せるようにしていたのが、功を奏した感じです。

(え、持ってくのこれ?)

やはり置き場は最大の問題ですからね…

 という訳で、デストロイアVSゴジラジュニアのレビューはこれにて。









そして今回もうひとつのレビューするキット、T's Facto「ゴジラVSビオランテ」になります。


こちらはかなり前に販売されて高騰化しており、数年前に再販されていたキットです。

前々から狙っており、5月ぐらいに思い切って注文しました。

自分が買ってすぐ後に売り切れになり、あの時買って良かったと心底思いました…。




キットのラベル。



完成見本写真。

では製作過程を見ていきましょー!

いつも通り洗浄して、軸打ち接着パテ埋め開始です。


左手で持ってこの大きさ…腕がプルプルしていました。



仮組み。展示会にも持って行ったりしたいので、どこを接着して良くて、どこを接着しないほうが良いのか考えながら、工程を組みます。





さて、完成までのプランも決めたところでミッチャクロン吹いて塗装開始です。

まずはゴジラから。



今回は、爪を塗ってからUVレジンでコートしました。
塗装剥げると面倒なので…綺麗に仕上がるし、お気に入りです。





ゴジラの頭部を塗って、胴体と接着。このままオーソドックスなゴジラでも良いのですが…



今回はこの生頼ポスターの雰囲気と、劇中のぶっかけゴジラを足したような雰囲気にしたいなと。





で、こうなりました。
頭部の黄色味が強くて、下がるほど緑に近いイメージです。

これでゴジラはひとまず出来上がり、次はビオランテです。


ビオランテ塗り始め。まずは基本色となる色を各地に散りばめます。



先に頭部から攻めます。
口内は樹液を吐いた後なので、黄色の液体が残っているように。

完成直後の写真を見ると、ビオランテの顔は色々な色が入っていることや、目の前部には紫のラインが入っているのが見て取れます。

以前のクダフロミさんのである程度劇中に近い色合いが出来たので、今回はより派手に。

若干色を誇張気味に塗っていきます。


ビオランテスーツをよく見ると、背中のヒレ部分に黄色の細かい斑点があるので、それも入れていきます。
目も、白目というよりはピンクで中央がぼんやりとしたような色なので、それを目指しました。







やはり山の怪獣なので、鮮やか過ぎるのも考えものですので、汚していきます。



体表は、遠くから見ると紛れもなく緑色なんだけど、近くで見ると黄色や茶色の、本当の山や地面のように塗っていきます。

イメージとしては、山そのものが動いている雰囲気です。





電飾の準備。外付けスイッチだと台座もなく見映え的にどうだろう?というところで、開いているスペースを利用して100均のミニライトをぶち込むことにしました。
これならいくらでも交換可能だし。



触手の先端も。少し改造して、より口が大きく開くように。
ギョエーー!と断末魔の声を上げているような感じにしてみます。



腹部の電飾の発光を確認。
赤やオレンジ一色になるのではなく、部分的に色が変わる方がビオランテらしさを感じます。

さらにこのタイミングで牙と口の横の膜パーツを接着。
牙は別であらかじめ塗っておいたので、グラデーションが綺麗に出せています。



ゴジラと並べて。絡み付けるのが楽しみです。



口の中によだれをつけます。
本当は上下で繋げても良かったのですが、運搬の時に支障が出そうなのでやめておきました。



放射樹液を吐いた後なので口内がベトベトです。



さて、これでビオランテも完成です。
後はゴジラと絡めて行くだけ…。

このあとの組み立ても正直えげつないぐらい大変でしたが、まあどうにかこうにか完成させることが出来ました。



 

それでは改めて、T's  Facto「ゴジラVSビオランテ」完成写真です。 

 


いやあ、巨大な山のようなビオランテがゴジラにのし掛かるようなアングルは最高ですね!

