中国物流購買連合会とHSBCから発表された中国の購買担当者指数(PMI)は、ともに低下し、中国経済が政府による引き締め策や電力不足を受けて減速していることを裏づける結果となった。
中国物流購買連合会が発表した5月のPMIは52.0で、4月の52.9から低下し、9カ月ぶり低水準となった。
日本を含めてアジア経済の浮き沈みは、中国頼みの現実があります。緩やかではなく急激な減速なら、アジア諸国全体に大きく影響しますね。ところで、中国の電力不足は深刻な状況のようです。
※PMI(Purchasing Managers' Index):企業(主に製造業)の購買担当者にアンケートした結果を指数にしたもの
騰落率(トムソン・ロイター資料、今年5月20日終値を基準として比較算出)
※タイ株は、3年前と比べて19.7%の上昇、1年前と比べて18.16%の上昇
6か月前と比べて6.36%の上昇
国 |
インデックス名 |
騰落率 (%、6か月) |
騰落率 (%、1年) |
騰落率 (%、3年) |
日本 |
日経平均 |
▲4.14 |
▲4.22 |
▲32.15 |
アメリカ |
S&P500 |
11.13 |
24.42 |
▲5.67 |
タイ |
SET指数 |
6.36 |
18.16 |
19.70 |
ベトナム |
VN指数 |
1.49 |
▲14.04 |
▲3.64 |
インド |
センセックス30指数 |
▲6.43 |
10.93 |
6.36 |
ブラジル |
ボベスパ指数 |
▲11.71 |
61.94 |
52.54 |
ロシア |
RTS指数 |
14.01 |
40.06 |
▲25.59 |
本日のタイSET指数 1065.63(-0.76%)
本日のベトナムVN指数 435.69(+3.40%)
タイ株、何とか踏みとどまっています!
ベトナム株は、最悪期が過ぎ去ったのでしょうか?