今回は、
HALE to KEの新曲
先日の南青山MANDALAにて、初お披露目させて頂きました、
『凜』
について、書いてみたいと思います。
……
私は、やっぱり日本が好きで、
「日本人の精神」
を、いつ何時でも持っていたいと思うのです。
先日、友人との話しの中で、
「日本人の精神って、究極は責任の取り方だよね!」
「そうそう!だって切腹だよ!!」
「ホント、切腹って!
スゴイよ。命かけて責任とるんだよ。
ホント、できないよね…
だけど、それだけの覚悟を持った人間でありたいよね。」
という会話になった。
日本男児の、命をかけて責任をとる、一つ一つの行動に覚悟を決めてのぞむという精神。
けど、そこには決して表に出ることはないけど、土台に徹し支え続ける日本人女性がいる。
そんな私が尊敬する日本人女性は、
優しく柔らかい…けどその奥にある芯は、何が来ても倒れない。
男性は気高く、
女性は慎ましやかで、奥ゆかしい、
『凜』
とした、日本人女性をテーマに書いた曲が、この曲です。
8小節の主題(テーマ)が何度も繰り返し繰り返し出てきます。
これは、何が起ころうとも強い芯を持って曲がらない心を表しています。
そして、このテーマを三味線にしたのにも同様の意味が込められています。
雅勝さんに初めてこのテーマを弾いて頂いた時、雅勝さんの三味線じゃなきゃ無理だな…と思うくらい心の琴線に触れる音だったのが、今も耳に残っています。
そして、その内面にある「情」を糸として表現したのが二胡。
これも、寺岡さんの独特のビブラートや、ロングトーンじゃなきゃ完成しなかったです。
そして、リズム。
これは、RONさんのTAPじゃなきゃ絶対できなかった事で…
RONさんのリズムが中心にないと、成し得なかった事で…
RONさんの「鼓動」は、とてつもない生命力を持っていて、尚且つ繊細なので、そのリズムを通して「心臓」を表現したかったのです。
それから、
この曲自体6/8の曲なのですが、これを6/8で取ったり4/4で取ったり…
二胡と三味線が6/8で、TAPとピアノが4/4とか…
TAPと二胡が6/8で、三味線とピアノが4/4とか…
その他、組合せ多数…
こういう風にリズムを組合せていって、様々な場面や心模様を表現したかったのです。
が、
これは、聴き手側からすると、かなり難しい曲に聴こえたみたいですね
実際、こういうリズム取りは、
「おんぼり灯る恋唄」や「Rain Tree」や「るるー邂逅ー」
でもやっていたのですが、ここまで全員揃ってこのリズム取りをしたのは☆お初☆でして…
めちゃめちゃ緊張するけど、めちゃめちゃ楽しいです
この曲は、回を重ねる毎に進化させていきたい曲なので、今後も楽しみにしていてくださいね!
HALE to KE♪ 凜♪
Mon“Design-NeT”