非常に絵になる構図なので、塗装も振り切った方が面白いと思い、こういう感じになりました。

単色ではなく、よく見ると色んな色を使っているのが分かれば幸いです。

ゴジラの塗装は生頼ポスターを多分に意識しています。

本当、塗り終わって、原型作った山脇さん凄過ぎるだろ…という感じになりましたw







以上で、今回のレビューは終わりとさせて頂きます。

どちらも少し前の自分なら、気後れして絶対買いませんでしたね…(笑)

ビオランテなんて3年前ぐらい?の、まだ自分がガレージキットを作り始めてない頃にWFで見て、「欲しいけど絶対作れないなあ」なんて言ってたキットなんですw

やっぱりコツコツとキット製作を続けてきた甲斐があったなあ…としみじみと感じております。

これからも頑張るぞー!


てな訳で、今回はこの辺で失礼させて頂きます。




タナカSTUDIO ゴジラ2000 デザインバージョン

2020-07-30 21:15:00 | 日記

今回は先日完成させた「タナカSTUDIO  ゴジラ2000デザインバージョン」の紹介をしたいと思います

このキットは、ゴジラ2000のポスターに載っているデザイン画のシルエットを、キンゴジベースで立体化されたものになります。




このポスターですね!

ではキットを見ていきます。

届いた時にはワクワクしてすぐに開封してしまいました。






かっちょいい作例写真。



パーツ達。

タナカさんのキットは、1番大きなパーツである胴体が中空成型になっています。

やっぱりレジンって重いものなので、塗る時に片手で持ってエアブラシ、というのがなかなか大変なんですよね…

もちろん尻尾や足はレジンなので、組み上げるとそれなりに重いですが、少しでも軽くして頂けるというのはやっぱりありがたいです。


で、いつも通りご機嫌クリーナーで洗浄してから軸打ち・組み立て。




今回は背ビレまで一気に組み立ててパテ埋めです。
背ビレはつけずに塗る時もあるんですが、今回は全体的な雰囲気を大事にしたい塗りなので、最初から全部つけます。

逆に頭部は塗るのが大変な部分なので、まだつけず、同時並行で進めます。



そしてサフ吹きです。

ベランダに新聞紙を敷いて。あんまり汚すと親に怒鳴られるので慎重にです。

今回使ったのは造形村GKクリーナーの黒と透明。
プライマー配合なので、特に黒のやつはサーフェイサー・プライマー・下地塗装までの工程を1回で終わらせてくれるので非常に優秀でした。


では、塗装に入ります。





はい、頭と背ビレと爪だいたい終わりました。


すっ飛ばし過ぎだろ!!!

と思う人もいると思いますが、すいませんzoom会話しながら塗ってたから全く過程撮ってませんでした…。

ちなみに今回はシン・ゴジラのような体内の内側から発光するような塗装を目指してます。
簡単に言うとシンゴジ熱線カラーのミレゴジ版です。
内側からぼんやりとする感じで…

工程としては白で下地を作り、クリアイエロー→メタルイエロー→クリアオレンジ→クリアレッド→蛍光レッド→レッドという感じで、重ね過ぎたとこにまた白を吹いて、イエローを吹いて…と言う感じです。

自分で言ってて面倒臭いですね。

でも塗り出すと意外と手が進むんですよね。ほれだけ熱中してるんでしょうけど。





この状態、背中の横の部分がメタリック調なのが良くないですね。
全然統一感がなく、発光感も薄れさせてしまいます。

というわけで、塗り替えました↓












やはり横の部分もマットな質感になったことで統一感出ましたね。

もともと自分はメタリックを敷いて、上からクリアカラーなどでギラギラした雰囲気を出させる塗装が好きなのですが、今回はそれに頼らないでやってみようというのがコンセプトです。

ちなみにミレゴジの発光って、劇中だと内側が赤くて外側にかけて光るんですよね。
まあシンゴジ以外のほとんどのゴジラがそうなんですが。
ただ、今回はあえてその逆をやってみたいなと。

