猫山三里

日記。というか自分の記録にもなれば。

庭上の儀

2014-02-11 21:38:15 | 
勇者が続々と集まってきました。









ヘルメット!?



砂かけが始まり、大量の砂が境内に散乱し始めたので、勇者以外は皆撤退です(笑)。





俺も今回、何が何でもカメラを死守しなければいけないので、速やかに退散しました(笑)。

砂かけの写真は撮れませんでしたので、こちらの案内板を参考にしていただければと思います。





でもこれじゃ分かりにくいな。
やっぱ、リアルで撮るべきだったか。



来年は勇者になります(笑)。

殿上の儀

2014-02-11 20:19:28 | 
奇祭「砂かけ祭」が行われる廣瀬神社に行ってきました。





姪の土産にバッジを買いました。



自分土産にはこれ買った。
けっこう値が張るな(笑)。



砂かけ祭のリング(笑)。









祝詞奏上の後、拝殿を神田に見立て、苗代作り、籾撒き、苗取り、田植えなどの所作を行ってから、巫女さんの神楽奉奏で、殿上の儀は終わりました。







それから河合町のゆるキャラ、すな丸のバースデーイベントがあったり、





迫力ある諏訪太鼓が聞けたりで、





いよいよ砂かけが始まります。

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2014-02-11 07:00:14 | 
妖怪「砂かけ婆」をご存知ですか?

人が神社のそばや人通りの少ない森の中を歩いていると、砂を振りかけて脅かすという妖怪なんですが、実はあのおばば、奈良出身で、吉野郡野迫川村と北葛城郡河合町に出生のルーツがあるとされています。

発生原因には諸説ありますが、そのひとつに、河合町、廣瀬神社の奇祭「砂かけ祭」が関係しているといわれています。





「砂かけ祭」とは、毎年2月11日に廣瀬神社で行われる祭で、五穀豊穣と雨水の多量と厄除け祈願の祭りで、神田に見立てた砂地で田植舞や豊作舞などの奉納後、太鼓の合図と共に砂をかけあうわけですが、この砂が舞えば舞うほど、その年は豊作なるというジンクスがあり、周辺はすさまじい砂が舞います。





あまりに猛烈な砂の応酬になるので、皆、帽子にレインコート、水中眼鏡やゴーグルを装備した出で立ちが必須になってきます。しかも、カメラはビニール袋等でカバーしないと砂でオシャカになるらしく、毎年数台のカメラが壊れるという(笑)。



さてと、そういえば今日は2月11日ですね。出掛けてみますか(笑)。

燃えたつる炎

2014-02-05 21:37:56 | 
平城京跡からの続きです。



「ほいほい」と声をかけると、ジャンジャンと音を発しながら現れ、見た者は高熱を出し、土地によっては人を焼き殺したりする怪火で、これらを「じゃんじゃん火」、「ほいほい火」と呼ばれ、奈良県内各地で数多くの伝説が残っています。そこで、所縁の地をひとつ。

舞台は奈良市法華寺町。昔、野原の中にセンダンの木が茂っていた頃、南方の高橋提にあったセンダンの木との両方から火が出て、互いに合戦していたそうです。

センダンの木はなくなりましたが、古株が今も存在しています。



高橋堤側のセンダンの木があったとされる場所は現在交差点に。



ちなみに高橋堤側のじゃんじゃん火は、雨の降る夜に出現し、火は青く、長い尾を引き、火の中には年配の男の顔が写りこんでいて、これを見たがために、高熱で死んだ人もいたと伝えられています。

怪火繋がりでもうひとつ。奈良市某所にある二つ池。伝承によれば「青い火の玉が山の方から、この池に勢いよく飛んでくるのが見られたが、魂なのか狐狸に騙されているものなのか判然としない」となっています。



葦の原で覆い尽くされ、水面が一部を除き、ほぼ見えないが、逆に怪火がでても良さそうな雰囲気は確かにある。



しかし、一つしかない池が、何故二つ池なのか。元々は二つあった池のひとつが、住宅開発か何かで埋め立てられたとも推理できるが、じゃんじゃん火は二つの火の玉が絡み合った妖怪なので、二つ池の怪火の正体はじゃんじゃん火で、二つの火の玉が現れる池だから二つ池ってのはどうだろうか。

その他にも、じゃんじゃん火は奈良市白毫町、山辺郡、大和郡山市、天理市、磯城郡田原本町、桜井市、橿原市など奈良県の各地で伝説が残っています。

また一説に、目も鼻もなく、太さと長さが同じ、「ゴロ」という生物が、人を見ると飛んで来て襲うことから、これがじゃんじゃん火の正体とも言われていますが、ビジュアルと名前の響きで、想像すると野槌っぽい気もしますね。

歩いたり、なんやかんやで腹が減ってきたので、帰り道天理市にある麺場力皇で鶏つくねらーめんを食べて帰りました。大将は元相撲取りで、ノアでGHCヘビー級王座にもなったプロレスラーの力皇選手がオープンした店です。



これがまた美味しくて、ラーメンから大将の燃える気概が炎になって注入されているのが伺えます。美味しいラーメン屋が増えてくれるのは嬉しいですね。



炎繋がり。おあとがよろしいようで(笑)。

寧楽の京師は咲く花の薫が如く

2014-02-03 20:23:11 | 
奈良に戻って、平城京跡から猫塚古墳へ。



猫の姿もちらほら見かけました。





平城京跡資料館がリニューアルしてから来たことがなかったので寄ってみることに。



かなりゴージャスになっててびびった。













平城京跡から程無い距離に佐紀猫塚古墳があります。前方後円墳らしいんだが竹藪で覆われ何がなんだか。



でもこれはこれで味があんのかもね。