今時、こんな古い雑誌並べて撮る奴なんて、オークションの出品者ぐらいなものだろうな…この組み合わせ自体、あまり無いだろうけどね。
1994年初頭の「CM NOW」(1994年1-2月号)というTVコマーシャル雑誌に、当時人気だった女性CMタレントが沢山載っていた。その名前たるや、まさに「隔世の感」がある。
石田ひかり、奥山佳恵、牧瀬理穂、葉月里緒奈、内田有記、森高千里、一色紗英、西田ひかる、中江友里、ともさかりえ、坂井真紀、千葉麗子…
確かに、あの頃はこういった面々が、どのチャンネルでも出ずっぱりだったな。今や、みんな立派な母親世代だね…
それと、個人的に時代を感じさせる「ツボ」だったのが、
裕木奈江
制服向上委員会
南青山少女歌劇団
完全に忘却の彼方だったが、こうやって名前を見ると、「あぁ、いたな~裕木奈江」と即座に反応してしまう。「制服~」は、AKB48の原型みたいなグループ…って、ちょっと違うか。何気に、今でもメンバー入替で継続しているらしい。「南青山~」も活動歴は長かったが、だいぶ昔に活動休止との事。
さて、隣りのパチンコ雑誌は、そのCMナウと同時期に出た「パチンコ必勝ガイド(1994年1月2日・16日合併号)」。
表紙の写真は、SANKYOの連チャン機「フィーバーレジェンドⅠ」だ。保留連のかかりが良くて、かなり相性良かったな、あの台は。
大一のデジパチ「グレイス」の天国モード判別法、西陣「春夏秋冬」のモーニング狙い、三洋「野球拳」の連チャン打法、SANKYO「フィーバークイーンII」の解析第一弾、平和「ダービー物語」事件に見る連チャン機廃止問題、藤商事の爆裂機「えびすV」解析、奥村の連チャンハネモノ「ファイナル」特集など、今でも読み応えは十分だ。パチプロ日記の田山さんは、溝の口B店で、ダービー物語やフライングカーペット、ペッタンラビットなどを打っている。
「読者が選んだ人気機種ベスト10」なんてのも、時代を反映していて面白い。
1位:たぬ吉くん2(京楽)、2位:FパワフルIII(SANKYO)、3位:ダービー物語(平和)、4位:ダイナマイト(大一)、5位:FキングII(SANKYO)、6位:エキサイト(藤商事)、7位:綱取物語(平和)、8位:ピンボール(京楽)、9位:アレジン(藤商事)、10位:ニュービッグシューター(平和)
たった2冊の古い雑誌だが、まるでタイムマシンのように当時を思い出させてくれた。