苦境の中で戦い抜くって、女一人でどこまで出来るんでしょう。
昔から仲の良い夫婦二人でよく食べに来てくれてました。
幼い子供3人を連れて、仲の良い家族がよく食べに来てくれました。
ある日、「ダンナさん、今日は一緒じゃないの?」 「死んだのー、ママー」と、抱きついてきました。
こんなことってあるんでしょうか。私も一緒に店のカウンターの前で泣きました。
奥さんは、私の腕の中で、震えて泣きました。「佐藤研工」の会社と、3人の幼い子供を抱えての不安もあったのでしょう。
去年だったでしょうか、子供は大きく成長して、「工場もやっているよ!」と、力強い声。
その時も二人抱き合いました。私の腕の中で、「よくがんばった!よくがんばった!」苦境をいやがらずに、進んできたんだ。
そして3月11日(月)食べに来てくれました。
お店では、東日本大震災2年目のキャンドルナイトを、全国一斉にやる。それに参加しました。
照明を消して、お店はろうそくの灯の中で黙とうをしました。すすり泣く声、皆様が感動してくれました。
「ママー!今日は兄貴の子と、私の子の就職祝いなんだ!」 「よくがんばったね!」
「ママー!私、会社をやめて、水沢に店を出したんだ!兄貴の船が「輝修丸」だから、取れた魚をお店に出してるんだ!
店の名前も「輝修丸」にしたんだよ!」
「ママー、私たちは千山閣に来たくてがんばってるんだ!コツコツお金を貯めて食べにくるんだ!」
涙がでる、うれしくて涙が出る。
こんどお店にいくよ! 「元気の会」とでも結成して、水沢の地元の人たちと一緒に飲みたいです。
日にちを教えてください!一人でも行きたいです。
「佐藤有里」さんあなたの「やればできる!必ずできる!」すごく尊敬しています。