落葉樹ばかりの庭の木に葉が茂り、新緑の美しい庭になった。
日差しも明るく、庭を散策していると巣箱の中から大きな目が見えた。
あれ? もしかしてと思い、部屋に入って観察すると、しきりに親鳥が庭の木で鳴いている。
どうも巣立ちを促しているようだ。
巣箱から小さな灰色の羽をもった雛が一羽、二羽と出てくる。
かわいい姿に思わずカメラを向けてみていた。

残念なのは、前にあったこんもりとした木々が切り取られてしまい、この鳥たちが集団で
隠れる場所まで遠いために何度も何度も親鳥が声掛けをしていた。
そんな中で私は見てしまった、大きなカラスが咥えて飛び立っていくのをショックだった。
親鳥は数が合わないと思ってか、何度も何度も庭に来て飛び立ちを促しているが、雛たちは
行く場所もわからず右往左往している感じだった。
やっと、後ろの家の樹木の中へ入ったが、そこへカラスが来ていた。私は思わず手を振り上げて
いけ!、いけ!と追い払った。
これが現実なのだと思いつつも、その晩は矛盾の中でもやもやとしていた。

出かけた主をけなげにもじっと待って・・・・・・・
日差しも明るく、庭を散策していると巣箱の中から大きな目が見えた。
あれ? もしかしてと思い、部屋に入って観察すると、しきりに親鳥が庭の木で鳴いている。
どうも巣立ちを促しているようだ。
巣箱から小さな灰色の羽をもった雛が一羽、二羽と出てくる。
かわいい姿に思わずカメラを向けてみていた。

残念なのは、前にあったこんもりとした木々が切り取られてしまい、この鳥たちが集団で
隠れる場所まで遠いために何度も何度も親鳥が声掛けをしていた。
そんな中で私は見てしまった、大きなカラスが咥えて飛び立っていくのをショックだった。
親鳥は数が合わないと思ってか、何度も何度も庭に来て飛び立ちを促しているが、雛たちは
行く場所もわからず右往左往している感じだった。
やっと、後ろの家の樹木の中へ入ったが、そこへカラスが来ていた。私は思わず手を振り上げて
いけ!、いけ!と追い払った。
これが現実なのだと思いつつも、その晩は矛盾の中でもやもやとしていた。

出かけた主をけなげにもじっと待って・・・・・・・
