セロ弾きのゴーシュ  

    ~思い出はゆりかご~

【オカリナ】の壁

2016-09-01 07:57:10 | 日記

おはようございます。

突然ですが、5月から【オカリナ】を習い始めました。
当初は、縦笛と同じくらい簡単に考えていた私でしたが
なかなかどうして、手ごわいです!



【オカリナ】にはC管(左)とF管(右)があって
この二本を使って演奏するそうです。

大きいC管(左)の方は父の遺品です。
何も知らない私は
この【オカリナ】一本で吹けると思っていました。

先生に、これで吹きたいと持っていったら
正確な音階が出ないので、壊れているかもしれないと言われました。
修理して直せるか職人さんに聞いてくださるとのことでした。

そして、昨日無事に修理していただいて手元に戻ってきました。
1,000円で直して下さったので助かりました。
買ったら15,000円ぐらいするそうです。



先生の馴染みの職人さんに只今、私のF管を作っていただいています。
出来上がるまでは、レンタルのF管で練習です。

黒いのはメトロノームです。
先生に薦められたものを買いました。
必ずメトロノームに合わせて練習します。



さて、F管は≪ド≫の指使いで
実際は4度高い≪ファ≫の音が出るので、F管と言います。

私は≪ラ≫の音、実際には高い方の≪レ≫の音の
指使いが難しくて苦戦しました。

左手の指をすべて押さえたうえで、薬指だけ上げなければなりません。
薬指だけ上げようとすると、どうしても小指が動いてしまうんです。

少しでも穴に隙間が出来ると音が違ってしまいます。
何度やっても上手くいかず
始めて早々に【オカリナ】の壁にぶち当たりました!(笑)

また、低い≪ド≫と高い≪ド≫では
息の入れ方も調整しなければなりません。
 



イケアで買ってきたレシピ立てが、楽譜置きに丁度いいです。

【オカリナ】を吹くときは姿勢もとても大事で、しっかり背筋を立て
きちんと【アカリナ】を持って吹かないと、それだけでまた音が変わってしまいます。



【オカリナ】を吹くのに
気を配らなければならないことが、山ほどあると知りました。

一つが出来ると、他の事がおろそかになる。
音がズレる。の繰り返しです。

こんなにデリケートな楽器だったとは・・・

私には無理だと思う日もありましたが、何度か練習を重ね
昨日のレッスンでは、やっと教本に進むことが出来ました。



修理の終わった父のC管を吹いてみたら
土の楽器らしい温かい音が響いて
やっぱり【オカリナ】の音、いいな~好きだな~と思いました。

もう少し頑張ってみようと思います。

 
コメント (2)
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