中から燃えるような「炎」のミレゴジです。

この時点でも結構良いのですが、写真を見返してると微妙な点が…




これです↑
よく見ると、背中から尻尾にかけて黄色の部分が広過ぎです。
内側が明るいので、もっと黄色の範囲は少なくて良いのです。

というわけで塗り替え。



赤い部分が増え、明るい部分が背中の中央側に寄ったことで、発光感が増しました。

こういうのは手元で塗ってる時じゃ見えないので、写真とか撮ってよく見直すのも大事ですね…




さて、次は体の部分です。

タナカさんの原型が、キンゴジの要素を入れてるということで、キンゴジに寄せた色にしてみようと。



参考に、以前エクスプラスから出た大山キンゴジを眺めます。

結構完成品ソフビは手放して来ましたがこれは未だに手放せません。




そしてこうなりました。

キンゴジの緑色の体色をベースに、所々にミレゴジの青味のある色を入れ、キンゴジらしい汚れた雰囲気を出してみました。




目もグラデーションを入れて赤く。
実は口内も発光しているイメージで塗っているのですが、ちょっとわかりづらいですね…。

まあ格好良いからヨシ!!





下半身はかなりキンゴジ体型なので、この色も結構似合ってくれてます。

ゴツゴツした体表なので、汚しも映えますね!

ホッ…。


後はつや消しトップコートを吹いて完成です。








それでは、改めて、「タナカSTUDIO ゴジラ2000 デザインバージョン」の完成写真です。

実はアクセントで首の横のトゲには黄色と赤のグラデーションを入れて見たんですが、結構キマっていて気に入ってます。



似たような角度の写真が多い!!!


すいません、まだブログ書くのに慣れておらず、パソコンでポチポチとやってたら順番とかも適当になっちゃいました。

まあ大体載せられてるしいっか。


…ちょっと背ビレ部分、編集で豪華にしてない?

そう思う人もいるでしょう。もちろんその通りです。

だって編集してカッチョ良く出来るならそりゃカッチョ良くするに決まってるじゃん!!!



まあそんな戯言は置いといて、加工なしのも見るとしましょう。

比較用に、以前同じタナカSTUDIO様から出ていた、ゴジラ2000ポスターバージョンと並べてみました。
こちらは生頼さんのポスターをイメージとしたもので、イケメンなんですよね。

普通の畳の部屋に、普通に置いた感じです。編集とかも一切なしの写真です↓







こうやって見ると、体の横幅の違いに驚かされます。さすがキンゴジベース。



同じ原型師さんが同じゴジラを作ってここまで違うというのも面白いですよね。





後ろに回すと…。おっ!ちゃんと光ってみえるじゃん!!
明るい部屋でこのぐらい発光感あるので、暗めのとことかに置くと凄く良さそうだな。





タナカさんのキットは、センス抜群の御本人のアレンジが入ってる物が多く、こちらも自由に塗ることが出来て毎回楽しませてもらってます。





比較は以上。
いや〜、以前のミレゴジが綺麗めの雰囲気だったのに対し、今回は対極的な雰囲気が出せたのが良かったです。



ちなみに部屋の机でライトを当ててみると…






光る!!!!





いえーい!光って見えます!大成功!




ポンと机に置いたままでも、やっぱり背中の発色が良いので凄く目を引きます。

机の上が汚いのは無視してください。

何の編集もせず写真を撮ってこれなので、やっぱり良いなあと。

(なめこさんにいつか撮ってもらいたいなあ…)

目標としていた、メタリックに頼らない発光感というのは達成出来たんじゃないかと。

いつも通り、やり始めた時はドキドキしていたのですが、上手く出来てホッとしています…

普通に塗れば良いんですが、毎回新しいことをやらないと気が済まない性格のようで…困ったものです。

まあ、とにかく自分で納得できる形に持っていけたことに達成感を感じつつ…またキットを塗るとしましょう。

次は雲斎さんの逆ゴジにするか、キャラグミンのフェイトにするか…悩みますね。

常に作品を作っていらっしゃる周りの方々のおかげでモチベを保てていることもあり、本当にいい環境に身を置いているなと感じます。

これからも頑張るぞー!

