毎日寒いですがみなさまご機嫌いかがでしょうか
昨日起きた、衝撃的な事件のことを記します。
昨日の夕方(と言っても、融雪剤散布車が来る前に歩きたいので出発は12時)
の散歩中のお話。
昨日はなぜか、猫さん遭遇率がかなり高めで
3頭の猫とニアミス寸前。
猫がいるとワンワンキャンキャン大騒ぎ
グイグイリードを引っ張って、
本当は喧嘩を仕掛ける勇気もないのに、
俺ここにいるぜアピールを必死にするジャック。
一方猫さんは、落ち着いたもので
「あんたどうせ、こっち来れないんでしょ」と現状を完璧に把握
涼しい顏で興奮するジャックを見ているというシュールな絵面になっているのでした。
3頭の猫さんをかわして帰路につき
あともう少しで家に着くという登り坂道で(気温-5℃)
足元見ながら「はぁ、登りがキツイわぁ」などと思いながら歩いていると
ジャックが急にグイっとリードを引っ張ったので
うわ、なになに、また猫さんっ?!と思った刹那
リードは手袋の上をするりと滑り、ジャックが勢いよく走りだす
ヤバい!!と思った視線の先には、疥癬のタヌキ・・・
次の瞬間私が見たものは、疥癬のタヌキをお腹の下で抱え込むジャックの姿・・・
「やめてー!!!」と走り出す後期中年のかあちゃんは、
凍った道でつんのめって滑って胸でスライディング
ジャック、放しなさい!!と叫びながらうつぶせの姿勢で手を伸ばしてジャックを押し避け
そのすきに「ギャァギャァ~」と叫んでいたタヌキはジャックの下からすり抜けて
母ちゃんの横を通りトコトコと去ってゆく・・・
悪夢?
いえ、現実です・・・
ジャックに、二度とこれはしてはいけない!!!と言い聞かせるけど
「怒られている」事実にへこんでる様子で
なぜ悪いのかはおそらくわかってはいないでしょう・・・
(写真はその時の事件とは関係ありません)
疥癬のタヌキさん、毛が半分くらいは残っていたけれど
全身の半分は皮膚が露出していましたから
恐らく目もあまり見えていないのでしょう。
疥癬は目が見えなくなりますから・・・
この道には地熱で雪が溶ける場所があって、そこでおそらく水を飲んでいたんだと思います。
以前、うちの軒下で死んでいたタヌキと同じような状態でしたから
もう長くは生きられないのかもしれません。
ジャックは、タヌキを襲おうとは思っていないけど
じゃれあうような、遊ぼう!!のようなそんな気持ちだったんだと思います
現に、逃げると思っていたタヌキが目が見えてないために逃げられず
簡単にジャックのお腹の下に捕まってしまったら
一瞬のことでしたが、
ジャックは「かあちゃん、見て!(*´▽`*)」
の顔をしていたような気がします・・・・(-_-;)
ジャックには、何が悪いのかわからないだろうけどね
おまえは子犬のころ、放浪して栄養不足で、保健所に持ち込まれたときに疥癬だったんだよ
うちに来た時に、面倒見るみかんへ感染させ
母ちゃんへアレルギーを起こさせ
それから一家して病院へ通って治したんだ
あの時の苦労は思い出しただけでも悲しくなる
だからかあちゃんは二度とそんなことにさせたくないんだよ
疥癬は栄養不足が大きな原因です。
免疫力のある今のジャックなら、充分に防げる、それはよくわかっているのですが
昨日身につけていたすべてのもの、手袋もジャケットも、ジャックのハーネスもすべて洗いました
ジャックも全身を拭きました。
マイナス5度ではさすがにシャンプーも無理で・・・
我が家の周りには疥癬のタヌキがいるという現実をまざまざと見せつけられ
気を抜くときは一瞬たりともないという事を再認識
ジャックは、普段からカラスを追いかけたり、スズメを追いかけたり
さびしいのかなぁ、やっぱり・・・
みかんがいてくれたら・・・などと、また泣き言をいうかあちゃんなのでした。
いや、みかんがいたら一緒になってタヌキさんを追いかけまわしてたか・・・(;´Д`)
とにかく心がずどーんと落ち込む事件でした。
タヌキさんも、かわいそうなことをしたね、ごめんね・・・
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