Road to Kona・・・遥かなる長い道

1988年のIronman Hawaii以来、Hawaiiにこだわり歩み続ける「長い道」。

Ironman Hawaii Race Report

2011-10-10 08:02:33 | トライアスロン

今年のハワイもとうとう終わってしまいました。

一昨年の11月に復帰を決意し、昨年のハワイで復帰するも悔いの残る結果。

納得のいくレースをするため1年間トレーニングを続け、

更に幾多のアクシデントを乗り越え、やっとたどり着いたステージでした。

結果は以下の通り。

 

SWIM     1:18:26       

 BIKE      5:34:19     

RUN       3:19:57

TOTAL  10:20:28

DIV 50-54   24/126

OVERALL   644/1900

 

数字上ではスイムで10分、バイクで12分、ランで1分、トータル23の短縮でした。

目標タイムは9時間55分だったので25分オーバーですが、

今の実力ではこれが限度、悔いはありません。

 

レース展開としては、

スイムは昨年の教訓を生かし、おちゃぴーの「大外からのバトル回避作戦」を採用、

バトルもほとんどなく気持ち良く泳げました。

ところが、付いた集団ペースとコース取りが悪く、かなり蛇行してしまったようです。

結果スイムアップは1時間18分。

昨年よりはマシなものの、予定タイムからは6分のビハインドでした。

 

バイクに入り、序盤から積極的に飛ばしました。

今年は風もなく、「全体的に記録がでるだろうなぁ」と予感。

40km地点あたりからペースが落ち着き始め、

ドラフティングにならない程度のパックが形成されました。

ところが、登りや追い風ではそこそこ抜けるんですが、

下りや向い風など正面から風を受けるところではほぼ抜かれっぱなし。

やはりハワイではTTバイクじゃないと戦えないことがハッキリとわかりました。

 

HAVIへ向かう登りに入ると、徐々にペースが落ち始める。

向い風がじわじわと体力を奪い始め、雰囲気が怪しくなってきました。

やっとの思いでHAVIを折り返すと、追い風の下り、ここで少し脚を休める。

 

下りきってQueen K に戻った120km地点、そこからは地獄が待ってました。

脚がパッタリ止まってしまい、まるで踏めない。

そう、あのコースアウトしたチェジュの失速の再現でした。

チェジュではコースアウトという言い訳がありましたが、今回は何もなし。

結果的には、やはりバイクの乗り込み不足以外の何物でもありません。

 

120km以降は抜かれっぱなし。

太ったおねーちゃん達にもたくさん抜かれ、泣きそうになりました。

途中睡魔に襲われ、落車しないよう気を付けなければならないほど。

チェジュのランで味わったあの感覚が、何とバイクで訪れるとは・・・。

 

息も絶え絶えで5時間34分でバイクフィニッシュ。

思っていたより前半の貯金がきいたようです。

 

ランに入り、二つのテーマを設定。

1.最後まで絶対に諦めない

2.エイドでは立ち止まらない

応援してくださる多くの皆さんのことを思い、気力を振り絞った結果です。

 

ハワイのランは、もちろんキツイんですが、フィニッシュラインや

花道を通過する瞬間を考えると、不思議と元気が出てきます。

ランパートは中だるみがあったのか、思ったほど伸びず3時間19分。

やはりこれも走りこみ不足かな・・・。

 

レース中、特にバイク時点では一旦来年のハワイ挑戦を見送る決心をしましたが、

一日経った今、また闘争心が湧いてきました。

今年一杯休養しながら考えます。

来年の方針決定まで、少しだけ時間を下さい。

 

今まで応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。

心よりお礼を申し上げます。

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