夕顔にすいかを接ぎ木した直後
そしておおよそ1ケ月後。
だいぶ大きくなりました。
現在、すいかはビニールハウスで生育していますが、日中は、ハウス内を20℃〜25℃になるように保たなくてはいけません。
今は農家もデジタル化が進み、温度管理もコンピューターで管理できるそうなのですが、さつまいも姉さんのハウスの温度管理は、今もアナログです。
温度管理はハウスの両端にあるレバーを
回すのみ‼️
暑くなったら、回して「開ける」
寒くなったら、回して「閉める」
何だかひどく単純な作業に見えますが、ちょっと開閉するだけで一気にハウス内の温度が乱高下するので、なかなか気が抜けません。
うっかりしていると、作物を全滅させてしまうこともあります。
1日中ずっ〜と快晴(または雨降り)ならいいのですが、急に晴れたかと思うと、急に曇ったりして、その度にハウスの温度を見に行きます。
ハウスの開閉のさじ加減には、熟練の技を要します。
おまけにさつまいも姉さんの父さんは、「すいかが息できるくらい開ける」とか、「ほんの気持ち開ける」とか、「さつまいも姉さんの父さん専用ものさし」を持っているので、解読力も要します。
こうして天気を見ながらこまめにハウスを開閉することで、すいかにとって快適な環境を作りだし、すいかはどんどん成長していきます。
ずっ〜と昔の話。
村に橋ができ、落成式がありました。
その落成式に参加するために、ほんの数時間ハウスの温度管理を疎かにして全滅させてしまった人がいます。
何を隠そう「さつまいも姉さんのじいちゃん」です。
なんの因果か、その橋を毎日さつまいも姉さんは渡っています。