演奏が終わり、他の出演者さんの演奏も聴きたかったんじゃけど、座席が無かったので、
会場付近のカフェに入り、で少し休むことにした。
まだ、あの感覚が…演奏中の温かさが体に残っていた。
あの光は、一体何だったんじゃろう…?
怖いとは、ひとっつも思わんかったんよね。
とってもとっても優しかったのを、今だに覚えとる。
もしかして!グリーグ!!??
いやいや…まさか…
それにしても…不思議な出来事だった。
「あの…すみません…」
ん??
振り向くと、母位の年齢の女性の方が立っていた。
「あの…もしかして、さっきグリーグの曲を弾かれた方じゃないですか?」
ビックリした!
「は!はい!!そうです。」
思わず、ちょっと声が大きくなってしまった。
「よかった…やっぱりそうだった。
あなた、とってもよかったです。
何て言っていいかわからないけど…」
少し間があり…そして…
その方は、手を胸にあてて…
「とにかくね…本当に、よかったわ…」
それだけ言うと、カフェを出ていかれた。
自分の演奏が、良かったんか悪かったんかは、自分ではようわからんかったし、もうどうでもよかった。
でも…
1人の方でも、“何か”を伝える事ができたんかな…
と思って、なんかまた涙出そうじゃった。
そして、演奏会が終わり…
最後のクラシックの演奏が終わった。
思い残す事は何も無く、
スッキリと清々しい気持ちでした。
続く
Mon“Design-NeT”
会場付近のカフェに入り、で少し休むことにした。
まだ、あの感覚が…演奏中の温かさが体に残っていた。
あの光は、一体何だったんじゃろう…?
怖いとは、ひとっつも思わんかったんよね。
とってもとっても優しかったのを、今だに覚えとる。
もしかして!グリーグ!!??
いやいや…まさか…
それにしても…不思議な出来事だった。
「あの…すみません…」
ん??
振り向くと、母位の年齢の女性の方が立っていた。
「あの…もしかして、さっきグリーグの曲を弾かれた方じゃないですか?」
ビックリした!
「は!はい!!そうです。」
思わず、ちょっと声が大きくなってしまった。
「よかった…やっぱりそうだった。
あなた、とってもよかったです。
何て言っていいかわからないけど…」
少し間があり…そして…
その方は、手を胸にあてて…
「とにかくね…本当に、よかったわ…」
それだけ言うと、カフェを出ていかれた。
自分の演奏が、良かったんか悪かったんかは、自分ではようわからんかったし、もうどうでもよかった。
でも…
1人の方でも、“何か”を伝える事ができたんかな…
と思って、なんかまた涙出そうじゃった。
そして、演奏会が終わり…
最後のクラシックの演奏が終わった。
思い残す事は何も無く、
スッキリと清々しい気持ちでした。
続く
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