チョメ母が前からやってみたかったことのひとつ。
それは味噌造り☆
味噌は毎日のように使うもの。
手前味噌ともいうくらいだもの。
作れちゃったらおいしそう~☆
もちろん豆は国産だし、
自分で作ったら添加物もあんしんあんしん。
それに結局お得なんじゃあないの???
ということで、生協さんの味噌造りセットを初めて注文。
後から考えればすべてうまくいった時のことだったのだが・・・。
さて、チョメ母の初心者味噌造り体験は
夜の11時始動~。
出来上がりは10キロ。
あまりピンとこないが大量なのは確か。
特大100均タッパを5個用意。
さ~てやるとするか~。
気軽に昼間から水に漬けておいた豆の鍋を見て
しょっぱなから途方にくれる。
チョメ母の予想をはるかに超える大量の膨れた豆豆豆。
驚きを隠せぬまま作り方の紙を見る。
とりあえず茹でるのだな。
予想通り、茹でても茹でても終わらない。
なんと4.5Lの圧力なべで5回も茹でるはめに。
そして茹でた豆をつぶすのだが、
チマチマやっていたのでは冷めてしまう。
うちの台所にはスペースも限られてるし・・・。
後戻りできないこの状況に、かなり凹みながらも
まずは作業のスペースをどうするかを考えた挙句、
出したた結論は、床の上にシートを敷くという男らしいもの。
この時点で、時刻は1時をゆうに超えていた。
チョメ母の脳みその中は『ご利用は計画的に!!!』
とかゆうCMのフレーズがぐるぐるぐるぐる・・・。
しかし何度もゆうように進むしかないのだ。
今度は豆をつぶす工程。
シートに茹でた豆を広げて、
ミニミニマッシャー・しゃもじといろいろ試みるも
まどろっこしいったらない。
最終的にステンレス製の計量カップが登場し、
チョメ父も巻き込んでぐにぐにぐにぐに・・・・。
粒々がかなり残りながらも、
超田舎味噌ってことで、とやけっぱちになりつつ次の工程へ。
チョメ母が作りたいのはいわゆる普通米味噌なので
米の麹と塩を混ぜる。
ちなみにこのあたりの地方では
やはり豆味噌(いわゆる赤だし)派の方がかなり多い。
コンビニでおでんを買うと、味噌いりますか?と聞かれる。
おでんのみならず、いろんなものに味噌を塗って食べるらしい。
『つけてみそ かけてみそ』とかゆう商品もあるくらい。
というわけで、
味噌造りセットにも豆麹を使った赤味噌セットもあった。
こちらは5キロがあったことを思うと、
やはり豆味噌を利用する人が多いのか。
米味噌も5キロ作ってくれよ~(泣)
話はそれたが、
初めて見る麹は見るからにデリケートな感じで、
米粒に白い綿みたいなホワホワがついて何か不思議なにおい。
これで甘酒とかつくるようである。
ここに塩を900グラム程度。
え?程度???
よくよく見ると、多い少ないの限界値はあるものの、
自分で調節しろというのだ。
それぞれのご家庭でお好みの味を出してください、とか書いてるし。
わからんっつーの。
ここでもやけくそ+チョメ母の雑さが出て、
結局何グラム入れたか定かではない・・・。
しかも茹でた豆はおいしくて、かなりつまみぐってやったし。
ここまでくると、
そもそもちゃんと味噌といえるものができんのか???
という不安を超えて、
夜中に豆と麹と塩をこねている作業が単純に楽しくなってきた。
必死な自分が面白くてしょうがない。
あとは丸くして、焼酎でふいたタッパに詰めて、
塩を表面に撒いてなんとか作業は終了~☆
後ほどインターネットで調べると、
醗酵させるために寒い今は結構あたたかい所に置いとくのがよいとか。
えっ???カビがこないように、しっかり空気を抜いておくことが重要!!!
とひつこく書いてある。
しかしチョメ母、最後の丸める工程は終りが見えたために
かなり歯を見せてしまったではないかっっっっ。
空気入りまくりじゃねーのかっっっっ。
(※歯を見せる=油断するの意。大学の部活の試合中に監督が
『試合終わるまでは歯を見せるな~』と叫んでいたことから。)
ってゆうか、やる前に全体的にもっと調べとけよチョメ母。
そして今やチョメ母にできることは、
カビさんがこないように祈ることだけである。
結果は10月ごろ。
手前味噌という言葉が本当になることを願うばかりである。
ちなみに作業終了2時半って・・・・。
どうか時間と食材とお金が無駄になりませんように。