焼肉 千山閣

特選和牛を使った本格朝鮮料理
ご家族で楽しめる焼肉屋です
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2016年8月のお休み

8月の休み変則的なのでチェック!
4日(木)・9日(火)・ 赤川花火大会の為20日(土)・25日(木)
  土・日・祝日はお昼も営業。 おいやさ祭りで・山王店前でナイトバザールに出店します。
詳細決まり次第ブログでアップします。    
大小宴会承ります(お料理お1人様¥2,000)
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私の手術前の顔

2010年10月11日 | ママのおしゃべり
43年前の「中耳炎」の手術の失敗で、開けっ放しだった左の目を、6月14日に

庄内病院の形成科の「工藤」先生が手術して、閉じれるようにしてくれました。

今は、43年振りに両目を閉じて眠っています。カサカサもせず、痛くなくて、幸せです。

私の曲がってる口を見て、こんどは「口を治してやるよ!」

このコトバは私には、奇跡のコトバです。あきらめていたよりも、考えてもいなかった。

昔の苦しかった頃の事を思い出すと、涙が止まりません。

今、65才になって、先生と逢えてよかった。先生は私の神様です。

先生におまかせして、19日手術する事を決心しました。

私の手術前の顔って、忘れちゃった。アルバムを開いて探したらありました。

手術失敗の前の22才の時の写真です。

私に楽しい青春ってあったでしょうか。

22才の「中耳炎」の手術の失敗で、夢も一瞬に消えました。

手術が終わって、「鏡を見せて!」と、たのんでも見せてくれなかった母。

やっと見せてくれたのが、一週間たってからでした。

鏡に映ったみにくい顔を見たとたん、泣きじゃくってしまいました。

黒目は時計の振り子のように動き、目は開けっ放し、口は曲がりっぱなし、

牛乳も、食べた物も、手で押さえなければ、ダラダラこぼれて、人の前で恥ずかしくて食べれません。

1度、自殺まではかり、奇跡で生きかえってしまいました。

全部で4か月の間に、6回手術しました。

勤めてた日本航空に辞表を出し、荘内病院の売店をさがしました。

よくこんな、みにくい顔の私を、やとってくれました。

人前に出なくなった私は、仕事をしながら、洋裁、編み物、書道、油絵と夢中になるものを見つけました。

笑わない女の子になってしまいました。

そして母と手を組んで、歩くのが楽しみでした。

こんな小さな幸せが、私の青春でした。

どうして私だけがーーーいつもいつも、落ち込んでいました。

母は、死ぬまで後悔していたでしょう。

お金がなくて、食べていくのが大変で、「中耳炎」で耳からタレていても、医者にかけれなかった事を。

私も「どうして子どもの時、医者に通って、治してもらわなかったなー!」と、母が死ぬまで、一言もせめなかった。

今でも母が大好きです。腕を組みながら歩いた、母のあたたかさは、忘れられません。

母のあたたかさが、私に「希望」をくれたのだと思います。