ちょい懐かし沖スロ4号機「ブルーラグーン30」(2001年)の「裏〇ノ」情報などを、今さら感タップリに提供(果たして需要あるのか…?汗)。
※メーカーと裏〇ノは関係ありません
(…よね、多分)
★「ブルーラグーン30」について
自分が知る、当時の設置ホール…新宿・東南口G店、池袋・東口F店、自由が丘C店、向ヶ丘遊園G店、溝の口M店、東名川崎K店、名古屋駅太閤口P店など(都合により、実名は非公開)
・新規参入のリックコーポレーションが、「リックデビュー」に次いでリリースした、4号機第2弾。
(同社初の沖スロ)
・当時、リック社はマックスアライドとOEM関係にあったが、そのマ社が2001年に倒産。
・マ社の「琉王30」とは外観・図柄こそ異なるが、筐体、制御、配列、サウンドは共通(流用)。
・本機に続く、リック社の沖スロ第2弾は「空拳30」(2002年)。同年、25φ「ワイルドパンチ」もリリース。
マックスアライドの「遺作」…「琉王30」。下パネル(左)と赤7揃い(右)
※西葛西のレトロパチスロゲームセンター「ミリオンヒット」(閉店)にて撮影(2010.1)
★本機は沖スロらしく「完全告知」モノ
確定演出はリール消灯、赤フラッシュ、バウンド停止、白フラッシュ。
(白フラッシュはビッグ確定)
・消灯>赤フラ>バウンド>白フラの順に出易い。
・基本、レバオンで告知(バウンド除く)。但し、第1~第3停止時や次ベットでの告知も用意。
・バウンドは、リール停止時「ブルッ」と大きくブレる。第1~第3停止いずれのタイミングもアリ。
・光や動きのみならず、「音」のインパクトも大(レバーオン消灯後、「ドドン(ズドン)」と鳴る)
・リールストップ音の変化(ドン)もチャンス。小役ハズレでアツい。
・複数の演出が重なる場合もアリ(特にバウンドストップ時)
・告知Gでボーナスを揃えなかった場合、第3停止後にリールが赤く染まる。
・リール右の小さな「WIN」ランプ(イルカ)も点滅。
残念ながら、リールの性能は、琉王同様にイマイチ(どころかイマニ、イマサン)。特に、バウンドストップ時など、跳ねたリールが戻らず7が「枠上」に揃ったり(画像左)、枠上深くから右下がりに止まったり(画像右)、7が一直線でなくグチャグチャになったりと、こっ酷くリールがズレる事が多かった(グラグラのボヨボヨ状態)。
※新宿歌舞伎町・パチスロゲームセンター「ミリオン」(その後「JOGO」⇒先頃閉店※)にて撮影(2009年)
※kaijhdrさん、情報提供有難うございます。そうですか、JOGO閉店しちゃいましたか…(悲)
★BGMについて
・ビッグ中(小役ゲーム)の音楽は、伝統的な沖縄民謡「安里屋ユンタ」(あさとや・ゆんた)。
・JAC中もやはり沖縄サウンドだが、オリジナルかアリモノかは不明…。
※安里屋ユンタは、沖スロでの使用機会も多く(特にオリンピア)、以下の4号機でも採用。
・琉王(マックスアライド、2001年)…小役ゲーム
・島唄30(オリンピア、2001年)…JACゲーム
・島娘30(オリンピア、2003年)…ビッグ7連以上時のJACゲーム
・ねぇねぇ島娘(オリンピア、2003年)…ビッグ7連以上した時のJACゲーム
・NEW島唄30(オリンピア、2005年)…ビッグ5連以上した時のJACゲーム
★スベリが何気にアツい…第2、第3停止でリールがズルッとスベって、小役ハズレだとアツい。
★ボーナス確率や機械割は、メーカー未発表(どの資料にも出てこない)
~当時、各地で確認された「ブルーラグーン30」(裏〇ノ)各バージョンまとめ~
