まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

代々木上原・パチンコ「パール」(ユニコーン)の記憶

2011-11-06 12:46:58 | 思い出のパチンコ店
小田急線・代々木上原駅の北口から、長寿庵のある駅前の細い商店街通りを代々木八幡方向にしばらく歩くと、「五行」という有名なラーメン店が入った白いビルがある。



このビルが建設される以前、同じ場所で営業していた老舗のパチンコ店があった。
それが、「パール」である(後の「ユニコーン」)。


昔、小田急線に乗っている時に、新宿に向かって左手の車窓を眺めていると、代々木上原駅を少し過ぎた辺りで、ビルの合間から「パール」という看板が、いつもチラッとみえた。パチンコ屋のネオンであろう事は何となく判っていたのだが、実際に店に入った事はなかった。ずっと気にかかっていたところ、パチンコにドップリハマった1992年頃に、思い切って上原で途中下車して、店に入った事がある。



この店では、オロチョンパ(三共)やブンブン丸(平和)などのハネモノを打った記憶がある。特にオロチョンパは、河内屋菊水丸とのタイアップ機種でV入賞がやたらと厳しかった印象があるが、役モノや音楽に妙に味があってハマッた一台である。ブンブン丸は羽根の大きなハネモノで、何となく勝てそうな雰囲気があったが、実際にはV入賞がそれ程甘くなく、出ては減らしの繰り返しで遊び台になる事が多かった。それでも、台間の百円玉貸機でチビチビ玉を借りながらの小銭勝負は、バイト学生の私には格好の遊びとなった。

(三共、オロチョンパ2の菊水丸ヤクモノ)

(平和、ブンブン丸)

その後、パールは「ユニコーン」という店に変わったのだが、パチスロ4号機のクランキーコンドルやサンダーV、バーサス、アレックスなど、アルゼ系の各機種を打ちに通った。そして、運良く勝利を手にした日は、代々木上原駅近くのとんかつ店「常盤」で、一人祝杯を挙げるのが決まりであった。

設定的にはそれ程悪い感じはしなかったが、いかんせん客付きが悪すぎた。時には、店員2人に対し、遊技客が私一人の時もあり、連チャンでドル箱にコインを移すのが申し訳なく思う事も。

 

それでも、店員さんは嫌な顔もせず換金に応じ(まぁ、これは当然だが)、私は特殊景品を持って店の右横の小さな階段を上がった2Fの換金所に直行したものだ。この換金所、ガランとした広い部屋の奥に換金ブースがポツンとあるだけの寂しい作りで、何となく入りにくい感じがした…。そして、ほとんど誰にも気づかれる事なく、2000年代の半ばに閉店した。

 

先日、1988年当時の代々木上原駅周辺が出ているヨウツベ動画を発見したのだが、この中に「パール」の在りし日の姿が、一瞬だが映っていた(0:45、左手の自販機付近)。
まさか、今頃になって当時のパールの映像にお目にかかれるとは思ってなかったので、非常に驚いた次第である。



 

ちなみに、動画の途中で代々木八幡のパン屋について「ジャンセン」と紹介されるが(1:24)、これは「イェンセン」が正しい発音である。



1 コメント

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Unknown (Unknown)
2016-06-18 12:16:07
この店って1Fがなくて、入り口からB1Fと2Fに直行する作りだったんですよね。
お客がいなかったのは様々な要因があるでしょうが、ふらっと入りづらいこの建物も大きな理由だったのではないかと思います。
ブログを読む限り優良店ぽかったので通えばよかったとちょっと後悔。

ちなみにこの辺りの住人は主に代々木八幡のジャック&ベティ(現存)に行っていたと思います。
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