おはようございます。
安野光雅さんの絵本に魅せられて、著書も読んでいます。
最近はもっぱら電子書籍をタブレットに取り込んで読むことが多いのですが、安野光雅さんの【絵のある自伝】は電子書籍での発売はなかったので、久々、文庫本を買いました。
安野さんの子供の頃から、戦争中のこと、先生を辞めて上京し、画家になるまで、そして絵本作家として活動されていたときのことなどが綴られており、安野さんのことを知る一冊になっています。
安野さんのさし絵が所々に入っているのも素敵です。
安野さんのユーモア溢れる人柄に和みます。
宗教のことや、妄想と空想の違い、文学や絵画など多岐にわたって安野さんの考えが随所に語られていて勉強になりました。
安野さんが無人島に一冊だけ持っていくとしたら、アンデルセンの【吟遊詩人】だと書いてありました。
で、私もタブレットに取り込んで森鴎外訳のもを今読んでいますが、文語体が難しいです。
安野さんがこの本には『人生について考えされられる主題が数えきれないほどある。』と書かれています。
話はそれましたが、安野光雅さんの【絵のある自伝】良かったです。
私の本箱に入れて置きたい一冊になりました。