J1は早くも残り7試合と残留争い、優勝争いともに大詰め。この日はJ1に上がってからホームのナクスタで勝ったことがない大の天敵、FC東京との大一番!試合開始前に発表された上田益也主審セットのジャッジを非常に懸念していましたが案の定、非常に不安定なジャッジでJ1のレベルを捌くにはもう少し経験が必要。審判を育てなければいけないのも分かりますが、FC東京が審判団を敵に回してしまったのが奏功したこともあり、わずかシュート3本、1-0で大きな勝ち点3をゲット!J1になってからホームでFC東京に初勝利を収めたんですが、鬼門突破!?と言っていいのかどうか。
バックスタンドの自分周辺の席はホームにもかかわらず、FC東京サポが多かったので、この日は落ち着いて試合を見れませんでしたが、試合終了後にスゴスゴと帰ったのを見るのは気持ちいいもんですねー(爆)サッカー観る目が肥えているサポが多い!?んで、ヤジとかも含めて内心ビビリまくりましたがww。
「残留力ハンパねぇ~」とか言ってましたが、この日はFC東京自慢!?の「セクシーフットボール」が不発。セットプレーを含めて点が入る雰囲気がありませんでした。「アグリーフットボール」では勝ち点3ゲットは厳しいかと。なんと今シーズンはFC東京さんに、ホームとアウェイともに1-0のクリーンシート達成でダブルを達成!というある意味歴史的なシーズンとなりました。
2014/10/18(土)17時4分キックオフ【主審】上田益也【副審】大川直也/村上孝治【入場者数】11,901人【天候】晴れ 19.1℃ 42%【得点】43分 DF17高橋祥平(大宮アルディージャ)
ホームの大宮アルディージャ(監督:渋谷洋樹)の布陣は4-4-2。2トップはFW8ムルジャ&FW11ズラタン。中盤4枚は左からFW39泉澤仁、MF5カルリーニョス、MF23金澤慎、MF41家長昭博(キャプテン)。DFラインは左からDF22和田拓也、DF17高橋祥平、DF18横山知伸、DF27今井智基、GK1北野貴之。FW8ムルジャが負傷から復帰したのは大きい。
アウェイのFC東京(監督:マッシモ・フィッカデンティ)の布陣は4-3-1-2。2トップはFW9渡邉千真&FW14武藤嘉紀、トップ下はMF17河野広貴。中盤3枚は左からMF7米本拓司、MF4高橋秀人、MF8三田啓貴。DFラインは左からDF6太田宏介、DF3森重真人(キャプテン)、DF30カニーニ、DF2徳永悠平、GK20権田修一。MF38東慶悟はベンチスタートもこの日は出番なし。後半開始の時にアルディージャの選手と挨拶してましたねー。FW11エドゥーが出場停止は痛いか。あれだけヤラれたルーカスが引退していないのは心強いww。
前半は立ち上がりから地力に優るFC東京ペース!前線の脅威の推進力任せにゴリゴリと大宮陣内に攻め込んでくるので、さすがに後手にならざるを得ない展開か。DFラインから素早く前線にロングフィードする場面もありましたが、中盤から得意のパス回しで崩そうと攻撃を繰り広げてきました。
3分には右サイドを上がったDF2徳永悠平の右足クロス→FW9渡邉千真がヘッドも左へ。直後にもMF8三田啓貴クンが右足シュートもGK1北野貴之が落ち着いてセーブ。この東京の攻撃が一服するとアルディージャが盛り返すかと思いきや、なかなか決定機を作れない厳しい展開。
10分には左サイドからシンプルにDF6太田宏介→FW9渡邉千真にはDF18横山知伸がコーナーへ逃れ、さらにDF6太田宏介の高精度左足CK→DF3森重真人がヘディング→こぼれ球をFW14武藤嘉紀が右足シュートしましたが、ゴール左へ流れました。とここでアルディージャにアクシデント発生!MF23金澤慎が足を痛めて負傷交代!代わりにMF38増田誓志をスクランブル投入!