という訳で、今回はこのぐらいで失礼させて頂きます。





G-carnival アフターレポート①

2020-07-28 02:07:00 | 日記

どうも、さるタジラです。

今回は記録の一面として、過去に主催させて頂いたG-carnivalのアフターレポートなどを書いてみました。

残念ながら今はコロナで展示会も出来ませんし、あの時のことを思い出しながら、ぽつぽつと書くことにします。

まあ主催と言っても、僕は実際やりたいですね!と言い出しただけで、ほとんど大人の方々がやってくれました。
本当に感謝です。


さてこのイベントの開催の動機としては、元々自分達で作ったキットを展示したりだとか、それを見ながら色んな人と話したいだとか、そういうことができる場所を作りたいね、という話で始まったのがこのG-carnival、略してGカニです。

元々、怪獣のキットを買う人は、キットを作ってもSNS以外で他人に見せる場があまりありませんでした。

せっかく作ったキットだし、やっぱり人に見せたいなと思う人は結構いると思うんです。僕がそうですし。

ディーラーさん達がイベントでやるような展示会。あれが本当に羨ましかったんです。

(もちろんディーラーさん達の販売している所に買いに行き、色んな卓を回るのもめちゃくちゃ楽しいんですが!!)

そういう人達が、自由に物を持ち寄って飾る、それを眺めながら話す、そういう場を設けたいな、というのがコンセプトでした。

結果として、60人を越える人達がこのイベントに訪れ、またやって欲しいという声をいくつも頂きました。

その流れが波及し、各地で友人達による展示会が開催されるようになったのは、本当にツイッターで見ていて嬉しいものがありました。

だからこそ、今回のコロナで、そういう良い流れで来ていたものが途切れつつあるというのは、本当に悔しい気持ちでいっぱいです。

またいつか、コロナが収まった時には、堂々と開催できたらな、と思っています。




と、真面目な話はこれぐらいにして、Gカニの振り返りに戻りますか!!

一応G-carnivalの概要とかです。

今から思うと大学生のワードで作ったものなので微妙ですね…
次からはもっと凝りたいなあと思いますが、はてさて。

運営の人達には本当にたくさん支えてもらってますし、今も支えてもらってます。
感謝感謝です。
また皆で酒が飲みてえ〜!




一応事前にこういった注意書き等はしてましたし、実際にイベントで物が盗まれるなどの事態はなく、楽しく終われたことは本当に良かったです。


それでは、Gカニ前日から少し振り返ってみます。




これは部屋でクダフさんのビオランテを梱包していた時ですね。
よくこれ筆塗りで仕上げたな…とは今でも思ってます。
パーツ数もサイズも当時持っていた最大級で、梱包に大変気を使ったのを覚えてます。

そんなこんなで前日は段ボールにわたわたと展示物を詰めてました。

欲張りな性格なので、いざ物を入れ始めると、あれも入れたい、これも入れたい、となり、隙間をみっちり埋めるように梱包しました。

このせいで翌日泣きを見るはめになります(笑)










そしてイベント当日です。

家の近いOGAさんの車で展示物達と一緒に送迎してもらうという、なんともVIPな朝を過ごしながら秋葉原にやって来ました。
OGAさんには本当にこの日は面倒をかけました。ひたすら感謝です。

そして会場を見るのはこの日が初めて。
ワクワクしながら会場に入ると、Gカニの貼り紙が。

本当にイベントをやるんだという喜びが溢れます。


そして扉を開けば、広い会場が…


と、ここでイベント前の会場の写真を撮っておく予定でしたが、荷物を開けるのに忙しく、そんなことすっかり忘れてました。
がっくし。

その後は、友人のTOMU君MOMO君にも協力してもらい、車から荷物を移動させ、1時間半ぐらいかけて会場の設営でした。


ところがここで問題発生。


自分の持ってきた荷物が多すぎて、開場までに飾りきれないという。

なんせキットを山ほど梱包してきて、組み立てしたり、破損したりしてるのを修復したりしてたら、あっという間に時間が過ぎてしまいました。

結局会場の設営もほとんど他の運営メンバーにしてもらう始末。

本来は自分が会場前のアナウンスとかしなきゃいけなかったのですが、そういうのにも手が回らず。

ここら辺は次への課題です。というか持って行く量を減らせ。


後から聞いたら、なめこさんとおたろーさんで「あいつ設営間に合うのかよw」「大丈夫か?w」みたいな話をこっそりしてたみたいです。


へへ、間に合いませんでしたよ。


まあそんなこんなありまして、少し時間を過ぎるぐらいで、ようやく開場です。


G-carnival第1回目の記念すべき開催です。

WFみたいに開場の拍手とかやりたかったんですが、主催の自分がてんやわんやしててそんなことに頭が回らず。

(というか拍手してたような気もしますが、正直あんま覚えてないですw)

今から思うとおいおいって感じですね(笑)


というわけで、イベントスタート!

