まにあっく懐パチ・懐スロ

古いパチンコ・パチスロ、思い出のパチンコ店を懐古する
(90年代のパチンコ・パチスロ情報がメイン)

高田馬場 パチスロ「白鳥会館」の記憶

2011-08-20 01:44:59 | 思い出のパチンコ店

JR高田馬場駅を下車し、駅前の早稲田通りを小滝橋方面へわずかばかり歩を進めると、「白鳥ゲームプラザ」という看板が目に入る。

このゲーセンは、以前「白鳥会館」という名のパチスロ専門店であった。


もともとはパチンコを置いていたのだが、1989年の12月にいったん閉店。その後、スロ屋として再デビューを果たした、という経緯がある。


当然、新しい店は1F、2Fともパチスロフロアで、特に1Fは日活興業の2号機「ビッグバン」が設置してあった。

このビッグバンには、右打ちをすることで小役を完璧に取り切り、ペイアウトが設定1でも100%を超えるという絶大な小役抜き攻略法があった。


そのため、この白鳥の1FにはW大の学生や近くの専門学校生はじめ、常に多くの若者達が詰め掛けていた。


当時、このビッグバンを高田馬場界隈で置いていたのは、白鳥会館だけだったと記憶する。


一方、階段を上がった2Fにはユニバーサル系の機種(当時はセンチュリー21等が置いてあった)が幅を利かせており、割とマッタリとした雰囲気で打つことができた。
(センチュリーは当初1Fに設置してあり、後に2Fへ移設)

(瑞穂2-2号機「センチュリー21」、プラム付7の上段テンパイ…通称「プナテン」)

 

その頃、大学の知り合いで「どうしてもスロに勝ちたい」という奴がいて、私は彼を白鳥会館の2階に連れて行ったのだが、なかなか大当りが引けずにいた。そこで、私はリーチ目の入ったセンチュリーをわざと目を崩した状態で彼に譲り、めでたく「お座り一発」でビックを引かせた…という思い出が残っている。




この時代の高田馬場周辺のパチンコ店を振り返ると、白鳥会館の向いには「コスモ」、さかえ通りを入ったところに「パチスロビッグプレイ(N拓系)」、駅から早稲田方面へ歩いた所に「国際センター」と「N拓高田馬場」、小滝橋方面に向かうと「ダイナム」「N拓EO」「N拓ビッグポット」「東陽会館」があった。現在でも多数のパチ屋が営業を続けているが、ビッグプレイ、ダイナム、ビッグポットは既に存在しない。


名機「アニマル」が設置してあったさかえ通りの「ビッグプレイ」については以前書いたが(コチラ)、その他のパチ屋・スロ屋についても、いずれ折を見て取り上げるつもりである。