Mon´の日記

アーティストMon“Design-NeT”の日記。
HALE to KE(ハレとケ)な日々。
時々広島弁。

『伝伝囃子』

2011年04月13日 00時32分58秒 | 音楽・舞台・映画
HALE to KE


『伝伝囃子』



「でんでんばやし」と読みます

この曲は、文字通り「おハヤシ」です。

ものすごく盛り上がる1曲

メンバー達も演奏しとって、めっちゃ楽しいみたいじゃね

まぁーー
最初~最後まで息つく間がないくらい激しい曲なので、
演奏終わると“やり切った感”“達成感”が、すごくあります


HALE to KEの、
HALE to KEによる、
HALE to KEが残していきたい「おハヤシ」を、作りたかったんです

そして、その「おハヤシ」が、後世まで伝わっていきますように…
との願いを込めて「伝伝」とつけました。



この曲に関して、ちょっとしたエピソードがあります


「伝伝囃子」を完成するためのリハーサルをしていたところ、
RON×II監督にこんな質問をされました。

「この曲は、HALE(晴れ)ですか?KE(ケ)ですか?作曲者としてどちらで作ったか教えてください


Mon'としては、お祭りで皆で盛り上がっているイメージだったので、“HALE(晴れ)”だったのです。

それを伝えたところ、監督からこう言われたのです。


「なるほど。
確かに、お祭りだと“HALE(晴れ)”ですよね。
自分は、実はこの曲を聴いた時、“KE(ケ)”だと思ったんですよね。」


びっくりした
衝撃だった

KE(ケ)

「お祭りや、おハヤシは、確かに“HALE(晴れ)”だと思うんです。
でも…奏者にとって“演奏をする”ということは“KE(ケ)”なんじゃないのかな…と自分は思うんです。
うん…もしかしたら演奏者にとってもお祭りは“HALE(晴れ)”なのかもしれない。
だけど、この“伝伝囃子”に関して言うと、演奏者は“KE(ケ)”だと思って演奏しているように感じるんです。
演奏者にとっては、いたって日常的な事をしていて…、
そしてお祭りに来たお客さんは、それを聴いて観て“HALE(晴れ)”を感じる。」



なんなんだ…この視点…切り口…角度…
ホンマに凄い
自分はここまでの考えに辿り着けてはいなかった。
マジすごい


そして、メンバー皆とも話し合って、全員の心を“KE(ケ)”に合わせ演奏していくことになりました


さて、不思議

ライブで演奏者全員の心が“KE(ケ)”となって一つになればなるほど、
会場が盛り上がる
お客様が盛り上がる


まるで、
お客さんと演奏者の間にできる“HALE(晴れ)”と“KE(ケ)”の絶妙な空気感が絡み合っているよう


監督は、ここまで見越して、

伝伝囃子“KE(ケ)”説

を、唱えたのだろうか…


きっと、そうなんだろう。


今や、
HALE to KEのライブには欠かせない1曲です



Mon“Design-NeT”
コメント
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