とりあえず今回のさるタジラエリアの写真です!!!ドドン!!









個人的な目玉としては、実際の撮影で使われたイリスの勾玉と、イリスの雛形のレプリカですね。

今から思うとこんなもんよく持って行ったなと思います。
恐らく二度と我が家からは出ないでしょう…







結構好評だったモンアツガメラ貫通。






今まで自分が作ったキットとかのほとんどを集結させたような内容になりましたね…

1発目ですし、とりあえず自分の大好きなイリスをてんこ盛りにしました。

今から思うと1人が持ってくる量じゃないですね本当…

並べ方もギチギチでよろしくありません。画面がうるさすぎます。

やはり次はもう少しゆとりのあるラインナップにしましょう。

と、反省点ばかりが浮かびますw

まあ多数の方から「よくこんな持ってきましたね!!」「気合入ってる!」「凄い!!」と言って頂けましたが…

持って来たのは自分というよりOGAさんの車ですし、気合い入れ過ぎて車ギチギチでしたし、凄いのはそれを笑顔で許してくれるOGAさんでした。
もうOGAさんの家に足を向けて寝れません。



自分のエリアのことはこのぐらいにして、イベントの話に戻りましょう。







こちらが会場の全体の写真です。

予想だと30、40人ぐらいの予定でしたが、それ以上の60人以上の方に来て頂くことができました。

見知った顔から、おいおいこんな方まで来ちゃったよ…(失礼)みたいな方まで、本当に多様な方々に来て頂けて、とても嬉しかったです。

展示スペースもピークの頃にはかなりギリギリでしたが、皆さん快く譲り合ってくれて、全員置くことが出来ていました。
ありがとうございました。





↑楽しくてはしゃぐさるタジラ。


自分は昼ごはんだけ外に行って、後は会場にいました。

普段仲の良い人から、初めて会う人まで、色んな人と話して、初めて知ることもあり、良い経験になりました。

特に鮫順さんに自分の塗った物を見て頂いた時に、「君はこの塗り方が良いよ。このやり方で極めて行って欲しい。」と言って頂けたのは、今でもとても胸に響いております。

という、良い話をしつつ、他の方の展示も振り返っていきましょう。


まずは運営メンバー。




運営 OGAさんエリア






目玉のスペゴジ飛行形態








こちらは自分の憧れの方の1人、OGAさんのエリアです。
完成度の高い大型ガレージキットの並ぶ展示は圧巻の一言でした。

メカゴジラ頭部が目を引き、さらにその横には、今回の新作の目玉であったスペースゴジラ飛行形態が。

ソフビを改造して作ったと言いますが、もはや原型が残っているのか…?というレベル。

発砲スチロールで作ったという無数の結晶体と、そこに散りばめられたラメが美しく輝いておりました。

さらにその横には福田さんのエメゴジ、鮫順さんの初代・ピクトリアルスケッチゴジラ、タナカさんのミレゴジ、アオシマ機龍改造、スーパーX2、雲斎さんのメカ逆ゴジと、名作キットのオンパレードの並びでした。

どれも塗装も凄いです…

今から思うともっと目に焼けておくべきだったと思います。





運営 おたろーさんエリア




















ゆとりのある展示の仕方で、1つ1つ丁寧に見ることが出来ます。
これですよこれ。こういう並びを次はやりたいです。

おたろーさんと言えばやはりデスゴジ。
ムビモンとは思えないリペイントされたデスゴジと、電飾された海洋堂デスゴジは大変見応えがあります。

惜しむらくは、ご自身もおっしゃってたように、会場が明るくて発光が目立ち辛かったことでしょうか。
次はこのデスゴジ君用に、ダンボールとかで暗室みたいなの作っても面白いなと思いました。

