セロ弾きのゴーシュ  

    ~思い出はゆりかご~

大河ドラマ終了前に【真田騒動 -恩田木工-】を読む

2016-12-13 07:43:59 | 

おはようございます。

NHKの大河ドラマ【真田丸】も残すところ、あと一回になりましたね。
主人が観るのを楽しみにしていたドラマでしたが、ドラマが始まる二日前に亡くなってしまいました。
主人の代わりに、私が一年間しっかり観させていただきました。

そんな訳で、主人の書棚より、
【真田丸】に関連するもので、池波正太郎さんの【真田騒動 -恩田木工-】を引っ張り出して読みました。

  

この【真田騒動 -恩田木工-】は、関ヶ原の後の真田家の初代藩主、真田信之(信幸)から五代目、六代目の藩主まで、真田家を守るために努力した信幸や家老恩田木工などを主人公にした短編です。
「信濃大名記」「碁盤の首」「錯乱」「真田騒動」「この父その子」
の五編が収められています。

真田信之(信幸)が、上杉鷹山の次に好きな、歴史上の人物と言っていた主人。
大河ドラマでは大泉洋さんが演じることを知って、ちょっと違うな~と首をかしげていた主人でした。
でも、大泉洋さんの真田信之もなかなか良かったですよね。
兄弟が徳川と豊臣の二手に分かれて戦わなければならない道を選ぶときの決断シーン。
良かったです!

大阪・冬の陣で活躍し、夏の陣で華々しく散った真田幸村が注目されがちですが、
真田家のお家を守るために、93歳で亡くなるまで知恵を絞って生き抜いた真田信之という人もすごい人物です。
この本を読んで、そのことがよく分かりました。

初代藩主の真田信之の志が受けつがれ、
のちの家老、恩田木工などの活躍により、苦しい時代を乗り切って真田家は代々お家安泰で残ったわけです。
生き残りるためには、それなりの選択と知恵と決断が必要だと思いました。

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