21分にはGK20権田修一の低空ロングフィード→DF18横山知伸が中途半端なヘディングクリア→セカンドボールを拾ったMF17河野広貴が強烈な左足ミドル!これはGK1北野貴之がなんとかパンチングクリアすることに成功。
一方のアルディージャは26分、左サイドに流れたFW8ムルジャがボールキープすると→FW39泉澤仁クンがスルスルっと抜けて左足クロス→PA中央にいたFW11ズラタンがDF3森重真人に倒されたかに見えましたが、ノーホイッスル!競り合った森重が倒れたままだったんで、いったん試合を止めるべきでしたが、流し続けた上田主審。ここでFW11ズラタンと少し揉めましたが、徐々に試合の雲行きが怪しくなっていきましたww。
28分にはMF5カルリーニョスがらしい大胆なサイドチェンジ→FW39泉澤仁クン→MF38増田誓志がやや遠目から強引に左足ミドルもゴール枠外へ。とシュートで終わる分には問題ないか。31分にはFC東京がDF6太田宏介の高精度左足CK→DF3森重真人がヘディングもゴール枠外へ。
36分には左サイドからMF7米本拓司がMF38増田誓志からボール奪取すると→FW14武藤嘉紀が左サイド裏に抜けたんですが、オフサイドだと思い込んで助かりました。しかーーし、J2レベルな村上孝治線審の挙動不審な動きが「なんちゃってオフサイド」を誘発した場面だったので、大爆笑!オフサイドかどうかという時に、あの一旦止まって動き出す挙動はアカンですなぁww。
上田益也主審と村上孝治線審のセットは今後どのチームも要注意ですぞよぉーー。メインスタンド側の大川直也線審はJ1でも経験そこそこなので、オフサイドじゃなかった場面はオフサイドじゃなかったと思いますがww。
すると試合が動いたのは42分!FC東京の攻撃を跳ね返すとセカンドボールをキープしようとしたFW8ムルジャがDF3森重真人に倒されてリスタートする場面。MF4高橋秀人が抗議するなか、素早くリスタートしたMF41家長昭博→FW39泉澤仁クン→家長昭博が高精度左足クロス!ここぞとばかりに前線に上がっていたDF17高橋祥平がドンピシャヘッドでゴール左隅に突き刺して1-0!と非常にデカイ先制点!元ヴェルディ的には非常に嬉しいゴールとなったでしょう。
非常にいい時間帯に先制することができて前半終了。後半に入ると、DF22和田拓也の中途半端なバックパスにMF17河野広貴が詰めましたが、GK1北野貴之がサイドに逃れて危ない場面。11分には右サイドに流れたFW14武藤嘉紀をDF17高橋祥平クンが倒してイエローを喰らい、さらにDF6太田宏介の高精度左足FK→PAファーサイドのFW14武藤嘉紀でしたが、リプレイを観た限りMF5カルリーニョスがクリアしてなぜかゴールキックへの迷判定ww。そりゃ実況と解説の羽中田さんも度々クビを傾げたくなりますよねぇww
すると13分にはアルディージャ。右サイドからMF41家長昭博→DF27今井智基クン→MF5カルリーニョスが左足アウトで素晴らしいスルーパス→MF41家長昭博でしたが、MF17河野広貴が戻ってきて対応も再びボール奪取した家長がPA右でMF17河野広貴に倒されて完全にPKでしたが、上田益也主審は何と!シミュレーションの判定と不可解さが飛躍していきましたww。これにはさすがに家長昭博もブチ切れそうになりましたが、ガマンガマンwwしかーーし、これで累積警告が4枚になったので次節マリノス戦の出場停止は痛いかも。
18分にはMF5カルリーニョスのバイシクルクリア→DF3森重真人の中途半端なクリアを拾ったMF41家長昭博がやや遠目から左足ミドルシュートも正直すぎてGK20権田修一の正面。20分過ぎたあたりから、前線にロングボールを放り込むとセカンドボールを拾える場面が多くなったのは、やはりMF4高橋秀人の両脇スペースが空きすぎていたことも幸いしたか。そう考えると4-3-3って難しい布陣ですよねぇ。