まあ、多分次は最近完成させていた30cmの電飾デスゴジがやってくる予感がしますが…楽しみです。

さらに横にはサイズぴったりな酒井ゆうじさんのゴジラジュニア。
瞳まで綺麗に塗られていて、完成度抜群です。

惑星そらまめさんのバガンも格好良い!そのうち買いたいなあと思ってるけどまだ買えてないキットの1つなのでいつか自分で塗りたいです。

以上、おたろーさんコーナーでした。









お次は自分のおとなり、soyさんエリアです。









イマージュさんのディフォルメキットや海洋堂まめゴジラがズラリと並ぶ。




ダイナミックマスターのディフォルメ。かわいい!


モンアツ改造・可動ショゴジサバイブ




こちらはディフォルメキット大好きマン、soyさんのエリア。

この展示会後もモリモリとキットを作っているため、次はどれぐらい並ぶのか楽しみです。

さて、並んでいるディフォルメキットの塗装も素晴らしいのですが、個人的に好きなのがモンアツを改造したエリア。

顔の良いG3ガメラや、トラウマガメラ、SOSゴジラなど、痒いところに手が届くラインナップは大変良きです。

イマージュさんのGMKのディフォルメも格好良いなあ…ディフォルメはこのぐらいの縮尺が好みです。

1人でよくこんなに持ってきたなあと…次も大いに期待するとしましょうw







運営 なめこさんエリア

なめこさんには今回の開催で色々と助けて頂きました…。
というか会場選びとか、名刺作りとか、備品の用意とか、主催の僕なんかより全然色々して下さいました。
あれ?というか俺は何かしたっけ…?

深く考えるのは良くないので、振り返りに戻りましょう。




今回なめこさんが用意して下さったのはなんと撮影ブース!

自分でも写真撮れるし、なめこさんに撮ってもらうことも出来るという大変ありがたいエリアです。

それでは、なめこさんが撮影されたGカニでの写真を見て行きましょう!




まずはなめこさん御本人のムビモンドハゴジ、オリジナルカラー。
渋くて重みのある色合いで、ディテールの引き立たせ方など格好良いです。






おたろーさん バガン(惑星そらまめ)




soyさんのモンアツリペイント 緋色アース





soyさん デフォリアルリペイント 緋色アース





まさるさん ソルジャーレギオン  (海洋堂・寒河江さん)



おっくんさん モンアツデストロイア改造





だいこんおろしまるさん ガイガン デザイン画カラー





ひらぽこさん ムビモンスペゴジ トレンドマスターカラー




左・OGAさん ピクトリアルスケッチゴジラ(てんつく工芸)
右・ひらぽこさん ピクトリアルスケッチゴジラソフビリペイント(ノーツ)







RKさん ムビモンメガギラス改造リペイント





森山直哉さん 大戦争ゴジラ改造(ビリケン商会)



タナカケンイチさん 呉爾羅バスト



ホイホイさん ムビモンスペースゴジラリペイント



左・muneさん デストロイア(アルバトロスジャパン)
右・おたろーさん ムビモンデスゴジリペイント・ゴジラジュニア



せしるさん 84ゴジ(モンスターメーカー)




せしるさん エメゴジ(クダフロミ)







OGAさん スペースゴジラ飛行形態



涎雷月さん メカゴジラシティ






モゲラの幼虫さん ジオラマセット(トレンドマスター)




soyさん 初代ゴジラ(タナカSTUDIO)


soyさん GMKゴジラ(イマージュ)




soyさんのモンアツ改造 ショゴジサバイブ・トラウマガメラ



そしてここから先が、自分がなめこさんに撮ってもらった写真です。

なめこさんのとこに「撮って下さい〜」ってフィギュア持って行き過ぎて、後半は「何回来るんだよお前!!!」と言われてしまいましたw

ヘトヘトななめこさんを酷使してしまい、大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。(思ってなさそう)(いや思ってるんですけど)

次は自分でもカメラを持っていくとしましょう。
でもやっぱりなめこさんに撮ってもらう写真良いしなあ〜…。
まああんまり負担をかけてはいけませんからね、この件はゆるりと考えます。

