まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

新宿東南口 パチスロ専門店「てんとう虫」を振り返る

2011-08-13 17:42:24 | 思い出のパチンコ店

新宿駅の東南口を出て階段を降りると、まず目に付くのが「パチスログリンピース新宿本店」の緑色のビルであろう。




実はかつて、このグリンピース(当時は緑ではなく白い建物)のすぐ隣りに、1軒のパチスロ専門店があったのをご存知だろうか。


「パチスロてんとう虫・新宿店」という小店である。


この店は、ユニバーサルの直営店であり、同社の新台のアンテナショップとして都内数ヶ所などに展開していたチェーン店であった。

(H24.6.3画像追加…画面左が新宿「てんとう虫」の看板。自販機脇に2Fへの小階段があった。)


この「てんとう虫」新宿店には、当時の人気台であったリバティベルⅢ、リバティベルⅣ、コンチネンタルⅢなどを良く打ちに行っていた。

(リバティベルⅢ、メーシー2-2号機)

リバティベルⅣ(ユニバーサル2-2号機)の7揃い

コンチネンタルⅢ(メーシー、3-1号機)の7揃い

 


メーカー直営ということもあるのだろうが、新宿というボッタ地域にもかかわらず、結構良心的な営業をしていた印象がある。


特に1FコンチⅢは、他店と比べて良く集中(セブンラッシュ)に入るという印象が強かった。歌舞伎町界隈のスロ屋よりも、高設定を多く使っていた気がするのは、贔屓目だろうか。


また、若い綺麗な女性店員さんが多かったのも好印象だった。当時パチ屋の店員といえば、イカツイ連中がまだまだ多かった時代であるから、可愛い女性店員に台をリセットしてもらうのも、楽しみの一つであった。


その後も、私の好きなユニバ3-2号機「コンチネンタルⅡ」などを導入した為によく通ったのだが、4号機時代に入ってリバティベルシリーズが外されると、代わりに導入されたのはイブX、フリッパー、ソレックスなどのアルゼ初期4号機だった。



しかし、かつてのユニバ2号機、3号機のような単純明快な面白さは感じられず、次第にてんとう虫からは足が遠のくようになる。


そして、あるとき新宿南口を訪れた際、この店に寄ろうと思ったら既に潰れていた、という悲しい記憶が残っている。


グリンピースという大型店舗のすぐ脇で、大きな葉の裏に隠れるようにヒッソリ営業していた「パチスロてんとう虫」は、90年代初頭の懐かしい思い出が詰まった名店である。