平城京跡からの続きです。

「ほいほい」と声をかけると、ジャンジャンと音を発しながら現れ、見た者は高熱を出し、土地によっては人を焼き殺したりする怪火で、これらを「じゃんじゃん火」、「ほいほい火」と呼ばれ、奈良県内各地で数多くの伝説が残っています。そこで、所縁の地をひとつ。
舞台は奈良市法華寺町。昔、野原の中にセンダンの木が茂っていた頃、南方の高橋提にあったセンダンの木との両方から火が出て、互いに合戦していたそうです。
センダンの木はなくなりましたが、古株が今も存在しています。

高橋堤側のセンダンの木があったとされる場所は現在交差点に。

ちなみに高橋堤側のじゃんじゃん火は、雨の降る夜に出現し、火は青く、長い尾を引き、火の中には年配の男の顔が写りこんでいて、これを見たがために、高熱で死んだ人もいたと伝えられています。
怪火繋がりでもうひとつ。奈良市某所にある二つ池。伝承によれば「青い火の玉が山の方から、この池に勢いよく飛んでくるのが見られたが、魂なのか狐狸に騙されているものなのか判然としない」となっています。

葦の原で覆い尽くされ、水面が一部を除き、ほぼ見えないが、逆に怪火がでても良さそうな雰囲気は確かにある。

しかし、一つしかない池が、何故二つ池なのか。元々は二つあった池のひとつが、住宅開発か何かで埋め立てられたとも推理できるが、じゃんじゃん火は二つの火の玉が絡み合った妖怪なので、二つ池の怪火の正体はじゃんじゃん火で、二つの火の玉が現れる池だから二つ池ってのはどうだろうか。
その他にも、じゃんじゃん火は奈良市白毫町、山辺郡、大和郡山市、天理市、磯城郡田原本町、桜井市、橿原市など奈良県の各地で伝説が残っています。
また一説に、目も鼻もなく、太さと長さが同じ、「ゴロ」という生物が、人を見ると飛んで来て襲うことから、これがじゃんじゃん火の正体とも言われていますが、ビジュアルと名前の響きで、想像すると野槌っぽい気もしますね。
歩いたり、なんやかんやで腹が減ってきたので、帰り道天理市にある麺場力皇で鶏つくねらーめんを食べて帰りました。大将は元相撲取りで、ノアでGHCヘビー級王座にもなったプロレスラーの力皇選手がオープンした店です。

これがまた美味しくて、ラーメンから大将の燃える気概が炎になって注入されているのが伺えます。美味しいラーメン屋が増えてくれるのは嬉しいですね。

炎繋がり。おあとがよろしいようで(笑)。

「ほいほい」と声をかけると、ジャンジャンと音を発しながら現れ、見た者は高熱を出し、土地によっては人を焼き殺したりする怪火で、これらを「じゃんじゃん火」、「ほいほい火」と呼ばれ、奈良県内各地で数多くの伝説が残っています。そこで、所縁の地をひとつ。
舞台は奈良市法華寺町。昔、野原の中にセンダンの木が茂っていた頃、南方の高橋提にあったセンダンの木との両方から火が出て、互いに合戦していたそうです。
センダンの木はなくなりましたが、古株が今も存在しています。

高橋堤側のセンダンの木があったとされる場所は現在交差点に。

ちなみに高橋堤側のじゃんじゃん火は、雨の降る夜に出現し、火は青く、長い尾を引き、火の中には年配の男の顔が写りこんでいて、これを見たがために、高熱で死んだ人もいたと伝えられています。
怪火繋がりでもうひとつ。奈良市某所にある二つ池。伝承によれば「青い火の玉が山の方から、この池に勢いよく飛んでくるのが見られたが、魂なのか狐狸に騙されているものなのか判然としない」となっています。

葦の原で覆い尽くされ、水面が一部を除き、ほぼ見えないが、逆に怪火がでても良さそうな雰囲気は確かにある。

しかし、一つしかない池が、何故二つ池なのか。元々は二つあった池のひとつが、住宅開発か何かで埋め立てられたとも推理できるが、じゃんじゃん火は二つの火の玉が絡み合った妖怪なので、二つ池の怪火の正体はじゃんじゃん火で、二つの火の玉が現れる池だから二つ池ってのはどうだろうか。
その他にも、じゃんじゃん火は奈良市白毫町、山辺郡、大和郡山市、天理市、磯城郡田原本町、桜井市、橿原市など奈良県の各地で伝説が残っています。
また一説に、目も鼻もなく、太さと長さが同じ、「ゴロ」という生物が、人を見ると飛んで来て襲うことから、これがじゃんじゃん火の正体とも言われていますが、ビジュアルと名前の響きで、想像すると野槌っぽい気もしますね。
歩いたり、なんやかんやで腹が減ってきたので、帰り道天理市にある麺場力皇で鶏つくねらーめんを食べて帰りました。大将は元相撲取りで、ノアでGHCヘビー級王座にもなったプロレスラーの力皇選手がオープンした店です。

これがまた美味しくて、ラーメンから大将の燃える気概が炎になって注入されているのが伺えます。美味しいラーメン屋が増えてくれるのは嬉しいですね。

炎繋がり。おあとがよろしいようで(笑)。