それでは気を取り直して、撮って頂いた僕の完成品達の写真です。





ムビモンデストロイアリペイント


韮沢ゴジラソフビキット






TsFacto ゴジラ2000VSオルガ




ツクダホビー ガメラ1999




Gミュージアム ガメラ1999満身創痍








クダフロミ ビオランテ

どれもかっちょいいですねえ〜!本当感謝です。

さらにさらに、以前なめこさんから製作依頼を頂き、作らせてもらったタナカSTUDIOさんのゴジラ・アースまで会場に持って来てくれていました!

こちらは会場での撮影を忘れたため、なめこさんの写真を掲載させて頂きます。

















体表は樹木を意識し、何万年も生きているゴジラというイメージで仕上げました。
実際にあのサイズだとコケとか生えてるでしょうし…
背ビレは熱線を放つイメージです。

これを当時筆塗りだけで仕上げたというのは、我ながら頑張ったなあ…と感じるものがありますw

会場でも結構見て下さったり、写真を撮ってアップしてくれる方もいて、本当に持って来て頂いて嬉しかったですね。






とりあえず第1回目の振り返りはこんな感じですかね。

まだまだ来て頂いた方の展示の紹介とかしたいのですが、文字数的に無理そうです。

近々アフターレポート2も書く予定なので、そちらにイベント後も含めてまとめようかなと。

また展示会やりたいね〜という話はしょっちゅうしてるのですが、いかんせん今は厳しい時期ですからね。

家で展示物を作り溜めるとします。もうめちゃくちゃ溜まってるだろ!というツッコミは知りません。

今度は開場前にごたつかないよう、厳選しようと思います。
tsfactoさんの韮沢ゴジラ、ゴジラVSビオランテ、ゴジラVSデストロイア
タナカさんのゴジラ2000 デザインバージョン
海洋堂デストロイア集合体
ツクダホビーデストロイア
Gミュージアムさんの飛行ガメラ、京都進撃イリス(トレフェスで買えれば)
ら辺が候補ですかねえ。

(これ全部持って行くのか…?)

まあいつになるかは分かりませんし、首を長くして待つことにしましょう。

元々1年に1回か2回ぐらいという予定でしたし、はるか昔に感じますが、まだ1回目から半年ぐらいしか経ってないので丁度良いぐらいです。



そのうちガメラ4の上映会や、WFのアフターレポートとかも書きたいなあと思いつつ、今回はこの辺りで失礼させて頂きます。




ブログ始めました。

2020-07-28 00:41:00 | 日記

どうも、ツイッターの知り合いの方はお久しぶり、ブログから知った方は多分いないと思いますがはじめまして、さるタジラと申します。

ツイッターの方に普段は生息しているんですが、今更ブログを始めてみました。


まあちょっと動機的なものをぼちぼちと。

自分とある大学の4年生やってるんですが、まあ就活もほぼ終わり、卒論も大体終わりが見えて来て、ようやく時間が取れるようになったし、せやブログ書いてみよ!!!と。


まあソフビの工房とパン工場のバイト行ったり、最近珍しく続いてるランニングしたり、家でキット塗って大相撲とアニメ見たりと、相変わらず楽しく忙しく過ごしてはいますが、それは置いといて。

前々から、キットの完成ツイートとかする度に、もっと言いたいことあるのになあ、もっと載せたい写真とかあるのになあ、とか思うことが多く、ブログはしてみたいと思ってたんです。

ま、トゥイッターなんで仕方ないんすけどね。

もうひとつの理由としては、やっぱり資料的な物として。

自分が過去のガレージキットイベントで販売されたキットだとかを調べる時に、結局ネットサーフィンして他の方のブログに掲載されてるのを読むのが1番多いんです。

てかそういうのじゃなきゃ情報残ってないし。
先人に感謝感謝です。

それなら、今度は逆に自分がそういう後の人の役に立つような情報とかをちょっとでも残しておきたいな、と思いまして。

まあそんなご大層なことのたまいてますが、要は青い鳥に書ききれないことをここに書きたいなと思いまして。


というわけで、さるタジラのブログ。
いつまで続くのかとかは自分もさっぱり分かりませんが、ぼちぼちとやっていきたいなと。


で、一応怪獣塗る人間のブログなのでキットのことも呟きましょう。

今進めてるのがこちらのタナカSTUDIOさんのミレゴジです。





実際前回のWFで現物見るまでは、「前の生頼ポスターバージョン持ってるし別にいらんやろな〜」とか考えてたんです。(失礼)

