おはようございます。
美術家の篠田桃紅さんが、2021年3月1日に107歳でお亡くなりになったそうです。
墨を使った造形だけでなく、エッセイストとしても素晴らしい才能を発揮され、著書も沢山あります。
絶筆となった『これでおしまい』を読みました。
短い言葉がすべて心に響きました。
生い立ちから始まって、戦争中のこと、渡米したこと、美術家として独り立ちしたことなどが書かれていて篠田桃紅さんのことを少しですが知ることが出来ました。
一人で生きてこられた篠田桃紅さんの言葉は力強くて、私はとても勇気づけられました。
こちらも読みました。
100歳過ぎても、人の心に響く文が書ける篠田桃紅さん、本当に尊敬します。
人生100年の時代になったとはいえ、多くの人が100歳を越えられるわけではありません。
三桁を越えた方の心情や考え方は、後に続く者にとって、生きる指針となります。
卓越した人生観に触れ、足元にも及ばないけれど、私なりに残りの人生をやっていこう!という勇気をいただきました。