先日、標茶町(しべちゃちょう)というところで、
林業に携わる男性の死体が山中で発見されました。
男性の体に噛んだ痕や、鋭い爪の後などがあったことから、
警察はヒグマに襲われたとみて、付近を捜索していました。
冬でも冬眠をせずに、餌を求めて歩き回るヒグマは稀にいましたが
このような事件は、何十年ぶりとなり
わたしもショックを受けていました。
男性のご冥福を祈らずにはいられません。
そして、地元では、ヒグマがまだ歩き回っているとして
注意を呼び掛けていました。
今朝の読売新聞。
そのヒグマの巣であろうと思われる穴の中に
二頭の凍死した子グマがいたというのです。
おそらく、冬眠をせずに子グマたちの餌を求めて歩き回ってた母グマは、
思いがけず冬の山中で人間に遭遇し、子グマを守る本能で襲ってしまい
そのまま、逃走したものの、
餌をさらに求めて歩き回っていたためなのか
帰った巣の中では、子グマたちはすでに寒さと飢えで息絶えていた…
この母グマの、気持は…
人間を襲ったとなれば、今後、見つかれば即、射殺でしょう。
この母グマが、かわいそうでなりません。
なんとか、人間と共存できる方法を、模索しなくては。
男性のご冥福と
母グマの、心の平安を願わずにはいられません。
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