おはようございます。
ヘルマン・ヘッセは中学生の頃『車輪の下』を読んだきりでした。
中谷美紀さんのドイツ旅行記の中で、ヘッセの【シッダールタ】が彼女の愛読書であると。
読み返すたび、年齢と共に違う感動を与えてくれると書いてあり、私も読んでみようと思いました。
ヘルマン・ヘッセは近寄りがたい、難しい感じがあったのですが、高橋健二さんの訳がいいので、引き込まれるようにスラスラと読めました。
詩のような文体が素晴らしく、力強い表現が胸を打ちます。
ヘッセの魂解放の哲学がドーンと伝わって、最後は感動の涙でした。
中谷美紀さんのように、もう少し経ったら、また読み返してみようと思います。
『車輪の下』も再読しようとタブレットに取り込みました。
しばらく、ヘルマン・ヘッセの世界に浸ろうと思います。