でも結局チョロいオタクなので、現物見たら「全然前のと違いますね!!!格好いいんで絶対買います!!!」って口が勝手に動いてましたね(笑)

実際、比較すると分かるんですが、顔つきもボディラインも以前のポスターミレゴジと全く違うんですよね。

自分は今回の荒々しいミレゴジの方が好きですし、本当に買っておいて良かったと心の底から思えるキットでした。


ちなみにこれが前に作ったタナカさんの生頼ミレゴジです。






こちらはミレゴジらしさをイメージしてオーソドックスな風に仕上げつつ、
アメジストみたいな鉱物をイメージした感じのギラギラした背ビレにしてみたんです。

これもめちゃくちゃ原型が格好良いんですよね…

んで、こっちが今塗ってるやつです。









タナカさんのキットは、原型師さんなりのアレンジが加わっていることが多く、塗るこちらとしても色々出来るので、本当にやっていて楽しいです。

まだ体の色は塗れてませんが、少し青や緑っぽいミレゴジらしい体色にし、最後は汚れた感じに仕上げたいなと。

以前が綺麗系なミレゴジだったのに対し、今回は「炎」のミレゴジです。

シンゴジラのように体内からぼんやりと光るようなイメージを出したくて塗ってますが、なかなか難しいですね…

今までというか、この系統の作例の多くは背ビレの内側から外側にかけて色が薄くなる発光が多いなあという印象で。

まあ実際、ミレゴジの背ビレの発光も内側から外側にかけて赤→黄色ですし。

ただ、やっぱり塗るからには新しいことに挑戦したいし、内側発光やってみようと。

普段はメタリックにクリアを上から塗って発光感出してるんですが、今回はそれをやらず、白色ベースでのマットな発光感を目指してます。

上の写真も全て、ライトを当てたり、編集したりはしてないので、本当に素のままの状態の写真です。

肉眼で見ても写真で見ても光ってるようにしたいので試行錯誤の繰り返しです。

あ、机が汚いのは突っ込まないで下さい。
そろそろ換気扇のフィルター替えなきゃな…

まあなんだかんだ明日完成予定なので、明日には写真撮ってブログにも書けるだろうなと。

頑張ります。



てなところが今回のブログで書く内容ですかねえ。


まあ色々書きましたが、今後もこんな風に、思いついたことをぼんやりと書いていく大して面白くもなさそうなブログになりそうです。

見てもらうと嬉しいし、反応もらうのは素直に好きな人間なので、どうぞこれからこのブログもよろしくお願いします。




あ、そういえば8月に高校時代のハンドボール部の連中とバンジージャンプしに行くことになりそうです。
高いとこから飛び降りるの楽しそうなので結構ノリノリです。

まあナチュラルに怖いんですけどね。

大学の連中は高尾山登りに行こうぜとかのたまいてますし、大阪のフォロワーからは関西来いよとか言われてます。

あの特撮大百科のガメラくじ良いなあ〜と指を咥えてる今日この頃です。
指がなくなる前に、関西に引きに行きたいものです。

あと8月はエクスのイリスも控えてますね。
実は代引き10万円を越える数を注文しちゃったので、事前に用意してるとはいえ、結構財布に響いてます。

親に見つかると確実にお説教コースなので、届く日は何がなんでも家にいることにしましょう。

そして9月はトレフェスですね!
今んとこGミュさん、リボル部、キトラさんのイリスを狙いに行こうかなと。

今度こそゲットしてえーーーー!!!!!

後は他のディーラーさんのも楽しみですね、8月末にはホビランもありますし。


今年も体力と財布が削られる夏になりそうです。


それでは、また近いうちに。