コンプレックスで悩んだ分だけ、いじめられた分だけ、人の心がわかる。
コンプレックスは、強く生きていく力になれる。
5月9日(木)が、私68才の誕生日です。もうじきです。
22才で急性中耳炎の手術が失敗で、1日にして、左の耳が聞こえなくなる。
左の顔ぜんぶの神経が切れたので、目も口も垂れ下がり、
目は開けっ放し、口は曲がりっぱなし、そんな私を見合いして3時間で結婚相手に選んでくれた夫です。
親戚からは「なにもそんな人と結婚しなくたって!」と、言われた言葉が聞こえた時はショックでしたけど。
今は「一番幸せだのー!」と、言われるようになりました。
どんな時でも夫は、食べたものが垂れても、左目が寝てる時もパッと開けっ放しの私をけなしません。
片方の耳が聞こえないと、聞こえる方向がわかりません。
「今どっちで呼んでる?」と聞くと「あっちだよ!」とやさしく教えてくれる。
夫婦喧嘩したときでも、1度も顔をけなされたことは、ありませんでした。
結婚して43年になります。「ずっと 一緒」を書いてみました。
夫への感謝は忘れられません。
忘れると、大切な何かを見失ってしまうような気がするから。
これから、何歳になっても「ずっと 一緒」