21分にはDF27今井智基クンのロングボールを相手DFがクリア→MF5カルリーニョスが拾って左サイドのFW39泉澤仁クンに展開。DF2徳永悠平を相手に仕掛けたFW39泉澤仁クンの左足クロスは珍しく精度が高かったですが、ここはDF30カニーニがヘディングクリア。
一方のFC東京の最大の決定機は24分!左サイドからMF7米本拓司→MF17河野広貴の左足クロス→PA内にいたFW14武藤嘉紀が左足シュート!GK1北野貴之が一旦はセーブしたんですが、こぼれ球をDF22和田拓也が中途半端なクリアすると→再びFW14武藤嘉紀が左足シュート炸裂!も何とかGK1北野貴之がブロックしましたが、同点に追い付かれてもおかしくない場面。
ここで東京ベンチが動いてMF8三田啓貴を下げて、アジア大会帰りのFW39中島翔哉を投入!これで攻撃のスイッチをさらに加速させることに一旦は成功したか。すると31分には右サイドのスローインからFW39中島翔哉が左サイドを上がったDF6太田宏介に展開。ここで太田宏介がパンチ力のある左足弾丸ミドルシュートを炸裂させましたが、GK1北野貴之がなんとか飛びついてクリアすることに成功。
ここで大事を取ってFW8ムルジャに代えてMF13チョ・ウォニを投入!FW11ズラタンを1トップ、MF41家長昭博をトップ下、MF13チョ・ウォニを右SHにシフトしたもよう。39分にはFW39中島翔哉の素晴らしい縦スルーパス→に反応したFW14武藤嘉紀がPA右から右足を振り抜きましたが、ゴール左枠外に外れて助かったものの、圧倒的に攻めこむ東京ペースに防戦一方。
ここで最後のカードはFW39泉澤仁クンを下げてFW28富山貴光クンを投入!前線からの守備を徹底させる戦術に出た模様。ロスタイムは4分と長かったですが、DF30カニーニの右足クロス→FW9渡邉千真のヘディングがDF18横山知伸の左手に当たりましたが、リプレイを観た感じでは意図的ではないのでハンドを取るのは厳しいでしょう。
その後はロングボールを放り込ませた時点で勝ち点3はいただけたと思いましたが、何ともパスミスが多いようでは攻撃が組み立てられないし、決定機も外しては厳しい。この日はDF6太田宏介の左足クロスからの前線のシュートも恐くなかったし、精度を欠いていましたねー。
中3日で水曜日のマリノス戦は参戦できないので、スカパー観戦予定ですが、MF41家長昭博の不在をキャプテンのMF10渡辺大剛に埋めてもらうしか無い!「一戦必勝」体制で勝ち点3を積み上げて1つでも中位に喰らいこんでほしいっすねー。
↓前半はFC東京ボールでキックオフ!
↓前半FC東京の2トップFW9渡邉千真&FW14武藤嘉紀に対峙する大宮DFライン!
↓前半はMF5カルリーニョス&MF23金澤慎のダブルボランチでしたが、アクシデント発生するとは想定外でしたww。
↓前半11分、DF6太田宏介の左CK→DF3森重真人がヘディングでシュート!さらにこぼれ球を詰めたFW14武藤嘉紀が右足シュートもゴール左枠外へ。ファーにFW14武藤嘉紀がスタンバるのはコーナーの時の決まりなんですね。
↓前半14分、負傷したMF23金澤慎に代えてスクランブル発進したMF38増田誓志!
↓後半、FC東京DF30カニーニと対峙するFW8ムルジャ!
↓後半34分、大事を取ってFW8ムルジャに代えてMF13チョ・ウォニを投入!
↓FC東京の攻撃陣を後方から鼓舞するGK20権田修一!バイエルンのGK1ノイアーモデル!?な黒いユニがいい感じです。
↓後半40分、MF5カルリーニョスの左CKはGK20権田修一が難なくキャッチ!
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