8月14日(木曜日) くもり一時雨
イエロー君のホイールを交換しました。
その効果を試そうと、京都嵐山から六丁峠越えから
日吉ダムまで足を延ばそうと思います。
6時40分にスタートしました。
今日の天候は曇りと云いながら、空はどんよりしていつ雨になるかわかりません。
いつものR171を進み、猪名川まで来ました。
先日の台風11号の爪痕が残っています。
昨年の大雨で河川敷のグランドが凸凹になりました。
先月に通った時には整備されて少年たちが野球の練習をされていましたが、
再びグランドが凸凹になっていました。自然の力は偉大です。また練習が出来るようになることを願っています。
反対に目を向けると大阪空港からジェット機が数珠つなぎでテイクオフです。
R171を茨木からは西国街道を進んでいきます。
高槻に入ります。梶原一里塚跡の立札が目に入ります。
市域には旧芥川宿との2か所の一里塚があるようです。
堂内のお地蔵さんは、淀川の度重なる水害から 守り継がれており
「水上がりのお地蔵さん」と呼ばれて親しまれているそうです。
嵐山に近づくにつれ小雨が顔に当たります。
山を眺めると白く雨が降っているようです。
向日市で道を遠回りしましたが、10時30分ごろ嵐山に到着しました。
ここでおにぎりを2個食べて六丁峠越えへの準備をします。
渡月橋から嵐山を望むと、普段はボートや屋形船が川中に浮かんでいますが、
今日は川辺に靄がかかり、幻想的な景色をかもしていました。
嵯峨野の念仏寺を通り過ぎ、奥嵯峨に来ますと道が綺麗に舗装されて
走りやすくなっています。
まだまだ奥に進んでいきます。
六丁峠への入り口でもあります鳥居のあるところを左に進むと六丁峠です。
頂上までの距離は1km弱でさほどありませんが、車が行き来しますので
注意が必要です。
最初は緩やかな登りですが、Uターンのカーブから一気に
坂がきつくなります。
今回の試走で頂上まであと50mの所でギブアップ、足付きで
ロードに乗るもクランクが廻りません。なくなく頂上までは押していく事になりました。
後で分かったのですが、スプロケの25丁があと一枚残っており、最後まで行けたのではと
残念です。
ここから一旦山を下り、保津峡から神明峠越えで日吉ダムを目指すことにします。
JR保津峡駅が見えるところで、なにやら「キャーッ 、キャーッ」と声が聞こえます。
保津川の激流の中をラフティングされています。今日は水かさも増えておりスリル満点でしょうか。お気をつけて下さい。
保津峡駅から水尾までは3.5kmの標識があります。
今回で2回目ですが、水尾への道のりは今回のほうが幾分楽でした。
やはり、一度道のりを覚えていることから精神的に余裕が出るのでしょうか。
水尾まで来ました。ここは柚子の栽培が盛んで、柚子の里へようこそと書かれています。
道際にも柚子の木が沢山植えられて、丁寧に育てられています。青い実がついていました。
道沿いに清和天皇陵の標識があります。
この地は昔、丹波と山城の両国を結ぶ所要な地であったとのことです。
清和天皇はこの地を気に入り、終焉の地と定めたと言い伝えられているそうです。
柚子風呂もお好きだったらしい。
水尾はまだ山の中腹といったところでしょうか。
ここから樒原まで約5kmを上っていきます。
神明峠はやっぱりきつかった。
一番軽いギヤにするも、立ち漕ぎでも何とか進める状態です。
汗が噴き出てびっしょり濡れています。
途中の小川も滝のように水が流れており、マイナスイオンを放っており
暫しの休憩を入れながら進むことにしました。
この坂を走って上られているグループが有りました。お疲れ様です。
休憩している間に追い抜かれています。
神明峠の標識からも登りが続きますが、少しは坂が緩やかになります。
ようやく樒原に到着しました。ほぼ山の山頂です。ルートラボでは標高500mとなっています。
樒原を過ぎるころから小雨が降り出し、越畑付近ではそこそこ雨粒が顔に当たります。
下り坂ではブレーキの利きも落ちています。ゆっくり用心しながら下っていきます。
府道50号を進んで行くと、ようやく日吉ダムに到着しました。
雨も小降りになってきましたが止みません。
ダムから放流されている水もまだ茶色く濁っていました。
台風の影響がまだ残っているようです。
道の駅「スプリングスひよし」でダムカレーを頂くことにしました。
山越えで随分おなかも空いています。
器にカレーをご飯がダム役でゆで卵がダム下のふれあい橋を模しているのでしょうか。
古代米も入っていて、美味しくいただきました。
今日の目的地であります日吉ダムから帰路につきます。
帰りは一庫ダムから川西市経由での道を選びました。
途中に道の駅「京都新光悦村」を通り過ぎます。
この辺りでは雨も止み、青空が見えてきました。
100km程走ったでしょうか、まだ足は廻っています。
25km/hはキープ出来ています。ロード凄しです。
R372を亀岡に向けて走行していると、本梅町からR477へ分岐して
川西に向けて進みます。
山の中から、ひぐらしの鳴く音が聞こえてきます。もう夏も終りに近づいています。
16時頃です。ここから最後の府境の山を越えると、あとは緩やかな下りが続きます。
R477から府道106号へ進んで、一庫ダムの脇を走行します。
知明湖に架かるさくら橋まで戻ってきました。あと30kmで家に到着です。
まだ足も廻っています。
ところが!!!
川西市内に入った途端、右足の膝が変です。
足が廻りません。一気に15km/hにペースが落ちます。
歩道をゆっくりと家路に着きます。
19時15分にどうにか家に着くことが出来ました。
今日は雨にも会いながらも、最後まで目的を達成できました。
ホイールの感想は、軽さが功を奏した感じで六丁峠は足付きもしましたが、
全体ではスピードに乗り、足が廻れば軽い坂なら、私の貧脚でも上れることがわかりました。
もうすこし、このままでいこうと思います。しんどくなればスプロケを交換でしょうか。
今日のコースをルートラボで貼り付けます。
本日の記録
走行距離:163.17km
平均速度:18.2km/h
最後まで読んでいただき、有難うございました。