※厳密には、店やエリア毎にVerが異なる場合もあり、細かく見れば、かなり多くのVerが出回っていた可能性もある。その中でも、比較的有名と思われる「典型例」を紹介。
そうそう、ブルラグといえば、リール右の縦に並んだ「インディケーターランプ」(赤・緑と切り替わる)が「怪しい…」と思った事もあった。様々なタイミングでレバーを叩いたりしたが…まぁ、単なるオカルトだと思う。まぁ、それはともかく、各Verの説明を。
★8枚役前兆Ver
メイン小役の8枚役「パイン、プラム」が3連続するとアツい。3連以上(4連ならなおアツい)で、ほぼボーナス確定。但し、ガセもあるので「100%」ではない。小役3連(4連)の次Gに告知が入る。通常時の小役カットが露骨でない分、自力での小役2連はちょいちょい出る。連チャンはビッグのみ。突入率が高く、単発は少なめ。3~6連が多いが、10連、20連といった「爆連」に繋がるケースもあって、ワンチャンスで5000枚越えも可能。引き戻しは350ゲーム付近。
★チェリー前兆Ver
(1)チェリー「前兆」Ver(関西エリアに多い)
チェリー出現の次ゲームで告知。但し、ガセチェリーもある(チェリーは周期的に出現)。BRいずれの初当りからもチャンス。連チャンもBR混合型。連ゾーンは50G以内で、チェリーが落ちればほぼ確定。引き戻しは150G付近。
(2)チェリー「同時成立」Ver(確定チェリーVer)
バグ(プログラムミス)か「狙い」かは知らないが、ボーナスとチェリーが同時に成立するタイプ。先告知ゲームでチェリーが落ちる、ノーマルではありえない挙動を見せる。REGは完全カット。通常時の小役も大幅カット。チェリーは同時成立のほか、チェリーから数ゲーム後に告知される場合もアリ。チェリー無しの「生入り」もあるが、単発濃厚。コチラも20連クラスの爆連が頻発、「100連超え」の情報もアリ。このVerでは、かの「天神橋五朗」氏が東京出張に出向いた際、都内某店で「ビッグ96回・約24000枚」を達成した。詳細は、コミック「なにわパチスロ伝・天神橋五朗’Sストーリー TENJIN-BASHI」(作画:宮塚タケシ、原作:小椋茂樹、監修:天神橋五朗)第1巻を参照されたい。
★ダイナマイトVer
初当りREGから連チャンに突入する、お馴染みのタイプ。REG後の約30ゲームがチャンスで、連チャンはビッグがメイン。10連クラスの爆裂が多く、時には20連以上する事も。但し、初当りがバケに偏り易い分、投資ペースはキツい。
★32GVer
ハイシオやハナハナの32Ver同様に、ビッグ後の32ゲームが連チャンゾーン。但し、128以内まではチャンスゾーン。連チャンはビッグのみで、バケは自力。あらかじめ連チャン回数がセットされるが、上乗せもアリ。引き戻しは250ゲーム付近と500ゲーム付近。
★状態Ver
小役前兆は無し。100ゲーム以内でのビッグ連チャン(ダラダラ)がメインだが、クレジット内で来る事もある。引き戻しは250ゲームまで。
その他、吸い込みゲーム数Ver(3つの吸い込みテーブルで連チャンとハマリを演出)、分析不能Ver(設定1で爆裂、設定6でも出ない)、大津波Ver(今や、ちょっと不謹慎なネーミング…)など。
※いずれのVerも、店側が仕込めるモーニングが存在。
※※基本的には上記のVerでも、具体的な挙動の異なるタイプが、多数あったと思われる。
(余談)
なお、サミー各機でお馴染みの「フラグコピー打法」が、本機や琉王でも使えたとの事…(滝汗)
(1枚掛けでリプを引き、そのリプを変則押しで外し、次Pでコピー打法(レバーをゆっくりチビチビ下げる)を使うと、成功時にビッグが成立するという。)