チャンピオンズリーグは早くもベスト8の2ndレグが開催されまして、皆さんご存知のとおり、マンチェスター・ユナイテッドがチェルシーに2-1で勝ってベスト4進出を決めました!ベスト4では、昨シーズン覇者のインテルを下したドイツのシャルケと激突いたしますねぇー。もう一方のベスト4は、バルセロナVSレアル・マドリーというこれまた、最高の対戦が決まりました!個人的にはイングランドのトッテナムを応援していましたが、アウェイでレアルに大敗したのが響いてベスト8止まり。しかし初出場にしては、イタリア勢のインテルと予選グループで互角に渡り合い、決勝トーナメントではミランを破るなど、大健闘したといっていいでしょう。
それはさておき、ホームのユナイテッドは4-4-2の布陣。2トップはFW10ルーニー&FW14エルナンデス。中盤4枚は左からMF17ナニ、MF11ギグス、MF16キャリック、MF13パク・チソン。DFラインは左からDF3エヴラ、DF15ヴィディッチ、DF5ファーディナンド、DF22オシェイ、GK1ファン・デル・サール。
一方のチェルシーは4-3-3の布陣。3トップは左からFW15マルダ、FW9トーレス、FW39アネルカ。中盤は左からMF8ランパード、MF5エシエン、MF7ラミレス。DFラインは左からDF3アシュリー・コール、DF26テリー、DF33アレックス、DF2イヴァノヴィッチ、GK1ツェフ。ケガから復帰したDF33アレックスが久しぶりのスタメン。
前半はやはり、ホームのユナイテッドが優勢に試合を進めました。チェルシーもボールをキープしてPA内に侵入するんですが、なかなかセカンドボールが自チームに収まりません。この日スタメンだったFW9フェルナンド・トーレスですが結局、1点も決められないまま前半終了後にFW11ドログバと交代しちゃいましたねぇww ユナイテッドは26分、右サイドに流れたFW10ルーニーが中央のFW14エルナンデスにセンタリング!一瞬ゴールかと思いましたが、オフサイドを取られてノーゴールとなりました。
すると42分、PA右サイド付近でMF5エシエンがハンドを取られて、ユナイテッドのFKのクリアボールをFW10ルーニー→MF11ギグス→DF22オシェイ→ギグスがPA内にドリブルで入ると、ファーサイドに詰めていたFW14エルナンデスが押し込んでのユナイテッド先制弾!となりました。
しかーーし、後半に入るとさすがに1点ビハインドのチェルシーが反撃に出ました。FW11ドログバ、FW21カルーを投入。やはりドログバのところにボールが収まると、チェルシーの攻撃にも前線に起点ができるので、トーレスを代えたアンチェロッティ采配は的確だったようです。にもかかわらず、逆風が吹いたのはチェルシーでした。なんと25分にMF7ラミレスがMF17ナニを後ろから削って、2枚目のイエローカードを食らって退場!ただ、その後意地を見せたのはFW11ドログバでしたー。MF5エシエンからFW11ドログバへのピンポイントフィード!これを右足一閃して1-1の同点に追いつきました!しかーーし、直後の32分にはユナイテッドがFW10ルーニー→MF11ギグス→左サイドにポジションを変えたMF13パク・チソンが豪快に左足で逆転弾をねじ込みました!!残り10分、チェルシーの攻撃を抑えたユナイテッドがベスト4進出!2ndレグにしては白熱した激闘でなかなか見ごたえがありましたねぇー。
さて、敗れたチェルシーのアンチェロッティ監督は、交代を余儀なくされるようですが、なんとか残りのプレミアリーグで来季のチャンピオンズリーグ出場圏内を確保しておきたいところ。