さつまいも姉さんの家でも、稲刈りが行われました。
①最初に収穫してきた「もみ」を、16時間程かけて乾燥させます。
②天井の管を通して、乾燥した「もみ」を、こちらに貯蔵します。
③ ②から管を通して、この機械で「籾殻(もみがら)」と「玄米」に分けます。
機械の後ろにホースがあり、籾殻が水色のネットの中に集められます。
刈り取った「もみ」は、乾燥・もみすりを経て出荷されます。
この作業をライスセンター(もみ共同乾燥調整施設)にお願いすることもできるのですが、さつまいも姉さんの家では自宅で行っています。
さつまいも姉さんの集落では自宅でもみすりをする農家さんが多いので、集落のあちこちから「もみ」を乾燥する機械音が聞こえてきます。
今日は、稲刈りをした「もみ」が玄米になるまでの工程をお話したいと思います。
大きく分けるとこのような工程になります。
①もみを乾燥させる
②貯蔵する
③籾殻(もみがら)と玄米に分ける
①最初に収穫してきた「もみ」を、16時間程かけて乾燥させます。
機械の窓穴から見える「もみ」
②天井の管を通して、乾燥した「もみ」を、こちらに貯蔵します。
③ ②から管を通して、この機械で「籾殻(もみがら)」と「玄米」に分けます。
機械の後ろにホースがあり、籾殻が水色のネットの中に集められます。
この籾殻をさつまいも姉さんの家では、堆肥として使っています。
機械の手前からは玄米がでてきます。
こうして玄米が出来上がります。
玄米を見た時に、さつまいも姉さんの父さんが「(色が)濁っているな」と言いました。
嫌な予感は的中し、さつまいも姉さんの家では初回に出荷したお米が、全てが2等米というショックな結果となりました。
昨年は全て1等米だったのですが、今年は異常高温が続き、米が白く濁ったり、粒が小さくなったりしたものが多く、2等米と評価されたようです。
天候はどうしようもありませんが、でも最後の最後で、天候によって品質が落ちてしまうのは本当に残念です。
ですが1等米も2等米も見た目の違いはありますが、食味は一緒とのこと。
新潟の美味しいお米、沢山食べていただければ幸いです。
ちなみにさつまいも姉さんの家では、在庫の目測を誤り、令和4年に収穫したお米(30㌔袋)がまだ5袋もあるそうです。
新米を食べられるのは来年になりそうです(涙)。